フルサイズ一眼カメラ DC-S1H静止画撮影
充実した撮影機能が、こだわりの表現を駆り立てる。
14bit RAW
14bit RAW 対応で、より階調性能を⾼めた描写が可能
RAW記録時の⾊深度は、14bitに対応。12bitが4,096階調であるのに対し14bitは16,384階調と4倍の階調を含む、階調豊かなRAWデータを記録することができます。画像修正時に起こりがちなグラデーションの階調⾶び(トーンジャンプ)や⽩トビ・⿊潰れを未然に抑えることができ、豊かなダイナミックレンジを持つ美しい写真撮影が可能になります。
⾼解像ハイレゾモード※1
ディテールの描写を追求できる、約96M画素相当の⾼解像撮影モード
ボディ内⼿ブレ補正(B.I.S.)の機構を活かして、センサーをシフトさせながら8回連続で⾃動撮影を⾏い、カメラ内で⾃動合成処理を⾏うハイレゾモード※1を搭載しました。通常撮影時に⽐べて4倍の画素数にあたる画像サイズで、最⼤約96M相当の⾼解像写真を⽣成。細かなディテールまで美しく描写し、被写体の持つ精細感や臨場感を最⼤限に記録することができます。
※1 SILKYPIX®などのソフトウェアでRAW現像する必要があります。
S1H, S 24-105 F4 / 33mm, 0.6sec, F11, ISO400 ©相原正明
フル画素メカシャッター・約9コマ/秒※1の⾼速連写
⾁眼ではとらえきれない⼀瞬の動きを切り取る
24.2M フルサイズ CMOSセンサーとヴィーナスエンジンの処理能⼒の向上により、連写スピードが⾼速化。メカシャッターによる連写で、約9コマ/秒※1のスピードを実現しました。
※1 連写撮影速度は、使⽤レンズ、絞り、シャッター速度などの諸条件によって、低下することがあります。
S1H, S 70-300 F4.5-5.6 / 267mm, 1/250sec, F5.6, ISO12800 ©森脇章彦
約6コマ/秒※2、⾼速AF追従連写※3
AF追従連写※3約6コマ/秒※2を実現。⼀枚撮るたびにカメラが⾃動で被写体の動きを追従し、ピント合わせを⾏うので、素早く動く被写体の⼀瞬⼀瞬を鮮明に描写します。
※2 連写撮影速度は、使⽤レンズ、絞り、シャッター速度などの諸条件によって、低下することがあります。
※3 AFC設定時
S1H, S 70-300 F4.5-5.6 / 267mm, 1/250sec, F5.6, ISO160 ©森脇章彦
6Kフォト/4Kフォトモード
多彩な便利機能で、6Kフォト/4Kフォトモードを迅速で快適に
これまで撮影に苦労していた絶好のシャッターチャンスを、18M画質や4K画質で連写撮影することで決定的瞬間を撮り残すことなく作品にできる「6Kフォト/4Kフォトモード」。撮影シーンや被写体に合わせて選べる3つの撮影⽅法を備えるとともに、「スライドフォトセレクト」や「マーキング機能」を使えば、撮影した膨⼤な写真点数の中から簡単にベストショットを選ぶことが可能です。また、撮影した連写ファイルから1点1点保存する⼿間が省ける「6Kフォト/4Kフォト⼀括保存」など、充実の機能で6Kフォト/4Kフォトモード撮影をサポートします。
多彩なブラケット機能
1回で複数枚撮影した中から、最適な1枚を選べるブラケット機能
1回の撮影でバリエーションの異なる複数枚を連続撮影しておき、その中から⾃分の好みや求める表現に最適な1枚を選べるブラケット機能。フォーカス位置を変えながら撮影するフォーカスブラケット、絞りを変えて異なるボケ味を⽐較できる絞りブラケット、⾊温度の数値を段階的に変えながら撮る⾊温度ブラケットがあり、その表現効果を⽐べながらより良い1枚を選ぶことができます。
フォーカスブラケットで、マクロ撮影など難しいピント合わせも簡単に
1回の撮影で、フォーカス位置を変えながら連続で撮影し、異なるフォーカス位置で撮影することが可能。フォーカスブラケットを使えば、マクロ撮影時など被写界深度が極端に浅い被写体の撮影時に、シビアなフォーカス調節をすることなく、お気に⼊りのフォーカス位置の写真を後から選ぶことができます。また、フォーカスブラケット撮影した写真は、1つのグループ画像としてまとめて表⽰されるので、管理も簡単です。
■ブラケット順序 [0/-/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、前後にピント位置をずらして撮影します。
■ブラケット順序 [0/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、遠距離側へピント位置をずらして撮影します。
絞りブラケットで、さまざまなボケ味を吟味し最適な1枚を後から選択可能
美しいボケ味も、写真の魅力のひとつ。さまざまなボケ味の表現を1回の撮影で可能にする「絞りブラケット」を使用すれば、後から気に入ったボケ味の写真を選ぶことができます。絞りを変化させつつも、シャッタースピードは同じ露出となるよう調節されるので、画面の明るさはそのままで被写界深度のみを変化させながら撮影でき、被写体やシーンに合わせたボケ味を後から選ぶことが可能です。
