フルサイズ一眼カメラ DC-S5M2/S5M2X小型ボディに凝縮された高い信頼性と拡張性
優れた信頼性と拡張性が、現場に安心感をもたらす。
新手ブレ補正
手持ち撮影をサポートする進化した手ブレ補正テクノロジー
新開発 アクティブ I.S.
従来の優れた手ブレ補正システムに加え、動画撮影時での手持ち撮影を強力にサポートする「アクティブ I.S.」を新搭載。カメラのブレ補正の状態を適切に判断し、ブレ補正ユニットの能力を最大限発揮させることで、従来よりも大きな手ブレ※1を補正することが可能となりました。従来ではブレ補正しきれなかったダイナミックな撮影を、より強力にサポートします。
※1 従来機種DC-S5比 焦点距離20mmにおいて、最大で約200%の大きなブレまで補正可能(交換レンズS-R2060使用時)。
5軸5.0段※2ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)
カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)が、「高精度ジャイロセンサー」の信号に加えて、「撮像センサー」「加速度センサー」から得られる情報をもとに、手ブレ情報を補正するアルゴリズムを開発し搭載。その結果、シャッター速度5.0段分※1の手ブレ補正性能を実現しています。 これまで撮影が難しかった暗がりなどでの撮影をより一層サポートし、機動力溢れる撮影が可能となり、表現の幅がさらに広がります。
※2 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離f=60mm、(交換レンズS-R2060使用時)。
5軸6.5段※3 Dual I.S. 2
「Dual I.S. 2」は、高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御。中望遠~望遠域までシャッター速度6.5段分※2の補正効果を実現しました。 5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)の連動制御により、ブレの少ない高品位な画像・映像を求める撮影者を強力にサポート。さまざまなシーンでの撮影中の手ブレを心配せずにアグレッシブな撮影ができます。
※3 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離f=200mm(交換レンズS-E70200使用時)。
進化したE.I.S.
ジンバル撮影のように歩き撮りができる進化した電子手ブレ補正
電子手ブレ補正(E.I.S)が進化し「動画周辺歪み補正」を搭載することで、広角レンズ使用における周辺歪みを低減します。動画撮影に有効な「アクティブI.S.」と組み合わせることで、歩き撮りなどに発生する大きなブレと周辺歪みを抑えた撮影が可能です。補正モードも「標準」に加え「強」を追加、より大きなブレにも対応します。
- 標準:焦点距離が約1.10倍
- 強:焦点距離が約1.43倍
■動画周辺歪み補正 1コマずつリアルタイムに画像周辺の歪み※2を補正します。
※1 フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。
※2 主に広角レンズで撮影した映像において、カメラのブレ(とブレ補正)に伴う画面周辺の不自然な歪みを低減する技術。フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。
新たな放熱構造
動画記録・時間制限なし※1
高精度な放熱シミュレーションにより、S5同様に小型化を維持したままカメラボディ内に新たな放熱構造を採用。カメラのペンタ部へ放熱ファンとヒートシンクを搭載することで長時間の撮影や配信で発生する熱を効率的に処理します。 6K 24p 4:2:0 10bit記録や4K 4:2:2 10bit記録、Cinema4K 4:2:2 10bit記録などにおいて無制限記録が可能です。
※1 6K 24pまでの動画記録時。記録時間はバッテリーとメモリーカードの容量に依存します。
防塵・防滴※1設計
フィールド撮影環境にも耐えうる、防塵・防滴※1設計
ボディの接合部やボタンなどの操作部には、シーリング材を採用。シーリング材を組込みにくい箇所でも部材間の隙間を極力小さくするとともに、接合部には撥水剤を塗布するなど、防塵・防滴※1に配慮した設計を行っています。
※1 当社製防塵・防滴対応レンズ装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
●防塵・防滴性能を十分に発揮させるには以下のことにご注意ください。
- ホットシューカバーは本機に取り付けてください。
- 本機の扉部、接点カバーなどはしっかり閉じてください。
マグネシウム合金フレーム
軽量かつ耐久性のある、マグネシウム合金フレーム
軽量かつ耐久性のある、マグネシウム合金フレームを採用。コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラに堅牢性が加わることで、撮影のフィールドがさらに広がります。
HDMI Type A端子
汎用性・耐久性ともに優れたType A端子を採用
カメラ本体に、HDMI Type A端子を搭載。Type Dに比べ、汎用性・耐久性ともに優れたType A端子を採用しました。
長時間撮影をサポート
大容量バッテリー+USB給電/充電(USB Power Delivery対応)
