フルサイズ一眼カメラ DC-S1H拡張性/連携機能

撮影を支える、豊富なアクセサリー拡張と快適な遠隔操作と手軽な連携機能。

マウントアダプターの活用
マウントアダプターにより撮影の幅が広がります

S1HはLマウントアライアンスによって、マウントアダプターの互換性を確保しています。S1Hは、ライカカメラ社が提供するPLレンズアダプターやシグマ社が提供するL-EFマウントコンバーターを装着することにより、PLマウントやEFマウントのシネレンズを使用することが可能。映画制作時にシネマカメラと併用しても、同じレンズで撮影できるため映像のトーンを揃えられるほか、機材の運用効率も高まります。

HDMI Type A端子
汎用性・耐久性ともに優れたType A端子を採用

カメラ内部に、汎用性・耐久性ともに優れたHDMI Type A端子を搭載しています。

HDMI typeA端子

ケーブルホルダー同梱

同梱のケーブルホルダーを使えば、誤ってHDMIケーブルやUSBケーブルがカメラから抜けてしまうことへの対策が可能に。撮影場所での思わぬトラブルを、未然に防ぐことができます。

●付属のUSB接続ケーブル(C-CおよびA-C)以外は使用しないでください。
●HDMIケーブルの太さは直径6.5mm以下のものを推奨します。
●HDMIケーブルの形状によっては、取り付けることができない場合があります。

ケーブルホルダー

TC IN/OUT端子拡張
複数台撮影の現場でタイムコード同期が取れる、TC IN / OUT

業務用ハイエンドカムコーダーやシネマ用カメラで標準搭載される、BNC端子によるTC IN/OUT機能拡張に対応。同梱のBNC変換ケーブルをフラッシュシンクロ端子に接続することで、マスターカメラが出力するタイムコードと同期する「TC IN」機能や、S1H自身がマスターカメラとなる「TC OUT」機能を搭載しています。TC IN時には、機器と接続するだけでタイムコード同期を取得することが可能となり、複数台のカメラ撮影現場において、ノンリニア編集での細かな映像タイミングやリップシンクの調整を快適に行うことができます。

TC IN/OUT端子拡張

BNC変換ケーブル(TC IN/OUT専用)を同梱

外部機器とのタイムコード同期のために、BNC変換ケーブル(TC IN/OUT 専用)を新たに同梱しました。フラッシュシンクロ端子にBNC変換ケーブルを接続し、市販のBNCケーブルを使用して、タイムコード入力/出力に対応した外部機器に接続することで、タイムコードの初期値を同期することが可能に。複数台のカメラでの同期撮影が可能になります。

■タイムコード出力

S1Hのタイムコードに外部機器を同期させます。タイムコードの出力基準は、複数のカメラを併用する際に便利な[撮影基準]、HDMI信号上のタイムコードに対応していない外部レコーダー記録時に映像の遅延を解消・同期させる[HDMI基準]を選択可能です。

■タイムコード入力

外部機器から受け取ったタイムコードを、S1Hのタイムコードの初期値として同期させます。BNCケーブルを取り外しても、スレーブ状態を維持し、タイムコードがカウントアップしますので、スタンドアローンで機動的な撮影が可能※1です。
さらに、複数のS1Hや業務用ビデオカメラを用いた場合には、タイムコード同期時に複数台のS1H間で映像の撮像タイミングを合わせるため、映像編集などにおけるカメラスイッチングで映像の切り換わりがスムーズです

※1 スレーブ状態を解除する条件等については取扱説明書をご確認ください。

XLRマイクロホンアダプター DMW-XLR1(別売)
高性能な業務用マイクで、高音質な音声収録が可能

別売のXLRマイクロホンアダプターを使用すれば、高性能なXLRマイクを装着することができ、高品位なステレオ音質で動画の音声を収録することが可能。映像遅延を気にすることなく、リップシンクの合った音声・動画記録ができます。
また、オーディオレベルダイヤルに加え、ゲイン・ローカット・オートレベル制御(ALC)のスイッチも備えているので、使用環境に合わせた設定調整を簡単に実施することが出来ます。さらに、ハイレゾ音声(96kHz/24bit)収録※1による4K動画記録にも対応。LINE/MIC/+48Vの入力切替を備えており、ファンタム電源が必要なマイクロホンの使用も可能です。

※1 MOVのみ対応。

XLRマイクロホンアダプター XLRマイクロホンアダプター

DCカプラー DMW-DCC16(別売) / ACアダプター DMW-AC10(別売)
家庭用100Vからの電源供給で長時間撮影に対応

DCカプラー DMW-DCC16(別売)とACアダプター DMW-AC10(別売)をセットで使用することで、S1HをAC電源で駆動することが可能に。屋内など家庭用100V電源が常時取れる環境での長時間撮影に便利です。

