フルサイズ一眼カメラ DC-S9優れた基本性能

雪化粧をした山並み 雪化粧をした山並み

S9,  S 20-60 F3.5-5.6    /    60mm, 1/160sec, F8, ISO100

フルサイズだからこそ実現できる描写力

約24.2MフルサイズCMOSセンサー

約24.2M フルサイズ CMOSセンサー

有効画素数約2,420万画素のフルサイズ CMOSセンサーは、像面位相差センサーによる高精度なAFを実現しながら、高い解像感と精緻な描写性、広いダイナミックレンジを実現します。
さらに、読み出し速度の高速化により、連写速度の高速化を可能にするとともに、電子シャッターや動画撮影時でのローリングシャッター現象(高速移動中の被写体の撮影時に生じる歪み)を抑えることができる、高感度と解像性のバランスを高次元で達成したセンサーです。

ヴィーナスエンジン

ヴィーナスエンジン

ライカとパナソニックが共同開発したL2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)搭載のエンジン。高画素センサーから出力される画像情報を高速処理しながら、高精細かつ自然な質感描写を実現します。さらに、高い解像感と立体描写を実現する新インテリジェントディテール処理やノイズリダクションにより静止画・動画撮影において、高画質・高感度・色再現に優れた処理性能を発揮し、6K 30p 10bit記録などの高解像な動画も高速に処理します。AF性能においても、演算処理の高速化とAFアルゴリズムの改善により、被写体の検出性能が大幅に向上し、被写体の動きと特性を判別することで高精度なAFを実現します。

像面位相差AFを採用し、高精度なAF性能を実現する
進化したリアルタイム認識AF

撮影シーンに応じて最適なAFモードの組み合わせが可能なリアルタイム認識AF。像面位相差AF(779点測距)とコントラストAF(315点測距)、進化した認識AFにより幅広いフォーカス領域をカバーしながら、写真・動画撮影の両方で柔軟なピント合わせが可能になります。

779点 像面位相差AF

像面位相差AFは、像面位相差センサーにより、被写体までの距離を高速・高精度に算出し、779点の測距でダイナミックに動く被写体をとらえるだけでなく、自動認識AFとの組み合わせで、逆光や低照度撮影での被写体が判別しにくいシーンや、複数の人が交差するシーン、より小さな被写体においても、優れたAF追従性能を発揮します。

像面位相差AFによる
フォーカス精度向上がわかる6つのシーン

●被写体が向かってくるシーン

●イルミネーションなどの点光源を含むシーン

●夕暮れなどの逆光シーン

●暗がりなどの低照度シーン

●商品レビューをするシーン

●複数の被写体が存在するシーン

コントラストAF+DFDテクノロジー(空間認識AF)

空間認識AFとは、パナソニック独自の「DFDテクノロジー(空間認識技術)」によって、ピント位置の異なる複数のライブ画像から空間を認識して、被写体までの距離情報を瞬時に算出、一気に合焦領域までピント合わせを行うAF制御です。
撮影した画像そのものから、DFDテクノロジーにより被写体までの距離を、コントラストAFにより被写体のエッジ強度を同時に算出する為、従来のコントラストAFに比べて、高速性と高精度の両立を可能にしています。

進化した認識AF

ディープラーニング技術を用いた認識AIの開発により、従来からの「人物認識」「動物認識」において、より小さな被写体を高速かつ正確に認識できるようになりました。また従来の認識対象に加え「車認識」「バイク認識」「動物瞳認識」を搭載。距離情報を組み合わせることで、静止画・動画撮影で高精度なフォーカス性能を実現します。

人物認識

ディープラーニング技術の進化と認識処理の高速化により、人物の「瞳・顔・体」をそれぞれ認識し、ポートレートや複数人の人物撮影をサポートします。また、近くの人物の「瞳・顔」を高速に認識し、被写体が動いている場合も確実にとらえ続けます。

