照明器具の種類と特長!部屋に合った照明の見つけ方

ライター:UP LIFE編集部
2023年10月30日
家事・くらし

日々のくらしに欠かせない照明器具は、長く使うものなので、用途や部屋に合わせてこだわって選びたいものです。まずは照明器具の種類ごとの特長を知っておきましょう。くらしの質がアップする機能を備えた照明器具も紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

照明器具の種類や用途を解説

照明器具には用途に応じた種類があり、またデザインや明るさにもさまざまなものがあります。
ここでは、一般的に使用されている照明器具の種類や、それぞれの主な用途について解説します。

【シーリングライト】メインの照明ならまずはこれ

写真:リビングに設置してあるシーリングライトのイメージ

シーリングライトは天井に取り付けるタイプの照明器具。「シーリング(ceiling)」は天井という意味をもちます。部屋全体を均一に照らし出す、メインの照明として使用されることが多いです。機能やデザインのバリエーションが豊富なので、くらしや好みに合わせて選ぶことができます。

[使用場所の例]:リビング、ダイニング、キッチン、寝室、子ども部屋、書斎、和室など

【ペンダントライト】インテリア性が高く部屋をグッとおしゃれに

写真:ペンダントライトのイメージ

メインの照明としてやダイニングテーブルの上、吹き抜けの空間などに、アクセントとして使用されることが多い吊り下げ型の照明器具。インテリアの一部として補助的に使用されることも。洋風のデザインはもちろん、和室に合うLEDタイプの器具もあります。

[使用場所の例]:リビング、ダイニング、キッチン、寝室、子ども部屋、書斎、和室、吹き抜け、階段など

【ダウンライト】空間をすっきりとスタイリッシュに

写真:ダウンライトのイメージ

ダウンライトは小型の照明器具。天井に埋め込むように設置するため、器具本体が目立たず、空間がすっきりと見えます。照らす範囲には限りがあるので、複数のライトを一定の間隔で配置したり、ほかの照明と組み合わせて補助的に使用します。

[使用場所の例]:リビング、ダイニング、キッチン、寝室、子ども部屋、玄関、廊下、納戸、エクステリアなど

【スポットライト】インテリア雑貨など強調して見せたいポイントに

写真:スポットライトのイメージ

狭い範囲を集中的に照らすスポットライト。置物や絵画などのインテリア雑貨を、印象的に照らすことができます。床やデスクに置くスタンドタイプや天井付けのタイプなど、さまざまな製品があります。

[使用場所の例]:リビング、ダイニング、キッチン、子ども部屋、書斎、玄関、エクステリアなど

【ブラケットライト】壁のアクセント使いとしても効果的

写真:ブラケットライトのイメージ

壁面に取り付ける照明器具。アクセント的に使って、明るさや華やかさを演出します。

[使用場所の例]:リビング、子ども部屋、寝室、書斎、玄関、階段、廊下など

【卓上スタンド】デスクでの視作業に

写真:卓上スタンドの近くで、パソコン作業をしている様子

デスクやテーブルに置いて使う照明器具。視作業や空間の演出にも使用します。

[使用場所の例]:リビング、子ども部屋、寝室、書斎、和室など

【フロアスタンド】部屋の落ち着いた雰囲気作りに

写真:フロアスタンドのイメージ

床に置くタイプの照明器具。雰囲気作りに適しています。床に固定されていないので、移動が可能。床とほぼ変わらない高さのものからスタンドタイプのものまで高さはさまざまです。

[使用場所の例]:リビング、子ども部屋、寝室、書斎、和室など

【間接照明】立体的な空間イメージを作りたい時に

写真:間接照明のイメージ

光源が直接見えないように設置し、床や天井、壁などを照らした反射光で空間を明るくする照明器具。落ち着きのある立体的な空間を演出します。テレビやソファ裏などに、簡単に設置できるタイプもあります。

[使用場所の例]:リビング、寝室、和室、書斎、玄関など

さまざまな照明器具の種類や主な用途について理解できましたか?では、実際にどのような照明器具を選んだらよいのでしょうか。ここからは、メインの照明器具としておすすめの、シーリングライトをご紹介します。

明るさ以外にもメリットがたくさん!機能で選べるLEDシーリングライト

写真:リビングのイメージ

食事をしたり、読書やテレビ鑑賞をしたり、どんな部屋で使うかなど、シーンや部屋ごとに使い方は変わります。ここからは、パルックLEDシーリングライトの中からさまざまなシーンや部屋に適した、ただ明るくするだけではないおすすめの商品や機能をご紹介します。

あかりで住空間をデザインするという発想。パナソニック独自の導光パネル採用【パネルシリーズ】

写真:リビングにて、家族4人で食事をしている様子

独自の導光パネル採用で空間に浮かんでいるような薄くすっきりしたフォルム。壁や天井に広がる光で、お部屋がより明るく感じます。全灯、センター光、パネル光の切り替えで、シーンに合わせた点灯モードを演出。あかりの模様替えが気軽に行えるのもうれしいポイントです。

写真上段:昼光色の明るさ3段階 写真下段:電球色の明るさ3段階

調色も調光もできるあかりです。昼光色から電球色まで好みの色に、明るさは100%~約5%の間で調整可能です。

昼光色 6500K、電球色 2700K
100% 約50% 約5% 明るい 暗い

あかりにプラスの機能で生活をより楽しく豊かに!スピーカー搭載シーリングライト【サウンドシリーズ】

写真:スピーカー搭載シーリングライト【サウンドシリーズ】のある部屋にて、壁に投影された海岸の映像を見ながら、ソファーに座り会話している2人の様子

照明器具本体にスピーカーが搭載されており、あかりでお部屋を照らすだけでなく、同時にサウンドも楽しめる照明です。テレビやスマホなどに接続し、天井から降り注ぐ音を楽しめます。スポーツや音楽番組を臨場感ある音で楽しんだり、落ち着いたあかりとくつろぎの音楽でゆったりした気分になれたり、趣味やシーンごとに演出が可能です。あかりや音のコントロールをスマホで出来るのもポイント。(※専用アプリが必要です)デザインはパネルタイプ(角型)とスタンダード(薄型)タイプ(丸型)が選べます。

