#03 リノベをするなら、あかりも考えよう。選ぶなら「照らし分け」できるシーリングライト


住まいに手を入れて、そこに暮らす人らしさを吹き込むリノベーション(以下リノベ)。ROOMIEの人気連載「みんなの部屋」でも、たくさんの出演者がそれぞれのリノベを紹介してくれています。
今回、そんなリノベ体験についてお話をうかがったのは、佐々木龍平さんと晴香さんご夫妻。
お子さんが生まれて暮らしが変わり、あらためて「照明」の大切さを実感しているとのこと。リノベするとなったら優先順位を上げて考えたいことのひとつが「あかり」という、その理由を聞きました。
[Supported by ROOMIE]
*弊社からROOMIEに依頼をし、取材でいただいたコメントを編集して掲載しています。
部屋の雰囲気も壁の色も、光の加減でまったく違って見える


佐々木夫妻がこの住まいに引っ越したのは、2021年9月のこと。築31年のマンションの一室を購入し、約2か月半をかけてリノベを実施。4部屋分の壁を取り払い、念願だった広いリビングのある住まいにつくりかえました。
龍平さんはリノベ経験者。晴香さんにアドバイスしたのは、「業者さんとの齟齬はどうしても生じるものだから、言いたいことはすべて伝え、現場には足繁く通ったほうがいい」ということ。
「アドバイスのとおり、職人さんにはすべての要望を伝え、現場でよく話をしましたね」と晴香さん。実際、ダイニングの壁の色はモルタルを薄く2度塗りするつもりでいたところ、現場で職人さんと会話しながら「1度塗りがちょうどいいね」と決めたのだそう。
他にも、扉に塗る色は3色を試してもらってどれがいいかを一緒に悩んでもらったり。壁の色は光の加減でまったく違って見えるので、これからリノベをする方は、この空間ではどの時間帯に何をしたいかを具体的にイメージしておくといいかもしれません(晴香さん)
たとえば、「朝は明るいリビングで過ごしたいから、窓から入る自然光を受けられるように壁の一面は白にしておこう」とか、「この部屋の向きからすると、早いうちから暗くなりそうだから照明を多めにつけられる仕様にしておこう」とか。


そんな佐々木夫妻ですが、子どもが生まれたことで照明に対する考えが変わったのだそうです。
これまで使っていた照明器具は電球色で、少し暗めでした。暖かいオレンジ色のあかりが持つ、おしゃれでリラックスした雰囲気は大好きなのですが、子どもがおもちゃの色を間違えることがあって……(晴香さん)
たしかに、夫婦ふたり暮らしのときにリノベを計画する場合、家族構成が変わることはイメージできても、子どもがおもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、成長して勉強をするようになるときの照明のことまで考えるかというと、そうではないかもしれません。
あかりひとつで、文字や画面、おもちゃの色さえ見えやすくなる


そこで、佐々木家で試してもらったのが、パナソニック「パルック LEDシーリングライト パネルシリーズ 丸型タイプ」(以下「パネルシリーズ(丸型タイプ)」)。1台で調光・調色だけでなく「照らし分け」もできるシーリングライトです。
手に持ったときは、正直「やっぱりシーリングライトだと、リビングでは大きくて悪目立ちするのかなぁ」と思ったんです。でも天井につけたらスッとなじんで……。天井がすごく高く見えるのがいい。消しているときでもスッキリしてきれいなデザインですよね(龍平さん)


そして、あっという間にリモコン操作を覚えてしまった長男の青葉くん。
この照明をつけてみたときの息子の第一声は「あかるい〜」でした。やっぱりうちは暗かったのかもしれませんね(笑)。感覚的に好きなあかりがわかるみたいで、リモコンで操作しては、その下で遊んでいます。
「これは赤」「これは黄色」と、白い光の下では、おもちゃや絵本の色も正しく判断できているようです(晴香さん)
このパネルシリーズ(丸型タイプ)の特長は、シーンに応じた照らし分けができ、それによって気分まで変えられること。
「全灯(文字くっきり光)」「パソコンくっきり光」「暖かい色」「センター光」「パネル光」「ゆらぎモード」などが用意されており、そのすべてをリモコンのボタン操作で簡単に切り替えることができます。


たとえば青葉くんに絵本を読み聞かせるときは、紙と文字とのコントラストをつけて読みやすくする「全灯(文字くっきり光)(特許※1)」がぴったり。
また、リモートワークが中心の龍平さんと晴香さんがPC作業をするときには、やや赤みを帯びた白い光で画面の青白さを抑えて見えやすくする「パソコンくっきり光(特許※2)」というように、シチュエーションで使い分けできます。
- 特許 第6064205号 文字くっきり光(6200K+明るさ)
- 特許 第6735514号 パソコンくっきり光(5000K Duv-4)


「パソコンくっきり光」は、PCだけでなくスマホやタブレットも見やすくします。「息子はスマホで動画をよく見るのですが、画面が見やすくなれば顔を近づけすぎなくなるのでいいですね」と晴香さん。
同じ空間なのに「照らし分け」が違った雰囲気をつくってくれる
次は、パネルシリーズ(丸型タイプ)の暖色系のあかり「パネル光」「センター光」「ゆらぎモード」で照らし分けをしてみましょう。


まずは「パネル光」。パネルシリーズ(丸型タイプ)の外側のあかりが灯るので、間接光のように天井や壁をほんのりと照らし、映画鑑賞やテレビ視聴を楽しめます。


龍平さんが「子どもが寝たあと、よくふたりでお酒を飲むので、そのときなんかに使っています」と言うのは、パネルシリーズ(丸型タイプ)の中央部を照らす「センター光」。
下向きのあかりが周囲を少し暗くしつつ、テーブルなどを中心に光だまりのように照らして、ムードある空間と気分をつくります。


