フルサイズ一眼カメラ DC-S5小型・軽量で優れた機動性と操作性
小型・軽量ボディに凝縮された機動性と操作性。
小型・軽量ボディ
小型・軽量ボディの新時代ハイブリッド・スタンダードカメラ
手にした瞬間にカメラと一体となれる優れた機動性を確保し、一切妥協することのない高画質・高性能、操作性をコンパクトなボディに凝縮。また、Sシリーズのデザイン思想を受け継ぎ、撮影の道具として相応しい造形美と、フラッグシップ機同等の操作性を追求しました。静止画撮影から動画撮影まで、この1台でハイレベルな作品づくりに対応できる新時代のハイブリッド・スタンダードカメラです。
ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)
シャッター速度5.0段分※1の手ブレ補正性能を実現し、低照度下での撮影をサポート
カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)が、「高精度ジャイロセンサー」の信号に加えて、「撮像センサー」「加速度センサー」から得られる情報をもとに、手ブレ情報を補正するアルゴリズムを開発し搭載。その結果、シャッター速度5.0段分※1の手ブレ補正性能を実現しています。 これまで撮影が難しかった暗がりなどでの撮影をより一層サポートし、機動力溢れる撮影が可能となり、表現の幅がさらに広がります。
※1 CIPA規格準拠。(Yaw/Pitch方向:焦点距離f=60mm、(交換レンズS-R2060使用時)。
手ブレ補正非搭載のオールドレンズでも強力に手ブレを補正
ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)が、手ブレ補正非搭載のレンズでも有効に働き、ブレを軽減。手ブレ補正非搭載のオールドレンズ※2や当社製単焦点レンズなどでも、そのレンズが持つ描写力を最大限に引き出します。
※2 並進ブレは補正しません。
手ブレ補正機能 「Dual I.S.2」
ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御し、さまざまなシーンでの撮影をサポート
「Dual I.S.2」は、高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御。中望遠~望遠域までシャッター速度6.5段分※1の補正効果を実現しました。
5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)の連動制御により、ブレの少ない高品位な画像・映像を求める撮影者を強力にサポート。さまざまなシーンでの撮影中の手ブレを心配せずにアグレッシブな撮影ができます。
※1 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離f=200mm(交換レンズS-E70200使用時)。
●技術解説
ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)は、焦点距離が伸びるにつれて、補正角が減少していき、手ブレ補正効果が得られにくくなります。「Dual I.S.」では、B.I.S.とO.I.S.を連動させて手ブレを補正することにより、中望遠域はもちろん、望遠域でも十分な手ブレ補正効果を発揮します。
- 補正範囲は一例であり、装着するレンズにより変化します。
動画・6K PHOTO/4K PHOTO撮影時の手ブレ補正機能
手ブレしやすい環境でも撮影をサポート
高精度ジャイロセンサー搭載により進化した「Dual I.S.2」は、静止画だけでなく動画撮影時や6K PHOTO/4K PHOTOの撮影時でも手ブレ補正効果を発揮。上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)だけでなく、回転ブレ(Roll)の手ブレ補正を駆使することで、歩きながら撮影するシーンなど、手ブレしやすいシチュエーションでも強力に補正して快適な撮影をサポートします。
手ブレ補正ブースト
動画撮影時の手ブレをさらに強力に補正する
手持ち撮影による固定したアングルでの動画撮影中の手ブレを強力に抑える「手ブレ補正ブースト」を搭載。手持ちでの動画撮影を強力にサポートし、安定した構図を保つことができます。
- 撮影中に構図を変える場合は、[OFF]に設定後に本機を動かしてください。撮影中に切り換えるには、ファンクションボタンをお使いください。また、望遠レンズ装着時など、焦点距離が大きくなるほど補正効果が弱くなります。
手ブレ状態スコープ
手ブレを視認し、低照度下など手ブレの発生しやすい撮影をサポート
カメラのブレ状態を表すポインタを表示することで、撮影時の手ブレ状態を視認可能。スローシャッター撮影時でも手ブレを抑えたいときに有効です。
