フルサイズ一眼カメラ DC-S1R高画質

創造力を覚醒させる、極め抜いた画質と描写力。

LUMIXの目指す絵作り思想
「生命力・生命美」に沿った妥協なき描写力

有効画素数47.3M フルサイズ CMOSセンサーにより高画素と低ノイズを両立。さらにはヴィーナスエンジンによる絵作りの最適化により、繊細かつ自然なディテールや豊かなグラデーション表現を可能にしました。
広いダイナミックレンジを活かし、靄がかかった雪山の湿度感や稜線の消失感を表現、圧倒的な解像力で、木々の立体感までも描き切ります。また、断崖の岩肌の質感と、限りなく広い大空の持つ奥行き感も再現。そこにある息吹、空気、歴史といった「感性」がとらえたものまでしっかり描き出すこと。それが、LUMIXの目指す絵作り思想「生命力・生命美」です。

©Masaaki Aihara ※この写真はLUMIX S1Rで撮影されたものです。

©COZY OGAWA ※この写真はLUMIX S1Rで撮影されたものです。

©COZY OGAWA ※この写真はLUMIX S1Rで撮影されたものです。

新開発 47.3M フルサイズ CMOSセンサー
自然で高い解像感を実現するフルサイズ CMOSセンサー

被写体の繊細な表現を可能し、最高画素数※1を誇る新開発 47.3M フルサイズ CMOSセンサーをS1Rに採用。画質を評価する多様なファクターの中でも特にダイナミックレンジと細やかな色再現を追求し、圧倒的な解像性能と滑らかなグラデーション表現を実現。解像力・階調性・低ノイズすべてにおいて高い次元で達成し、LUMIX史上最高画質を実現しています。
さらに、読み出し速度の高速化により、連写速度の高速化や6K/4Kフォトの撮影を可能にするとともに、無音電子シャッター撮影にも対応。
これまでマイクロフォーサーズのGシリーズで培ってきた技術をLUMIXフルサイズ Sシリーズとして昇華し、他の追随を許さない描写力・表現力に到達しました。

※1 フルサイズミラーレス一眼として。2019年2月14日現在。2019年3月23日発売。

想像を超える描写力・表現力に到達したLive MOSセンサー

ARコーティング処理されたセンサーが、効果的にフレアを抑制

AR(Anti Reflection)コーティング処理をフルサイズ CMOSセンサーの表面に施すことで、逆光の撮影環境時にセンサー面で起こりやすい不要な反射を抑え、効果的にフレアを抑制。強い光に囲まれた過酷な撮影環境でも、光の表情をありのままに捉えることができます。

ローパスフィルターレス設計により獲得した、高解像性能によるリアルな描写力

光学ローパスフィルターを取り除くことで、Sシリーズ専用に設計されたSレンズが持つ高解像性能やイメージセンサーが有する高画素性能を最大限に引き出すことが可能に。これにより、野生動物の毛並みの質感や、森林風景を織りなす木々の立体感、大自然へと誘うように広がる大空の奥行き感などをリアルに描写します。

©COZY OGAWA ※この写真はLUMIX S1Rで撮影されたものです。

©COZY OGAWA ※この写真はLUMIX S1Rで撮影されたものです。

ローリングシャッター現象の歪みを抑える、高速の処理性能

センサーの読み出し速度の高速化により、被写体の移動速度がカメラの画像スキャン速度よりも速い場合に生じるローリングシャッター現象(縦方向の線が斜めに歪む現象)を抑制します。自動車・列車など、高速で移動中の被写体を電子シャッターや動画で撮影するときでも、読み出しが速いことで被写体の歪みを抑え、自然な描写で記録。さらに、動画撮影時でのローリングシャッター歪み現象を抑えた忠実な描写も可能となります。

ヴィーナスエンジン
センサー性能を最大限に引き出し、高画質を実現する高性能エンジン

ヴィーナスエンジンも、高画素センサーに対応した高い解像性能・色再現性を実現。マルチピクセル輝度生成やインテリジェントディテール処理などにより、高精細で自然な質感描写を実現するとともに、色モアレ抑圧処理性能も向上。新3次元色コントロールによる暗部・明部の色再現性も向上し、よりスムーズで豊かな色調表現を可能にしています。
また、エンジンに搭載された高精度マルチプロセスNRにより、被写体のディテール部と平坦部の分離性能が向上。より的確に信号成分・ノイズ成分を見分け、画像の特徴に応じて効果的にノイズを抑えることで、高感度でも自然で立体感のある描写を実現しました。
LUMIXのフルサイズ機にふさわしい、さらなる高画質と高速処理性能を両立しています。

ヴィーナスエンジン

マルチピクセル輝度生成で、より忠実に輝度を再現

RGB成分から輝度信号を生成・抽出する際の参照領域を大幅に拡大。これにより、偽信号をさらに低減しつつ、周波数特性を最大約2倍にまで飛躍的に向上させています。
高い解像度でもコントラストの再現性を維持でき、より解像感が高い忠実な質感での描写を可能にしています。

マルチピクセル輝度生成

インテリジェントディテール処理が、解像感をさらに高めた描写を実現

被写体の特徴を1画素ごとに分析して、フラット/ディテール/エッジの領域を判別。その結果に基づいて画像処理をコントロールすることで、ディテール領域はより解像感を強調した描写となるとともに、エッジ領域は画像処理による不自然な縁取り(シュート現象)を抑制。被写体に合わせて適切な画像処理を行うことで、再現性の高い真の描写力を手に入れました。

色モアレ抑圧処理性能の向上

細かい模様などの撮影で発生する色モアレを、ヴィーナスエンジンのモアレ抑圧回路の機能により効果的に除去。被写体の細かな部分においても、縞状に出る色モアレを効果的に除去することで、被写体の質感を忠実に描写することができます。

新3次元色コントロール

新たに明度別の制御が可能になった新3次元色コントロールにより、暗部・明部の色再現性や色補正精度がさらに向上。同じ色相を持った被写体の髪や肌の色を適切に分離し制御することで、被写体が持つそれぞれの色を忠実に再現し、色むらを抑えたスムーズな階調表現を実現しています。

高精度マルチプロセスNR

マルチプロセスNRをさらに高精度化し、高いノイズ抑制性能とディテール保存性を両立。ノイズ識別レベルの精度が向上したことにより、ノイズ抑圧時における被写体のディテール保存性も飛躍的に向上しました。
これまでの画一的なノイズ抑制処理により失われていたディテール部分をさらに緻密に引き出すべく、新たな高精度マルチプロセスNRは、ノイズ識別レベルを分解能でノイズと被写体を細かく判別。残したいディテールをしっかりと描写しつつもノイズは十分に抑制することで、ノイズが発生しやすい高感度撮影時でも、ノイズを抑えつつより自然で立体感のある描写を実現しています。

RAW現像
14bit RAW 対応で、より階調性能を高めた描写が可能

RAW記録時の色深度は、14bitに対応。12bitが4,096階調であるのに対し14bitは16,384階調と4倍の階調を含む、階調豊かなRAWデータを記録することができます。画像修正時に起こりがちなグラデーションの階調飛び(トーンジャンプ)や白トビ・黒潰れを未然に抑えることができ、豊かなダイナミックレンジを持つ美しい写真撮影が可能になります。

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。