DMW-DCC16
DMW-AC10

●ACアダプター「DMW-AC10」とDCカプラー「DMW-DCC16」は必ずセットでご使用ください。
●ACアダプター(DMW-AC10)では充電できません。バッテリーの充電には、付属のバッテリーチャージャーをご使用ください。

USB-PD対応 バッテリーチャージャー DMW-BTC14(別売)
USB-PD対応で、急速充電/給電が可能

S1Hのバッテリー(DMW-BLJ31)に対応する、専用のバッテリーチャージャーです。高容量のDMW-BLJ31を、空の状態から約130分で急速フル充電可能。充電状況がわかるLEDを搭載しています。

※1 DMW-BTC14(バッテリーチャージャー)、ACアダプター、電源コードおよびUSB接続ケーブル(C-C)が、ボディ本体ご購入時に同梱されていますが、同セットを別売品としてご用意したものです。

DMW-BTC14

カメラ制御PCソフト「LUMIX Tether」に対応
撮影ワークフローに沿って設計されたLUMIX専用カメラ制御ソフト

カメラ制御PCソフト「LUMIX Tether」によるUSBテザー撮影に対応しました。カメラとPCをUSB接続し、PCの大画面でライブビュー確認しながら撮影ができます。シャッターレリーズのほか、絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、フラッシュなどの各設定をPC上で行えるので、スタジオでの人物撮影や商品撮影などのワークフローをアシストします。静止画撮影だけでなく、動画記録や6Kフォト/4Kフォト撮影にも対応。また、撮影された写真はPCに即座に保存されるため、SDカード経由でデータを取り込むのに比べて、作業効率が大幅にアップします。 複数台接続にも対応しているため、スタジオ収録やライブ配信にも便利にお使いいただけます。さらに複数台接続時に、任意のカメラの操作選択、LV選択、LVシングル・マルチの切り替えもすることができ、最大12台まで同時に表示できるマルチビューにも対応しております。

LUMIX Tether

©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

付属ソフト

LUMIX Tether

撮影ワークフローに沿って設計されたLUMIX専用カメラ制御PCソフト

● LUMIX Tether 実際の画面(Windows版)

LUMIX Tether 実際の画面

©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

● LUMIX Tetherの動作環境

対応OS:[Windows]Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 [Mac]OS X v10.10~ v10.11、macOS 10.12〜10.14 インターフェース:USB端子(Super Speed USB(USB3.0))

●接続するデジタルカメラによっては、画面に表示される内容が異なる場合があります。
●キャプチャ画面は、S1(Windows版)のものです。

Bluetooth 4.2 (BLE : Bluetooth Low Energy) 対応
Bluetooth®とWi-Fi®の併用で、省エネで効率的なリモート操作を実現

Bluetooth 4.2(BLE:Bluetooth Low Energy)に対応。簡単にスマホやタブレットとペアリングでき、低電力でカメラ本体と常時接続しておくことが可能になりました。専用アプリ「LUMIX Sync※1(無料)」でリモート操作をする際は、撮影前の待機中はBluetooth®で省エネ接続をさせておき、撮影中は転送速度の速いWi-Fi®接続に自動で切り替え撮影した画像を確認する等の使い方もでき、より省電力で効率もよくスムーズな撮影が可能です。

※1 S1H本体とお使いのスマートフォン・タブレットを接続するためには、「LUMIX Sync」が必要になります。

Bluetooth®接続で、簡単ペアリング

Bluetooth®に対応したことにより、S1H本体とスマホのペアリングが簡単に可能。また、撮影前のBluetooth®接続から、撮影時には転送速度の速いWi-Fi®接続に自動で切り替わるので、よりスムーズに撮影できます。

Bluetooth接続で簡単ペアリング

IEEE 802.11a/b/g/n/ac 5GHz Wi-Fi®搭載
混信耐性に強くなった、Wi-Fi® 5GHz(802.11ac)に対応

2.4GHz帯に加えて、5GHz Wi-Fi®(IEEE802.11ac)にも対応。2つの帯域をサポートすることにより、他の電子機器から電波干渉が多いなどネットワーク環境な不安定な場面でも、より安定した通信接続ができるようになりました。スマートフォンからのリモート操作※1による撮影がさらに快適に行えるとともに、誤動作を防ぐことにも貢献します。

