DC-BGH1ボックススタイルによるフレキシブルな拡張性

表現欲求を刺激する、多彩なポテンシャル。

ボックススタイルのカメラ
動画撮影に特化した、LUMIX初の新機軸ボックススタイルのカメラ

画像:BGH1 斜め

LUMIXシリーズ初となる、ボックススタイルのカメラです。映像制作に特化したミニマルなボディに豊富な入出力インターフェースを搭載。撮影現場に合わせてフレキシブルにカスタムできるため、三脚やジンバルを活用した一般的な制作スタイルに加え、マルチカメラ撮影やストリーミング配信など幅広い撮影現場に対応可能です。

画像:BGH1 各面

HDMI Type A端子
HDMI Type A端子を標準搭載

画像:HDMI TypeA端子

カメラ内部に、HDMI Type A端子を搭載。type D端子に比べ、汎用性・耐久性ともに優れたType A端子を採用しました。
C4K 60p 4:2:2 10bitなどのデータ量の多い映像の出力が可能なので、外部モニター等での記録用途に適しています。

3G-SDI出力
LUMIX初の3G-SDI出力に対応

画像:3G-SDI出力端子

LUMIX初となる映像/⾳声出⼒端⼦として、従来のHDMIに加えてSDI OUT端子を搭載。HDMI出力と比較して接続部の固定強度が高く長距離配線が可能です。3G-SDI出力では最大FHD 60p 4:2:2 10bitの映像出力が可能です。
また、HDMI端子 / SDI OUT端子の2系統同時出⼒が出来るので、HDMI端子で外部記録を行い、 SDI OUT端子でモニタリングという組み合わせが可能になり、さまざまな撮影現場に対応します。

タイムコード(TC IN/OUT)
外部機器や複数のカメラでタイムコードの同期を実現

画像:タイムコード(TC IN/OUT)端子

外部機器とタイムコード(TC IN/OUT)の同期が可能です。BNCケーブルを使用してタイムコードジェネレーターや他のBGH1やGH5S、業務用ビデオカメラなどと接続。タイムコード(TC IN/OUT) の初期値を同期させることで、ノンリニア編集時、複数のカメラで撮影したクリップをタイムライン上に揃えることができ、各クリップを同期させる手間が省けるので、編集時の効率化が可能です。

タイムコード入力(TC IN)

外部機器から受け取ったタイムコードを、BGH1のタイムコードの初期値として同期させます。BNCケーブルを取り外しても、スレーブ状態を維持し、タイムコードがカウントアップしますので、スタンドアローンで機動的な撮影が可能です。

タイムコード出力(TC OUT)

タイムコードに外部機器を同期させます。タイムコードの出力基準は、複数のカメラを併用する際に便利な[撮影基準]、外部機器接続中にHDMI/SDIの映像に合わせてタイムコード信号を少し遅らせて出力する[HDMI基準/SDI基準]を選択可能です。

※ スレーブ状態を解除する条件等については取扱説明書をご確認ください。

Genlock
複数台のカメラを⾼精度で同期可能

画像:Genlock端子

LUMIX初となるGENLOCK IN端子を搭載。外部から映像の基準となる信号を⼊⼒し、その信号にカメラを同期させるため、特に高速で動く被写体を複数台のカメラで撮影する際などに高精度な同期が可能になりました。 また、タイムコード(TC IN/OUT)と組み合わせることで⾼精度の編集が出来ます。

Genlock同期

説明図:Genlock同期 説明図:Genlock同期

Genlock同期とタイムコード同期の組み合わせ

(1)タイムコードのみ

説明図:Genlock同期とTC同期の組み合わせ TCのみ

(2)Genlockのみ

説明図:Genlock同期とTC同期の組み合わせ GLのみ

(3)タイムコード+Genlock

説明図:Genlock同期とTC同期の組み合わせ タイムコード+Genlock

LAN端子
LUMIX初のLAN端子で複数台(最大12台)カメラ制御に対応

画像:LAN端子

LUMIX Tether※1からのLAN制御

LAN端子を使用してPCからカメラを制御※1することが可能です。HUBをお使いいただくことで1台のPCから複数台(最大12台)のBGH1を制御することも可能です。Multi Camera撮影などの撮影現場で、カメラの設定※1が容易になります。

接続例

説明図:LAN端子接続図 説明図:LAN端子接続図

ファームウェアアップデートでライブストリーミング対応予定

今後のファームウェアアップデートで、PC経由でのIPライブストリーミング(RTP/RTSP)も実現可能予定です。クリエイターの表現や現場での撮影の幅が広がります。

テザーコネクトモード

新たにテザーコネクトモードに対応。PC等の外部機器との接続を維持したままLUMIX Tetherからの接続待ち状態になり、素早くリモート撮影が可能。BGH1がオペレーターから離れた位置に設置されているときや、複数台(最大12台)のBGH1を制御することが必要な時などに有用です。

PoE+対応HUB(別売)※2からの給電に対応

PoE+対応HUB(別売)※2からの給電が可能です。BGH1複数台の給電をLANケーブルに一元化することで、配線をシンプルにすることが可能です。

※1 最新のLUMIX Tetherのインストールが必要です。
※2 複数のPoE+端末を接続できる給電装置によっては、給電できるトータル電力の制限を超えると電源が供給されないものがあります。

電源駆動
さまざまな電源駆動を実現

画像:DC IN 12V端子

ACアダプターからの電源駆動に加え、PoE+対応HUB(別売)※1での制御と給電、大容量バッテリー(別売)駆動も可能。長時間撮影などのさまざまな現場で電源確保の選択ができ、撮影の幅が広がります。

画像:バッテリー 3タイプ

大容量バッテリー(別売)

大容量バッテリーAG-VBR59/89G/118G(別売)をご用意いたしました。それぞれ、約300分(AG-VBR59)※2・約480分(AG-VBR89G)※2・約640分(AG-VBR118G)※2の長時間撮影に対応しています。電源確保が難しい撮影現場で有用です。
バッテリーの充電には別売のチャージャー(AG-BRD50)が必要です。

※1 複数のPoE+端末を接続できる給電装置によっては、給電できるトータル電力の制限を超えると電源が供給されないものがあります。
※2 FHD/60p(MP4)撮影時。

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。