フルサイズ一眼カメラ/レンズキット DC-S1RM2プロフェッショナル動画性能 LUMIX初の8K動画記録

S1RIIで撮影した動画から切り出した静止画です。
  • 当社デジタルカメラにおいて。2025年3月下旬発売。

8K 30p搭載。
プロの映像制作ワークフローに応える豊富な動画記録モード

画像:動画記録モード 画像:動画記録モード

8.1K / 8K 30p 4:2:0 10bit

LUMIXとして初めて、8.1K(17:9)・8K(16:9)動画記録を実現しました。
4K動画の4倍にあたる圧倒的な解像度で、髪の毛一本一本や肌の質感、広大な風景の細部まできめ細かく記録するとともに、広いダイナミックレンジのLog撮影にも対応しており、臨場感あふれる映像を実現します。
また、8Kで撮影した素材を4Kに切り出して利用するなど、ポストプロダクションの自由度を高めます。

8.1K 24p※3 / 7.2K 30p※3 センサー全域記録

センサー全域で記録する6.4Kを実現しました。さらにファームウェアアップデートによって8.1K 24p※3と7.2K 30p※3記録も可能です。
ポストプロダクションにおいて画質を劣化させずにクロップができるため、さまざまなSNSプラットフォームやクライアントの依頼に対応できます。

4K 60p 4:2:2 10bit ALL-Intra / 4K 120p 4:2:0 10bit

編集耐性の高い記録モードが充実。4K 60p 4:2:2 10bit ALL-Intraは、膨大な情報量とオーバーサンプリングによる解像感を両立し、高品質な動画記録を実現します。4K 120p 4:2:0 10bitハイフレームレート動画は、ノンリニア編集のソフトウェアでフレームレートを変換することで、音声付きのスローモーション動画に仕上げることができます。

MP4(Lite)※4
SNSなどへのシェアに最適な動画ファイル形式

ファームウェアVer.1.4では「MP4(Lite)」形式に対応しました。低ビットレートでファイルサイズが小さく、転送をスピーディに行えるため、快適なワークフローを実現します。センサー全域で記録する3.8K 30p(3:2)動画を、写真感覚でお好みのアスペクト比にトリミングして、SNSのショート動画などを手軽に作成・共有することができます。

プロキシファイル記録

低ビットレートのプロキシファイル記録も可能です※5。オリジナルの撮影動画と紐づいたプロキシファイルを同時に記録することで、データ転送や編集などのポストプロダクションの作業効率が大幅に向上します。

  1. センサー記録使用画素数は3720×1960となります。
  2. センサー記録使用画素数は3488×1960となります。
  3. ファームウェアVer.1.2以上へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
  4. ファームウェアVer.1.4へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
  5. MP4、Cinema4Kを超える動画画質、4:3または3:2の動画画質、ハイフレームレートの設定では、プロキシ動画記録できません。
    • 録画時間は撮影フォーマットや動作条件によって異なります。内部温度が高くなりすぎると、録画は自動的に停止します。
    • 動画画質や動画撮影範囲の設定によっては、以下のクロップ倍率で撮影されます。
      動画撮影範囲がFULLのとき、5.9K(60p/50p/48p) : 約1.11倍、5.8K(60p/50p/48p) : 約1.04倍、C4K(120p/100p) : 約1.1倍、C4K(60p/50p/48p) : 約1.04倍、4K(120p/100p) : 約1.17倍、4K(60p/50p/48p) : 約1.11倍、FHD(120p/100p) : 約1.17倍、FHD(60p/50p/48p) : 約1.11倍。
      動画撮影範囲がPIXEL/PIXELのとき、C4K(120p/100p) : 約1.1倍、4K(120p/100p) : 約1.1倍。

    動画記録時間の目安について

    最新の記録時間の目安についてはサポートサイトをご参照ください。

    新フォトスタイル
    「シネライクA2」

    新フォトスタイル「シネライクA2」を搭載。
    シネライクA2は、広いダイナミックレンジと豊かな階調表現を特長としており、様々なシーンで活用できます。
    さらに、LUMIX S1RIIでは、動画にも「粒状」「色ノイズ」という効果を加えることが可能になり、動画においても撮って出しという選択肢が広がります。

    S1RII, S PRO 24-70 F2.8 / 24mm, 1/200sec, F8, ISO160 ©Masaaki Aihara
    撮影協力:クイーンズランド州政府観光局
    • フォトスタイルによって、調整できる設定が異なります。

    柔軟な
    カラーグレーディングが
    可能

    14ストップ V-Log/V-Gamut

    超高解像度の8K動画記録性能と、14ストップの広ダイナミックレンジV-Log/V-Gamutを両立。暗部からハイライトまで忠実に記録し、階調豊かなHDR動画制作を実現します。LUMIX Sシリーズ・Gシリーズ全体で統一されたガンマ特性とルックを採用しており、効率的なポストプロダクションが可能です。