※1 スマートフォンとの接続には、ルータ等のアクセスポイントが必要となります。

専用無料アプリ「LUMIX Sync」
スマホと専用アプリでさらに広がる、写真の楽しみ方

パナソニックのスマートフォン用新アプリ「LUMIX Sync※1(無料)」は、従来のImageAppから機能が選びやすいシンプルな画面へと一新しました。左上には使い方ガイドボタンを設置し、メイン機能をわかりやすく説明。メニューからのカメラ登録も簡単です。S1Hで撮影した写真を、ワイヤレスでスマホやタブレットに転送可能。また、スマホやタブレットから操作して、シャッターを切るなどのリモート撮影もできます。

専用無料アプリLUMIX Sync

●「LUMIX Sync」は、Google Play™またはApp Storeより入手することができます。3GやLTEなどの携帯電話回線を利用してのダウンロードやインターネット接続時には、別途パケット通信料がかかります。S1H本体とお使いのスマートフォン・タブレットを接続するためには、「LUMIX Sync」が必要になります。
※1 S1H本体とお使いのスマートフォン・タブレットを接続するためには、「LUMIX Sync」が必要になります。
●対応OS(2019年10月現在)Android™用:Android5.0以上(Bluetooth機能は、Bluetooth 4.0以上搭載が必要。但し、Bluetooth Low Energy非対応の一部の機種を除く。) iPhone用:iOS11.0以上
●Wi-Fi®は、Wi-Fi Alliance®の登録商標です。
●AndroidおよびGoogle PlayはGoogle Inc.の商標または登録商標です。
●iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
●iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
●App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。

LUMIX Syncの「Bluetooth®リモコン」機能に対応

LUMIX Syncの「Bluetooth®リモコン」機能に対応。シャッターリモコンが手元にないときでも、スマホやタブレットを使って遠隔でシャッターを押すことができます。従来のWi-Fi®接続に比べタイムラグが少ないBluetooth®接続なので、ストレスなく撮影に集中することができます。

Bluetoothリモコン機能

スマホやタブレットにかんたん接続
シーンに応じたスマホとの接続方法で、リモート操作をもっと手軽に

Bluetooth®接続で、簡単ペアリング

Bluetooth®対応で、S1H本体とスマホやタブレットのペアリングが簡単に可能。LUMIX Syncのホーム画面左上にある使い方ガイドの項目から「カメラの登録(ペアリング)」を選び、表示されるガイドに従って操作するだけでカメラが登録できます。撮影前のBluetooth®接続から、撮影時には転送速度の速いWi-Fi®接続に自動で切り替わるので、よりスムーズに撮影できます。

簡単な操作で、Wi-Fi®接続

スマホやタブレットからS1HのSSIDを選ぶだけで、Wi-Fi®接続が完了する設定に。お近くに別のWi-Fi®接続機器がある場合、接続間違いを防ぐために、従来通りパスワードの設定を選択することも可能です。

Wi-Fi接続

●お買い上げ時は「Wi-Fiパスワード」がOFFに設定されています。

スマホやタブレットでカメラをリモート起動・操作
無人撮影・遠隔操作・設定変更などが、スマホから可能

スマホやタブレットからライブビューで撮影ができ、遠隔操作でそのまま撮影を楽しむことが可能。タッチ操作で簡単にシャッターを切れるだけでなく、細かな設定の調節もできるなど、機能も充実しています。また、新機能として、同じ設定を他のS1Hと共通にすることもでき、複数台のカメラを使用する撮影現場などで有効に使用できます。

リモート起動・リモート撮影

スマホやタブレットの画面をワンタッチするだけで、カメラを起動することが可能。また、撮影したい被写体にタッチするだけで簡単にフォーカスを合わせることができ、シャッターを切ることもできます。さらに、LUMIX Syncのライブビュー画面に専用ボタンを設けているので、撮影設定(ホワイトバランス・ISO感度・露出補正・絞り・シャッタースピード)の調整も簡単。設定に応じた被写体の写り具合を画面上のライブビューで確認できるので、そのままスマホからの撮影が楽しめます。

■通常操作画面

通常操作画面

■撮影設定時の画面

撮影設定時の画面

©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

カメラ設定の複数台コピー

複数台のS1Hを持っている場合は、LUMIX Syncを通じて、カメラの設定を統一させることが可能に。たとえば、撮影現場で複数台のS1Hを使用する場合、1台設定を決めた後に同じ設定を他のS1Hに反映させることができます。各本体上での操作・設定が必要なくなるので、撮影現場での効率のよいセッティングが行えます。

カメラ設定の複数台コピー

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。