毛布を洗濯機で上手に洗うには

画像:毛布イメージ 画像:毛布イメージ

肌に直接触れる毛布は、意外と汚れています。
来シーズンも気持ちよく使えるよう、きちんと汚れを落として収納を。

浴槽で足踏み洗いをして、毛布の水気を絞って、えいやっと干して…。洗濯乾燥機を使わずに毛布を洗って乾かすのは、なかなかの大仕事です。

イラスト:毛布の干し方イメージ

外干しの場合は、風がよく通るように2本の物干し竿を使ってM字型に干します。

ほかにもこんな困ったことが…

  • 干し場所をとる

毛布を干すと、他の洗濯物を干すスペースがなくなります。浴室で乾かすと、その間、浴室を使えなくなります。

  • 乾きにくい

厚みのある毛布は、冬場は乾きにくいから、途中で表と裏をひっくり返して、二日ほど干しておく必要があることも。

  • 外干しで花粉や黄砂がつく

毛布をしまう春先は、花粉や黄砂シーズンと重なりがち。お天気やPM2.5も気になります。

洗濯機の「毛布」コースを使いましょう

パナソニックの容量8 kg以上の洗濯機なら、ダブルサイズのマイヤー毛布(4.2 kgまで)が洗えます。自分で洗うと、お気に入りの香りの洗剤や柔軟剤が使えるのも嬉しいですね。

※お使いの機種によって、操作方法が異なる場合がございます。実際にお使いになられる前に取扱説明書にてご確認ください。

毛布を洗濯機で洗うときの4つのステップ

<STEP1> 取り扱い絵表示をチェックする

毛布に縫い付けられているラベル内の「取り扱い絵表示」と「素材表示」で、自分で洗える毛布かどうか、確認してください。

いずれかの表示があれば、洗濯は可能です。

<STEP2> 素材と重さを確認する

毛布は、「洗濯も乾燥もできるもの」「洗濯のみできるもの」「洗濯も乾燥もできないもの」に大別できます。
また、洗濯乾燥機の品番によっても、洗濯・乾燥できる量が異なります。

<STEP3> 汚れを確認する

シミがある場合は前処理を。汚れがひどい部分は外側にして洗いましょう。

<STEP4> 毛布をたたんで、そのまま洗濯機に入れる

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機・縦型洗濯乾燥機と、インバータータイプの全自動洗濯機は、毛布用ネット不要です。ネットがない分、洗剤液が浸透しやすく、キレイに洗えます。

毛布のたたみ方は機種により異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

ドラム式の「毛布」コース(洗濯~乾燥)の使い方

洗濯・乾燥できる容量について

レギュラードラム(LXシリーズ)の場合

対応機種:NA-LX129C・LX127C・LX125C・LX113C

●毛布

サイズ素材洗濯のみ洗濯~乾燥(容量3 kgまで)
シングルサイズ化繊100%1枚(3 kg以下)1枚(3 kg以下)
「タンブラー乾燥禁止」の表示があるものも乾燥できます。
2枚(4 kg以下)
●1枚あたり2 kg以下

洗濯キャップ(別売)が必要
×
綿100%1枚(3 kg以下)×
綿毛布は乾燥できません(縮むおそれ)
2~4枚(6 kg以下)
●1枚あたり1.5 kg以下

洗濯キャップ(別売)が必要
×
ダブルサイズ化繊100%、綿100%1枚(6 kg以下)
洗濯キャップ(別売)が必要
×

●ふとん

サイズ素材洗濯のみ洗濯~乾燥
シングルサイズ化繊100%肌掛けふとん、掛けふとん1枚(詰め物1 kg以下)
洗濯キャップ(別売)が必要
× 乾燥できません
ダブルサイズ× 洗濯できません× 乾燥できません

Cuble(キューブル)の場合

対応機種:NA-VG2800
毛布やふとんは、必ず1枚で洗ってください。

●毛布

サイズ素材洗濯のみ洗濯~乾燥
シングルサイズ化繊100%肌掛けふとん、掛けふとん1枚(詰め物1 kg以下)
洗濯キャップ(別売)が必要
× 乾燥できません
ダブルサイズ× 洗濯できません× 乾燥できません

●ふとん

サイズ素材洗濯のみ洗濯~乾燥
シングルサイズ化繊100%1枚(3 kg以下)1枚(3 kg以下)
「タンブラー乾燥禁止」の表示があるものも乾燥できます。
綿100%1枚(3 kg以下)×
綿毛布は乾燥できません(縮むおそれ)
ダブルサイズ化繊100%、綿100%1枚(3 kgを超え、4.2 kg以下)
洗濯キャップ(別売)が必要
×

対応機種:NA-VG780

毛布は、必ず1枚で洗ってください。ふとんは洗濯も乾燥もできません。

●毛布

サイズ素材洗濯のみ洗濯~乾燥
シングルサイズ化繊100%1枚(3 kg以下)1枚(3 kg以下)
「タンブラー乾燥禁止」の表示があるものも乾燥できます。
綿100%1枚(3 kg以下)×
綿毛布は乾燥できません(縮むおそれ)

※洗濯・乾燥できないものなど詳細については、各種取扱説明書もご確認ください。

ドラム式で3 kgを超える毛布を洗うときは、「洗濯キャップ」が必要です。
キャップを取り付けずに洗うと、本体や毛布などが損傷する場合があります。

ドラム式で3 kgを超える毛布を洗うときは、「洗濯キャップ」が必要です

ドラム式洗濯乾燥機用「洗濯キャップ」

洗濯キャップの写真

AXW3215-9SG0

毛布のたたみ方

1. 2つに折り、次に両側を折ります。

毛布の折りたたみ方のイラスト

2. 折り目を上にしてドラム内に入れます。2つ折りにして、はみ出さないように押し込みます。

折り目を上に奥まで入れ、手前に出ている部分を2つ折りにし、はみ出さないように押し込む。2枚以上入れるときは上に重ねる。 折り目を上に奥まで入れ、手前に出ている部分を2つ折りにし、はみ出さないように押し込む。2枚以上入れるときは上に重ねる。
  • 毛布のたたみ方は、機種により異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
  • 3 kg以上の毛布や、ふとんを洗濯する場合は、洗濯キャップ(別売)を取り付けてください。
    ・洗濯キャップを取り付けずに洗うと、毛布・ふとんが損傷し、本体が故障するおそれがあります。
    ・乾燥時には使用しないでください(熱による変形のおそれ)

「毛布」コースを選んで運転開始

ドアを閉めて電源「入」ボタンを押し、運転内容(「洗濯」または「洗濯~乾燥」、「乾燥」)を選びます。
次にコースで「毛布」を選びます。洗剤などの使用量の目安にあわせて洗剤を入れ、スタートボタンを押します。

仕上がりをチェックする

  • ブザーまたはメロディ音が鳴ったら終了。
  •  乾燥の場合は、ドアを開けて、毛布・ふとんの乾き具合を確認します。
  •  もう少し乾かしたいときは再度運転します。

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