    画像:V-Log 特性図
    画像:V-Gamut
    • ダイナミックレンジ拡張(Log)ON時:14ストップ、ダイナミックレンジ拡張(Log)OFF時:13ストップ。
    • ダイナミックレンジ拡張(Log)使用中は、ISO感度の下限が400(拡張ISO感度設定時:200)になります。
    • ダイナミックレンジ拡張(Log)使用中は、動画画質が制限され、ローリングシャッターゆがみが増加します。
    • ダイナミックレンジ拡張(Log)使用中は、消費電力が上がり、バッテリーの消費が早くなります。また、カメラの温度上昇が早くなります。
    • ダイナミックレンジ拡張(Log)設定時は、以下の機能は使用できません。
      – 記録フレームレートが30.00pを超える動画画質
      – 解像度が6.4Kで記録フレームレートが25.00pを超える動画画質
      – ライブクロップ

    デュアルネイティブISOテクノロジー

    パナソニックの独自技術「デュアルネイティブISOテクノロジー」を搭載。
    ⼀般的なイメージセンサーは、単⼀の感度・ゲイン回路構成を有していることから、⾼感度になるほどノイズも同時に増幅されてしまうという課題がありました。1画素ごとに専⽤回路を2系統備えたデュアルネイティブISOテクノロジーは、「低ISO感度回路」と「低ノイズ・⾼ISO感度回路」の2系統を自動的に切り換えることで、⾼感度時もノイズを抑えた、より⾃然で美しい絵作りを可能にします。
    ファームウェアVer.1.3では、デュアルネイティブISO AUTO設定時に、画面上でベースISO感度が確認できるようになりました。低感度領域と高感度領域が、カラーバーで表示されます

    デュアルネイティブISOテクノロジー

    RAW動画内部記録による
    機動性の向上

    ProRes RAW HQ / ProRes RAWを、カメラ本体内部のCFexpress Type Bカードに直接記録できます。外部デバイスやケーブルを使わず、最小限のセットアップで撮影できるため、ワンマンオペレーションや少人数での撮影現場において高い機動力を発揮します。また、ジンバル撮影や狭い場所などで小回りが利くため、撮影のバリエーションが広がります。

    画像:RAW動画内部記録による機動性の向上
    • Apple、ProResは、米国Apple Inc.の米国、および各国における商標、または登録商標です。

    8K動画の外部出力に対応

    8.1K / 7.2K 動画RAWデータ出力にも
    対応

    8K動画データをHDMIケーブル経由で外部レコーダーに記録することも可能です。さらにファームウェアアップデートで、センサー全域記録の8.1K 24p(3:2)と7.2K 30p(3:2)の動画RAWデータ出力にも対応しました。ATOMOS社製レコーダーによるApple ProRes RAW記録、およびBlackmagic Design社製レコーダーによるBlackmagic RAW記録は、映像制作のワークフローを効率化し、高品質な映像制作をサポートします。

    【対応レコーダー】

    • ATOMOS社製:NINJA V、NINJA V+、NINJA、NINJA ULTRA、SHOGUN CONNECT、SHOGUN、SHOGUN ULTRA
    • Blackmagic Design社製:Blackmagic Video Assist 12G HDR
    画像:8K動画の外部出力に対応
    画像:HDMI動画RAWデータ出力表 画像:HDMI動画RAWデータ出力表
    •  [動画画質]を8.1K(3:2)/24p、8.1K(17:9)/30p(25p/24p)、7.2K/30(25p)、5.7K/60p(50p)、4.8K/60p(50p)に設定して、Blackmagic Design製レコーダーで記録する場合は、レコーダーのコーデック品質を以下のとおりに設定することをお勧めします。
      - SSDに記録するとき: 固定ビットレート5:1以下
      - SDカードに記録するとき: 固定ビットレート8:1以下
    • Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 5”12G HDR、Blackmagic Video Assist 7”12G HDR。詳細は、Blackmagic Designにお問い合わせください。
    • Blackmagic RAWデータの再生には、DaVinci Resolve, DaVinci Resolve Studioが必要です。また、Blackmagic RAWデータの編集には、DaVinci Resolve Studioが必要です。
    • 対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
    • “ATOMOS”、“ATOMOS NINJA”、“SHOGUN” および“ATOMOS SHOGUN”は、AtomosLimitedの登録商標です。
    • 「Blackmagic Design」は、 Blackmagic Design Pty. Ltd.の登録商標です。
    • 外部レコーダーで記録した動画RAWデータの編集には、対応したソフトウェアが必要です。編集時にV-Log/V-Gamutと色合いを合わせるには、下記サポートサイトからLUT(ルックアップテーブル)をダウンロードし、ソフトウェアに読み込んでください。「Blackmagic Video Assist 12G HDR」で記録した動画RAWデータの編集には、このLUTデータを使用する必要はありません。
      詳細はこちら。