〈露光中〉手ブレ状態表示が継続されるためブレを抑えることができます。
高精細 236万ドット OLEDファインダー
撮影に集中できる、高い視認性を実現
高精細な約236万ドットの有機ELパネルを採用しました。ヴィーナスエンジンにより、120fpsの高フレームレートの滑らかな表示※1とタイムラグを感じさせない約0.005秒※2の高速表示を実現。激しいスポーツなど、動きの速い被写体をしっかり捉えるだけでなく、有機ELの高コントラスト性能により、被写体の細部に至るまで階調豊かに写し出します。また、ファインダーの明るさや色合いを細かく調整することで、被写体をより忠実に再現。
※1 次の場合は[60fps]で表示します。(動画撮影時/再生時/クリエイティブ動画モード/6K/4K フォト撮影中/HDMI出力中)
※2 当社測定条件による。
視野率100%、倍率0.74倍※3の大型ファインダー
高精細パネルに対応した先進の光学設計により、画面のすみずみまでヌケのよい視野を実現しました。レンズ中心から眼がブレても、歪みやコントラストの変動を低減しています。視野率は約100%、ファインダー倍率は約0.74倍※3。アイポイントが約20mmと長いため、ファインダーから目を少し離して覗いても画面の四隅までキレイに見え、メガネを使用したままでも覗きやすく、快適に撮影を続けられます。
※3 50mmレンズ使用時。無限遠、視度-1.0m-1のとき、3:2有効サイズ時。
ファインダー撮影時の省電力モード
ファインダーで撮影をしている場合は、「省電力ファインダー撮影モード」を使用することが可能。アイセンサーでファインダーから目を離したことを検出し、1/2/3/5/10秒後に自動でスリープモードになるように設定できます。これにより、撮影可能枚数を約470枚から約1500枚※4に増やせることで撮影効率を格段にアップできるとともに、最高のショットを求め1枚でも多く記録したい時などに活躍します。
※4 CIPA規格を基準にした当社測定条件による。
アイセンサーAF
アイセンサーに目を近づけると、モニター表示からファインダー表示に自動的に切り換わります。さらに、ファインダーを覗いた瞬間に被写体に自動でピントを合わせるアイセンサーAF機能を搭載。シャッターボタンを半押しすることなくAFが作動して、スピーディな撮影を実現します。
大型3.0型 高精細約184万ドット フリーアングルモニター
視認性にも優れ、屋外撮影・長時間撮影を強力サポート
屋外での視認性にも優れ、明るい撮影現場でも確認しやすく、長時間使い続けられるモニターへと進化。
また、モニターの角度を自在に調整できるので、地面すれすれのローアングルや、腕を高く伸ばしたハイアングルでも撮れるので、撮影の幅が大きく広がります。
©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
増感して表示することで被写体を見やすくする「ライブビューブースト」
天体など暗い被写体を撮影する際、モニター上やファインダー上で構図や被写体のピントが確認しづらくなってしまう場合があります。そんな低照度の被写体を記録する際に有効な「ライブビューブースト」を搭載。低照度でも被写体が確認できるようモニターやファインダー上の映像を増感し明るく表示することで、最適な構図やピントの確認をサポート。明るさ弱めで滑らかに表示することを優先するMODE1、明るさ強めで画像が見えることを優先するMODE2の2つのモードから選択できます。
©Todd White ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
天体撮影をはじめとする暗い撮影シーンに適した「ナイトモード」を搭載
モニターやファインダーの表示モードに、長時間の暗所撮影の場面に最適な「ナイトモード」を搭載。天体撮影のような長時間の暗所での撮影時、暗闇に慣れた目に刺激を与えることなく、ライブビュー表示での撮影や記録した画像の確認を行うことができます。ファインダーとモニターを個別に設定することができ、撮影用にファインダーは通常表示、モニターはナイトモードに設定するなど、撮影場所や被写体、自分の好みに合わせて設定できます。
タッチAF & タッチAE
タッチAFなら、構図を決めて、撮りたい被写体にタッチするだけの簡単な操作で、フォーカスの置き方にもこだわった撮影が可能。また、タッチAEを使えば、撮りたい被写体にタッチするだけで、その被写体に合わせて画面の明るさを調整することができます。2つの機能を組み合わせることで、フォーカスも露出も自動で同時に合わせることができ、スピーディな撮影をアシストします。
©Todd White ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
タッチパッドAF
