エアコンの清潔・お掃除 かんたんガイドお部屋の空気もエアコン内部も、ムリせずきれいに
普段見えない内部は、ホコリやカビで意外と汚れやすい
吸い込んだホコリや油煙がカビの養分に
お部屋の空気中には、洗濯物や布製品の細かい繊維、人間・ペットの毛やフケ、調理中の油煙など、目には見えなくても様々なホコリや汚れがただよっています。エアコンは、吸気口から室内の空気を取り込む際、こうしたホコリを一緒に吸い込んでしまいます。
比較的大きめのホコリはフィルターでキャッチすることができますが、微細なものはフィルターの網目を通り抜けて熱交換器に付着し、付着したホコリや油分は、カビの栄養源となってしまうこともあります。
内部の汚れは、お部屋の空気や
省エネ性にまで影響が
ムダに電気代を増やしてしまう
エアコンのフィルターにホコリが溜まると、空気の流れが悪くなり、室温を設定温度に近づけるために必要な風量を確保できなくなります。その結果、エアコンは必要以上のパワーで運転をしてしまい、本来必要のなかった電力消費が発生。もちろん電気代にも影響します。
特に暖房時は、外気温と設定温度の差が大きいため、フィルター目詰まりの影響も大きく、1年間掃除をしないと年間で約25%も電気代がムダにかかると言われています。
暖房時の消費電力量の割合(約1年後)
フィルターお掃除ありの場合、約25%カット※1
※1:平均室温一定で運転した場合の購入時に対する消費電力量の割合を、フィルターお掃除ロボットありと、フィルターお掃除ロボットなし(フィルターにホコリ約2gが付着した状態)の約1年後で比較。(当社調べ)【試験条件】CS-X406D2の場合。当社環境試験室(約14畳)、外気温2℃、設定温度23℃、風量・風向自動、暖房運転安定時。消費電力量の、フィルターお掃除あり(455Wh)と、フィルターお掃除なし(607Wh)との比較。使用頻度や使用環境により効果は異なります。
本体の寿命を縮める原因になる可能性も
エアコンは必要以上のパワーで運転をしてしまうと、当然ファンモーターやコンプレッサーにも、その分負荷がかかります。本来かかるはずのなかった負荷がかかった状態で運転をし続けると、本体の寿命を縮めてしまうおそれもあります。
自分でできる季節ごとのお手入れポイント
暑くなる前(4〜5月)に「試運転」と「フィルター掃除」を
しばらく使っていなかったエアコンは、運転してから急な故障や不具合に気づくケースがあります。冷房が必要になる前に試運転をしておきましょう。例年、エアコンの購入・設置・修理は6月以降に混みあうため、4~5月での早めの試運転を推奨しています。
・風がきちんと出ているか
・変なニオイがしないか
・異音がしていないか
などを確認しておくと安心です。
試運転とあわせて行いたいのが、フィルターのお掃除。ここでフィルターをきれいにしておけば、夏の間のエアコンの負担を減らせます。
フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸いましょう。掃除機はブラシ付きのノズルがあるタイプだと、取り除きやすいです。
カビが生えている場合は、胞子をまき散らさないようにそっと浴室などに運び、丁寧に洗い落としてください。
冷房シーズンが終わった秋は、「カビ・ニオイ」対策の掃除を
夏のあいだフル稼働したエアコンには、湿気と汚れがたくさん残っている状態です。そのまま暖房シーズンまで放置すると、秋カビが増えやすくなります。
冷房シーズンが一段落した秋のタイミングでしっかり掃除をしておくと、エアコン内部をリセットでき、来シーズンも安心して使いはじめられます。
花粉シーズンは、エアコン+空気清浄機の併用で上手な換気を
花粉が気になる季節は、「換気をしたいけれど、窓を開けると花粉が入ってきそうで不安…」と、ついガマンしてしまいがちです。一方で、空気を入れ替えることも大切なので、花粉対策と換気をどう両立させるかがポイントになります。
エアコンと空気清浄機を上手に組み合わせることで、室内に入り込んでしまった花粉を効率よく集じんしやすくなります。エアコンの気流で部屋の空気を循環させつつ、その流れの中に空気清浄機を置くことで、舞い上がった花粉をキャッチしやすくなるためです。
エアコンまかせの清潔機能を
活用しよう
こまめに掃除をしたほうがいいのは分かっているけれど、忙しくてなかなか手が回らない…そんな方のために、最近のエアコンには、きれいを保ちやすくするための清潔機能が搭載されています。
パナソニック 室内機の
清潔テクノロジー
フィルターお掃除ロボット
フィルターを自動で掃除。ブラシの掃除や、かき取ったホコリの排出まで自動で行います。
ホコリレスコーティング
はじめから汚れがつきにくく、ついても落ちやすくする独自技術★の熱交換器コーティングです。
ナノイーX内部クリーン
汚れを洗い流し、加熱乾燥して、内部にナノイーXを充満させる3ステップのクリーン機能。カビ菌の除菌※1*1も可能です。
★国内壁掛け形エアコンにおいて。熱交換器のフィン切断面に対し、親水性および、はつ油性の特性を有する、シリカ材によるナノメートルレベルの凹凸表面処理を施したコーティング技術。2025年11月1日現在。(当社調べ)
●フィルターお掃除ロボットの自動排出機能は一部のシリーズのみです。
*1:生えてしまったカビを除去する機能ではありません。内部クリーン運転の動作内容を「送風自動」に変更した時は、カビの成長を抑制※2する効果となります。
※1:【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】室温25℃、湿度70%の試験室(約6畳)にて、エアコン内部にカビ菌を滴下した試験片を設置、1日3時間の冷房運転後に「内部クリーン」運転を動作させ、試験前と4日後のカビ菌の数を比較【試験結果】試験片のカビ菌(1種類)が、「内部クリーン」運転なし(自然減衰後)から99%除去されたことを確認(北生発2021_1202号)。
※2:【試験機関】(一社)カビ予報研究室 【試験方法】室温25℃、湿度70%の試験室(約10畳)にて、エアコン内部にカビセンサーを設置、1日2時間の冷房運転後に内部クリーン運転ありとなしの条件において、4日後のカビの菌糸長を比較 【抑制方法】エアコン内部の加熱と乾燥 【対象】エアコン内部に付着したカビ(2種類)【試験結果】カビの菌糸の成長抑制効果あり(180609)。
季節ごとに気をつけたいポイントを押さえ、できるお手入れを取り入れることで、気持ちよくエアコンを活用できます。エアコンの機能も活用しながら、無理なく清潔な状態をキープしましょう。