    充実の
    映像制作サポート機能・拡張性

    画像:充実の撮影アシスト機能

    新たにフォルスカラーを搭載
    充実の撮影アシスト機能

    LUMIXでは、波形モニター(WFM)、ベクトルスコープ、スポット輝度メーター、ヒストグラムなどの露出設定ツールが充実しています。さらにS1RIIでは、輝度レベルを色に置き換えて表示できる「フォルスカラー」を採用しており、より安心して撮影に臨むことができます。

    S1RII, S PRO 24-70 F2.8 / 29mm, 1/500sec, F6.3, ISO400 ©Masaaki Aihara
    撮影協力:タスマニア州政府観光局

    さまざまな納品アスペクトを想定
    フレーム表示

    シネマでは2.39:1や2.35:1、ソーシャルメディアでは1:1や4:5といったように、さまざまなアスペクト比が存在します。S1RIIでは、ポストプロダクションでのクロップを想定したマスク機能を搭載しており、正確にフレーミングしながら撮影することができます。合計10パターンを用意しており、カスタム設定も可能です。
    ファームウェアアップデートにより、選択できるフレーム横縦比は10パターンから17パターンに拡大され、さらに、最大3つのフレームを同時に表示できる機能が追加されました。

    画像:タリーランプ

    撮影中・待機中がわかる
    タリーランプ

    カメラボディのフロントとリアに搭載されたタリーランプにより、被写体側と撮影者側の両方から、録画状態を確認することができます。フロントとリアそれぞれの明るさやON/OFFは個別に設定可能です。

    画像:新アプリ「LUMIX Flow」

    映像制作をアプリで一括管理
    新アプリ「LUMIX Flow」

    絵コンテ作成から効率的な撮影、撮影データの自動整理まで、シナリオ系映像制作のワークフロー全体をサポートするアプリです。カメラとスマートフォンをUSBもしくはWi-Fiでアプリに接続することで、スマートフォンを外部モニターとしても使用できるので、モニターチェックやフレーミングの確認がより便利になります。

    画像:32bit フロート録音

    音量の変動が大きい録音環境でも安心
    32bit フロート録音

    別売のXLRマイクロホンアダプター(DMW-XLR2)を使用することで、32bitフロート形式の音声収録が可能になります。広いダイナミックレンジを持つ32bitフロート形式は、大きな音から小さな音までを高い分解能でカバーできるため、音量の変動が大きい録音環境でも、細かなゲイン調整を頻繁に行うことなく、高品質な音源を確保できます。さらに、動画と音声が一つのファイルに記録されるため、編集作業もスムーズに行えます。

    リニア録音(16bit / 24bit)

    リニア録音(16bit / 32bit)

    フロート録音(32bit)

    フロート録音(32bit)

    シネマ領域での自由度が向上
    ARRI LogC3に対応

    ファームウェアアップデートで、ARRI社のシネマカメラとのカラーマッチングが可能なARRI LogC3に対応しました。本機能の実装にあたり、LUMIXのARRI LogC3カーブの映像処理はARRI社の認証を取得しました。
    豊かな色情報と広いダイナミックレンジを得られるLog撮影の選択肢が、従来のV-Logに加えLogC3まで広がることにより、LUMIXのワークフロー対応力がさらに向上します。

    • ファームウェアVer.1.2以上へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
    • 別売のアップグレードソフトウェアキー(DMW-SFU3A)が必要です。詳細はこちら
    • LogC3とは、ARRI社が開発したLogエンコード技術。ARRI社製のシネマカメラに搭載。
    • LUMIX S1IIにおいて、ARRI LogC3はクリエイティブ動画モードの10bitの動画画質で使用可能。

    Bluetooth®経由のタイムコード同期に対応

    ファームウェアアップデートで、Bluetooth®経由のタイムコード同期に対応しました。
    Bluetooth®接続に対応したタイムコードジェネレーターを経由して、複数のカメラのタイムコード初期値を同期させることで、ノンリニア編集時に動画をタイムライン上で揃えることができるので、編集効率が向上します。

    HLGビューアシスト

    「HLGビューアシスト」を使用することで、カメラのモニターやファインダー、さらにHLGに対応していない外付けモニターでも、被写体に合わせて階調・露出を確認することが可能です。S1RIIでは、色味のチューニング精度が向上し、より正確に仕上がりをイメージしながら撮影を進めることができます。

    特長一覧

    ご購入・詳細な仕様は
    こちらから

    注意事項

    • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
    • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。