ファインダーを覗きながら、モニターにタッチしてフォーカス位置を調整することが可能。フォーカスを合わせる操作は、2種類から選択できます。モニター上でフォーカスを合わせたい場所に直接タッチをしてフォーカス位置を決める「絶対位置」モードと、モニター上の指の動きでカーソルを移動させてフォーカス位置を決める「相対位置」モードの切り換えが可能です。被写体を確認しながら直感的なフォーカス合わせができるので、より高い精度でフォーカスが合わせられます。
©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
タッチシャッター
ワンタッチでシャッターが切れる「タッチシャッター」機能を搭載。設定をONにしておけば、撮りたい被写体にタッチするだけで素早くフォーカスを合わせて自動で写真が撮れます。
©Adam Pretty ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
ジョイスティック
親指の操作だけで、直感的にフォーカスエリアの選択が可能
4方向操作とプッシュ操作に対応。親指でジョイステックを倒した方向に、フォーカスエリアを決めることが可能になり、AF操作がさらにスピーディに。AF時にシャッターボタンから人差し指を離さずに、親指でフォーカス位置を自由に変えられるので、被写体に集中したまま、よりスピーディな撮影ができます。
よく使う撮影機能などを割り当てることができる、ファンクションボタンを搭載。スムーズな撮影動作をアシストします。Sシリーズの操作性を継承し、ほとんどのボタンをファンクションボタンにしているので、お好みの位置に使用頻度の高い機能を登録しておけば、毎回メニュー画面を開く手間なく目的の機能をすぐに呼び出せます。
前ダイヤル/後ダイヤル
前と後のダイヤル操作で、ファインダーに集中したまま撮影可能
絞りやシャッタースピードなどが調整できるダイヤルを、ボディ上部に2つ搭載。グリップをしっかり握った状態で、ファインダーから目を離すことなく操作でき、繊細で直感的な撮影操作が可能です。
カスタムメニューから、WB/ISO/露出補正ボタンを「押している間」設定変更できる機能
ボタンを「押している間」、ボタンを押すと設定変更ができるようになる「押した後1」、ボタンを押すごとに設定値が切り換わる「押した後2」のいずれかを選択可能。お好みに合わせた操作性を実現できます。
ドライブモードダイヤル/モードダイヤル
瞬時に、シャッター動作や撮影モードの切り換えが可能
左手側に位置するドライブモードダイヤルは、単写、連写1、連写2、インターバル撮影/コマ撮り撮影、セルフタイマーの選択が可能。ダイヤル操作でドライブモードを切り換えることができ、被写体に合わせて瞬時に変更できます。右手側のモードダイヤルにはP/A/S/M、クリエイティブ動画モード、iA、Sシリーズとして新搭載のスロー&クイックと撮影したいスタイルを瞬時に切り換えられる7種の撮影モードを搭載。充実のダイヤル配置によって、自分の撮影したい思いに応えます。
また、撮影モードに加えカスタムモードC1~3を用意。さらにC3は10種類まで登録できます。各カスタムモード設定値の保持/リセット条件や呼出し範囲を指定できるため、より多彩な撮影を同時並行的に行うことが可能です。
ドライブモードダイヤル
モードダイヤル
LUMIX Sシリーズでは、通常メニューの構成や順序を全面的に整理し、メインタブとサブタブに分けたカテゴライズを導入。その結果、目的のメニュー項目に、より素早く、より直感的にアクセスできるようになりました。また、カーソル、ジョイスティック、前後ダイヤル、タッチ、いずれの操作を重視する場合でも、高度なプロユースに対応しています。
よく使う設定を登録できるマイメニュー
自分の好みやスタイルに合わせて、メニュー内の機能をマイメニューに登録できます。 頻繁に使用する機能を登録しておけば、多くのメニュー項目から毎回探す手間が省け、より素早く、確実に設定変更できます。
カメラ設定の複数台コピー
SDメモリーカードを使って、一台のカメラ設定を複数台にコピー可能
複数台のS5を持っている場合は、SDメモリーカードを経由して、カメラの設定を統一させることが可能。たとえば、撮影現場で複数台のS5を使用する場合、1台設定を決めた後に同じ設定を他のS5に反映させることができます。各本体上での操作・設定が必要なくなるので、撮影現場での効率のよいセッティングが行えます。
ホットシュー
別売アクセサリーで広がる、撮影の幅
用途に合わせたフラッシュライト(別売)や専用のXLRマイクロホンアダプター(別売)を装着可能なホットシューを搭載。撮影者の感性や撮影環境に合わせた高度なライティングや、よりノイズの少ない高音質での録音が可能になります。
その他の特長
注意事項
- 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。