USB給電・充電に対応。付属のUSB接続ケーブルを使って、本機をACアダプター(付属)やパソコンにつなぐと、バッテリーの消費を抑えて電源コンセントやパソコンから電力を供給(給電)しながら、撮影/再生が可能です。カメラ本体が、電力の供給量が大きいUSB Power Delivery規格に準拠しており、バッテリーの消費を抑制しながら撮影を続けることが可能なので、バッテリー残量が気になる屋外での長時間撮影を強力にサポートします。また、電源をオフにすればそのままバッテリーが充電されるので、付属のバッテリーチャージャーを携帯していないときでもバッテリーをカメラ内部で充電できます。
- 本機にバッテリーを入れてください。
- USB給電中、撮影中など使用状況によって、バッテリーを消耗する場合があります。バッテリー残量がなくなると電源が切れます。
ダブルSDカードスロット
用途に合わせた記録ができる、2基のSDカードスロットを搭載
2基のSDカードスロットを搭載したことで、2枚のSDカードを使用したさまざまな記録方式に対応。順次(リレー)記録・バックアップ記録・振り分け記録の中から、撮影現場や撮影状況に合わせ最適な方式を選択することで、データ管理を強力にサポートします。
順次(リレー)記録
1つ目のスロットのSDカード容量がいっぱいになった際、自動的に2つ目のスロットのSDカードに記録をスイッチする記録方式。長時間の撮影で、SDカード1枚の容量を超えても入れ替える手間が省けるため、より撮影に集中できます。
バックアップ記録
1つ目のSDカードに記録しながら、2つ目のSDカードにもバックアップ用として同じ画像・映像を記録しておく記録方式。この方式を使えば、誤ってデータを消去してしまった時や突然のメディアクラッシュ時などの際でも、バックアップデータがあるので安心です。
振り分け記録
撮影するデータの記録を、2枚のSDカードに振り分けることができる記録方式。撮影用途に合わせてSDカードごとに整理したり、データ残量を記録を見越して振り分けたりなど、さまざまなシチュエーションで活躍します。
スマートデバイスにつないでかんたんに高画質なライブ配信
ライブ配信を可能にするさまざまな機能 (S5ⅡXのみ)
安定した接続が可能な有線配信
スマートデバイスとのUSBテザリング(RTMP/RTMPS)
スマートデバイスとUSBケーブルで有線接続してライブ配信できる、USBテザリングに対応します。従来の「無線IPストリーミング機能」よりも、電波干渉の多い環境での使用時にも安定的な通信速度を確保できるため、高画質な4K 30p映像の配信にも対応します。
有線IPストリーミング機能 (RTP/RTSP)
パソコンと有線LANケーブルで接続※することで最大4K 60pの「有線IPストリーミング機能」が可能になります。有線LANケーブルを用いて安定性の高い通信ができる屋内環境で、無線通信を介さずに4K 60pの高画質な映像と音声を配信することができます。
※ DC-S5M2XのUSB Type C端子をLAN端子に変換する市販のアダプターが必要です。
- YouTube™およびYouTubeロゴは、Google LLCの商標または登録商標です。
- Facebookは、Facebook,Inc.の登録商標です。
どこでも手軽に始められる、場所を選ばず接続可能な無線配信
屋外からのライブ配信対応
無線IPストリーミング機能で、場所を選ばずいつでもどこでも高品位なライブ配信が可能です。さらにS5ⅡXと接続するスマートデバイスに「LUMIX Sync※1」をインストールすることで、今まで煩雑だったライブ配信の手順も簡単になり手軽にライブ配信が楽しめます。また、「LUMIX Network Setting Software」を使用して配信サービスのストリームキーや各配信設定をPCからSDメモリーカードに書き出すことが可能。事前にSDメモリーカードからS5ⅡXへ配信設定を読み込ませることで、スマートデバイスを使わずにスムーズに無線ライブ配信できます。
無線IPストリーミング機能(RTMP/RTMPS)に対応
主要なライブ配信サービスへダイレクトに接続することが可能です。専用アプリ「LUMIX Sync※1」を使って、ライブ配信サービスのストリームURLやストリームキーを入力可能で、配信画質や公開範囲なども細かく設定でき、かんたんに無線ライブ配信を開始することができます。
※1 本体とお使いのスマートデバイスを接続するためには、「LUMIX Sync」が必要になります。
※2 RTMP/RTMPS規格に対応する配信サイトへの配信が可能です。すべての配信サイトへの対応を保証しているわけではありません。 配信サービス側の変更によりライブストリーミング機能が使用できなくなる場合があります。詳しくは配信サービスの規約をご確認ください。
- YouTube™およびYouTubeロゴは、Google LLCの商標または登録商標です。
- Facebookは、Facebook,Inc.の登録商標です。
LUTを適用したライブ配信が可能
カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映できる「リアルタイムLUT」を選ぶと、有線・無線ストリーミングでLUTを適用した配信が可能です。
その他の特長
注意事項
- 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。