「ゆらぎモード」は、人の心を落ち着かせるといわれる「1/fゆらぎ」をあかりで再現しています。
お風呂上がりに寝室のあかりを落としておくなど、眠る前のあかりには以前から気を使っていたという晴香さん。「子どものために、リビングにいるときから眠りに備えておけるのはすごくありがたいですね」と話します。
部屋の雰囲気を変えたいなら、照明を見直すのが一番の近道かも


「今回、この照明を教えてもらわなかったら、シーリングライトという選択肢はなかったかもしれない」と龍平さん。
これからリノベを考えている人に、照明の点でアドバイスを求めたところ、「日照環境は実際に住んでみないとわからないところもあるけれど」としながらも、次のようにアドバイス。
部屋に入ったとき、面積の大きい壁やカーテンはすごく目に入りやすいんですよね。だから照明器具がどのように部屋を照らすのか、壁紙やカーテンなどの色味とどう調和するか、できるだけイメージしておくといいと思います。
また、照明器具を取り付ける配線は、ライフスタイルや家族構成が変わっても対応できるように、多めに用意しておくといいかもしれません。もしくはこのシーリングライトのように、照らし分けができる照明を選ぶか(笑)ですね!(龍平さん)
晴香さんは龍平さんの言葉に同調しながら、「部屋の模様替えをしたいと思ったとき、壁の塗り替えやソファなどの家具の買い替えは大変だけど、照明1つで照らし分けできるなら手軽。部屋の雰囲気や気分を変えたいと思ったら、照明を替えてみるといいんだなと思いました」と話してくれました。
ROOMIEライターが「照らし分け」を体験。お気に入りのあかりは?
佐々木夫妻に続き、今回は「照らし分け」を試してみたいというROOMIEライターが、パネルシリーズ(丸型タイプ)のある暮らしを体験してみました。
「1台で、あかりのバリエーションがこんなに楽しめるとは!」(ライターK)
ふだんは暖色系の間接照明を組み合わせて使っているというライターK。家族や友人に「ちょっと暗くない?」と指摘されたことがあり、もう少し光量が欲しいと思っていたのだそうです。


「その点で、パネルシリーズ(丸型タイプ)の照らし分けはすごくいい」とライターK。照らし分けの「暖かい色」で、シーンや気分に応じて調光しながら使ってみたそうです。
パッと均一に部屋を明るくしながらも、暖かい色味でリラックス感は損なわれないのはうれしいですね。食器や食事をおいしそうに見せてくれるなあと感じました。(ライターK)


写真左「センター光」、写真右「ゆらぎモード」で照らし分け。同じ空間でも、まったく異なる雰囲気を醸し出すことができる
また、同じ空間でもあかりひとつで雰囲気がガラリと変わることを実感したのだとか。お気に入りは真下をムーディに照らして晩酌タイムにぴったりの「センター光」。
「ゆらぎモード」はキャンドルのようにゆらめくあかりを見ているうちに、なんだかリラックスできる……という実感があったと話します。
人が集まったときに、食事をしたり、映画を観たり、ゲームをしたり、用途に応じて照らし分けられるのも楽しいですね(ライターK)
「気分を切り替えて、暮らしにメリハリがつけられそう!」(ライターH)
「シンプルで主張しないが、よくあるシーリングライトとは違ってスタイリッシュさがある」とパネルシリーズ(丸型タイプ)の第一印象を語るのはライターH。
つけてみて、明るさにびっくりしました。部屋全体を包み込むようなやわらかいあかりで、いつもよりくつろげる空間になった気がします(ライターH)


写真左「暖かい色」で照らした空間は明るく、家族の団らんにぴったり。写真右「センター光」はテーブルをスポット的に照らし、落ち着いた雰囲気をつくる
家族みんなで食卓を囲むときは、パネル部分とセンター部分の両方を照らす「暖かい色」で照らし、子どもが寝たあとに夫婦ふたりでお茶を飲むときにはテーブルをスポット的に照らす「センター光」でと、雰囲気を変えて楽しみます。


また、ライターHが気に入ったのは白い光の「全灯」。裁縫のような細かい作業をするときでも手元が見やすく、スムーズになったそう。
日中、明るい時間帯でもつけていたくなるあかりですね。年齢を重ねて小さな文字が見にくくなった両親にもすすめたいと思いました(ライターH)
リモートワークと家事・育児で、これまでは暮らしにメリハリをつけることが難しかったというライターI。パネルシリーズ(丸型タイプ)を使うことで気分を切り替えることができ、仕事や家事のモチベーションにつながりそうと話します。
それぞれの暮らしで、それぞれの照らし分けを
佐々木夫妻、そしてふたりのライターと、住まいもライフスタイルも違う家庭でも、パネルシリーズ(丸型タイプ)を使えば暮らしや気分、時間の使い方がいとも簡単に変えられるということ。
パネルシリーズ(丸型タイプ)には部屋の大きさにあわせた4タイプが用意されていますので、リビングはもちろん、ダイニングや寝室などにもおすすめ。設置する場所の広さに合わせて最適なサイズが選べます。その部屋ごとの「照らし分け」をぜひ楽しんでみてください。
パネルシリーズ 丸型タイプ
センター光とパネル光、2つの光で気分を変える。
- 写真はイメージです。ご使用の環境により、色味や雰囲気は異なります。