色温度ブラケットで、色温度の異なる複数枚の写真撮影が可能
同じ被写体を異なる色調で撮影したい時に、段階的に色温度の数値を変えて複数枚同時に撮影できる「色温度ブラケット」。色温度の幅の調整もできるので、わずかに色調が異なる写真が複数枚撮影でき、撮影後に好みの色調で撮れた1枚を選ぶことができます。特に、室内など光源の判断が難しい場所での撮影に、効果を発揮します。
S1H, S 24-105 F4 / 75mm, 1/80sec, F4.0, ISO200
HLGフォト※1
新しい写真鑑賞スタイル、⾼ダイナミックレンジの⾃然な描写
S1Hでは、「HLGフォト※1」を搭載しました。HDRの代表的な規格であるHLG(ハイブリッドログガンマ)に基づいてダイナミックレンジの広いHLG階調で静⽌画を記録。逆光シーンなどの明るい被写体を含む撮影において、プリントでは表現できない、⼈間の⾒た⽬により近づいた⾃然な輝度階調と⾊彩で記録できます。
※1 HLGフォトでは、HLG階調のファイルをHSP形式で記録します。これをHSP形式やHLGに対応したHDRテレビやモニターにHDMI出⼒することにより、HDRでの静⽌画表⽰が可能になります。
HLGフォト制作における利便性が向上するプラグインソフトの提供
2つの撮影モード:スタンダード/モノクロ
HLGフォト※1を撮影する際のフォトスタイルは、2つのモードが選択可能。HLG⽅式のダイナミックレンジの広い写真を撮影する「スタンダード(HLG)」、モノクロを美しく描写するハイライトとシャドウを強調した「モノクローム(HLG)」から選べます。
※1 画像サイズは[Full-Res.][4K-Res.](S1)から選択できます(実際の画像サイズは画像横縦⽐の設定によって異なります。画像横縦⽐[65:24][2:1]は設定できません)。
●HLGフォトでは、HLG階調のファイルをHSP形式で記録します。これをHSP形式に対応したHDRテレビやモニターにHDMI出⼒することで、撮影時に⾒た光と⾊彩に近いリアルな画像を鑑賞できます。同時記録したRAW画像、およびそれを現像したJPEG画像は疑似HDR画像として、通常撮影時より暗めに記録されます。
●カメラはHLG⽅式での表⽰に対応していません。HLGビューアシストが適⽤できます。
●撮影した写真はHLG⽅式に対応したビエラ等のテレビ機器にHDMI出⼒することで鑑賞できます。また、HSP形式にも対応した機器では、画像を直接再⽣できます。
●カメラのモニター/ファインダーはHLG⽅式での表⽰に対応していません。カスタムメニュー(モニター/表⽰)の[HLGビューアシスト]で、確認⽤に変換した映像を、本機のモニター/ファインダーやHDMI接続機器に表⽰できます。
サイレントモード
美術館や静かな会場で、シャッター⾳を気にせず撮影可能
静かな会場などで、シャッターや操作に伴う⾳や光が気になる時には、サイレントモードを使⽤してフラッシュやAF補助光の発光禁⽌、シャッターや操作⾳の消⾳等の設定を⼀括で⾏うことができます。
フォトスタイル
⾃分好みに設定して、こだわりの写真を撮る
撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。⾊味は、鮮やかに⾊を表現するヴィヴィッドや単⾊で表現できるモノクロームなど、全12種類を⽤意しています。⾊味を設定した後に、好みに合わせてコントラストや彩度などの調整もできます。さらに、モノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームDを選択時、⻩⾊・オレンジ・⾚・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の⾊をモノトーンで強調し、印象深い写真を撮影することができます。
特設ページ「LUMIXの色・フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!
フィルター
22種類のフィルター効果から“好み”の作風で撮影が楽しめる
撮影時に、好みの色調に合わせた表現が楽しめるフィルターを搭載。選べる効果は全22種類。モニターで効果を確認しながら、効果の強さや色合いなどを調整し、自分らしい写真表現が演出できます
可動ヒストグラム
被写体に合わせて、表⽰場所をカスタマイズ
ヒストグラムの表⽰場所を、⾃由に移動可能。カーソルで上下左右に、ジョイスティックを使えば斜め⽅向にも移動できます。被写体と被らない位置に配置することで、被写体と露出を同時に確認できます。
S1H, S 24-105 F4 / 33mm, 1/640sec, F8.0, ISO400
その他の特長
注意事項
●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。