部屋に適したあかりを選ぶ快適性。おやすみからお目覚めまで、寝室環境をサポート【スタンダードシリーズ<寝室タイプ>】

写真:スタンダードシリーズ寝室タイプのイメージ

快適な目覚め環境をサポートする「お目覚めモード」を搭載。設定した時刻が近づくと、朝日が昇るように徐々にあかりが明るくなり、起床時刻になるとアラームの音でお知らせします。
まぶしさを抑えて、ほんのり点灯する「夜間モード」も搭載しています。

明るさはそのままで天井すっきり!【コンパクトタイプ(子ども部屋や納戸、一人暮らしの部屋にも)】

写真:コンパクトタイプのイメージ

外径約33cm、高さ約10cmのコンパクトサイズで、天井をすっきり見せてくれます。カバー一体型なのでアダプタを取り付けて、器具を押し上げるだけの簡単2ステップで設置が出来るのも特長です。コンパクトながら、6畳、8畳の広さをしっかり照らします。

快適で便利な機能はまだあります!パルックLEDシーリングライトの機能について、さらにご紹介します。

くらしの質をアップ!毎日に寄り添うLEDシーリングライト

パナソニックのパルックLEDシーリングライトは、「明るさ」はもちろん、あかりにより物の見え方など「あかりの質」を高めたり、生活リズムまで考えたあかりでくらしの質をアップします。

読書や勉強、仕事にもおすすめ!「文字くっきり光」

文字を見やすくするのは「色温度」と「明るさ」のバランス。パナソニックの「文字くっきり光」は「色温度(約6200K)」と「明るさ」で、小さな文字もくっきり見ることできます。読書やお子様の勉強などにおすすめで、(公社)日本PTA全国協議会の推薦商品にも認定されています。

特許※ 文字くっきり光 当社従来品 昼白色5000K 文字くっきり光6200K●写真はイメージです。 ※特許第6064205号 文字くっきり光(6200K+明るさ)

設定時間になると自動であかりのシーンが切り替わる!

設定時間に合わせて照明の明るさや色が自動で切り替わる「おまかせモード」を搭載。自分の生活リズムに合わせてあかりの切替時刻を設定できます。
例えばリビングやダイニングで在宅ワークをしている方は、仕事中は白く明るい「全灯」に。夕方以降は「普段のあかり」、夜になると「暖かい色」に切り替えるなど、意識しなくても照明器具が自動で切り替えてくれます。

朝 昼 夜 生活リズムに合わせて、自動で切替わる

LEDシーリングライトの基本として、畳数や取り付けられるかは必ずチェックしましょう

写真:リビングのイメージ

照明を選ぶ際には「適用畳数」を確認します。適用畳数とは、一般社団法人 日本照明工業会によって定められた、LED照明器具の明るさの基準。製品には「~〇畳」「〇畳用」など、その照明に適した部屋の広さが表示されています。

パナソニックのLEDシーリングライトは、畳数基準内で最大光量の明るさ※1を実現し、お部屋の隅々まであかりが行き届きます。

  • 天井の配線器具について

取り付けは、天井にシーリングライト用の配線器具がついていれば自分で簡単にできます。

【天井からの出しろ22mmの場合】

写真左上:丸型フル引掛シーリング 右上:フル引掛ローゼット 左下:角型引掛シーリング 右下:丸型引掛シーリング

写真左上:丸型フル引掛シーリング 右上:フル引掛ローゼット
左下:角型引掛シーリング 右下:丸型引掛シーリング

【天井からの出しろ11mmの場合】

引掛埋込ローゼット

引掛埋込ローゼット

カチットF取付方法 引掛シーリングに付属のアダプタをはめ込み、器具本体を取り付けます。 引掛シーリングに付属のアダプタをカチッと音がするまではめ込む。 本体を押し上げて確実に取り付ける。

カチットF取付方式の場合

「カチットF取付方式」のシーリングライトなら、カバーはもちろん器具本体の取り付けもワンタッチででき、ランプの交換やお掃除も簡単にできます。

まとめ

写真:リビングでくつろぐ家族のイメージ

ただ明るく照らすだけでなくインテリアとしての役割はもちろん、くらしの質を変えてくれる照明器具。日々の生活の用途にぴったりなあかりを選ぶと、くらしが一層豊かになります。照明器具はおよそ8~10年が適正交換時期です。LEDに変えると省エネにもつながるので、照明器具や蛍光灯の買い替えなど、照明選びに迷っている方は検討してみてはいかがでしょうか。長く使うものなので選ぶ際には、先のことも見据えて品質や、家族や自分の生活にあっているか、文字の見えやすさや色の鮮やかさかはどうかなど、しっかり検討したうえでこだわりを持って選びたいですね。

  1. サウンドシリーズのスタンダード(薄型)タイプ/スタンダードシリーズの薄型タイプ(大光量モデル)/スタンダードシリーズの寝室タイプ(リネン柄モデル)/スタンダードシリーズの和風タイプは除く。初期光束の場合。明るさは使用により徐々に低下します。一般社団法人 日本照明工業会ガイドA121:2014住宅用カタログにおける適用畳数基準より。

2023年10月30日 家事・くらし

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