S9,  S 20-60 F3.5-5.6    /    56mm,  1/160sec,  F6.3,  ISO3200

S9,  S 28-200 F4-7.1    /    85mm,  1/100sec,  F5.7,  ISO1250

さらに遠くの小さい人物は人体認識によりカバーし、しっかりとフォーカスを合わせます。

S9,  S 28-200 F4-7.1    /    50mm,  1/1000sec,  F8.0,  ISO400

S9,  S 20-60 F3.5-5.6    /    50mm,  1/1600sec,  F5.3,  ISO8000

さらに遠くの小さい人物は「体」を認識して、フォーカスし続けます。
従来に比べ被写体の上半身・胴体のみを認識し、複数人を同時に認識する精度も向上しました。

S9,  S 20-60 F3.5-5.6    /    51mm,  1/250sec,  F10,  ISO3200

動物認識

「動物認識」は、鳥、イヌ科(オオカミなどを含む)、ネコ科(ライオンなどを含む)に対応します。

S9,  S 70-200 F4    /    166mm,  1/2000sec,  F8,  ISO2500

S9,  S 70-300 F4.5-5.6    /    264mm,  1/200sec,  F5.6,  ISO400

動物瞳認識

従来の「動物+人物認識」から「動物認識」を独立しながら、さらに動物の瞳を認識し、フォーカス追従する「動物瞳認識」を搭載。被写体の部位を「体」または「瞳・体」から選択できるので、さらに動物の認識精度が向上しています。

S9,  S 70-200 F4    /    175mm,  1/2000sec,  F8,  ISO6400

S9,  S 24-105 F4    /    105mm,  1/50sec,  F5.6,  ISO400

車認識・バイク認識

モータースポーツの撮影に適した「車認識」「バイク認識」を搭載。被写体を高い精度で認識し続けるので、フレーミングの自由度が上がり、モータースポーツの高度な撮影をアシストします。

S9,  S 70-300 F4.5-5.6    /    300mm,  1/5000sec,  F7.1,  ISO1600

S9,  S 70-300 F4.5-5.6    /    300mm,  1/2500sec,  F8,  ISO2500

飛行機認識・列車認識(ファームウェアVer.1.1)

新たに航空機や鉄道の撮影を強力にアシストする「飛行機認識」「列車認識」を搭載。被写体を高い精度で認識し続け、自由度の高いフレーミングで撮影することが可能です。また飛行機認識では「機体」と「機首優先」、列車認識では「先頭車両」と「主要部優先」の部位選択も可能です。

S9,  S 20-60 F3.5-5.6    /    20mm,  1/800sec,  F6.3,  ISO1250

S9,  S 28-200 F4-7.1    /    61mm,  1/500sec,  F8,  ISO640

  • 設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。
  • 動物以外の被写体に対して動物認識する場合があります。

多彩なフォーカス機能で、
さまざまな撮影環境をバックアップ

天候や撮影環境の変化、さまざまな被写体の撮影において、多彩なフォーカス機能が活躍。撮影シーンや被写体に合わせて最適なAF機能を選べるので、撮影に集中でき、こだわりの作品を残せます。自動認識AFは、さまざまなAFモードを組み合わせることで、自由度が高まり、撮影シーンに応じた最適な組み合わせの選択が可能です。

フォーカス機能

■AFモード

追尾/フルエリア/ゾーン(横・縦)/ゾーン/1点+補助/1点/ピンポイント

■フォーカス設定

  • ピンポイントAF
  • AFカスタム設定
  • フォーカスリミッター

手持ち撮影をサポートする
進化した手ブレ補正テクノロジー

5軸5.0段※1ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)

カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)が、「高精度ジャイロセンサー」の信号に加えて、「撮像センサー」「加速度センサー」から得られる情報をもとに、手ブレ情報を補正するアルゴリズムを開発し搭載。その結果、シャッター速度5.0段分※1の手ブレ補正性能を実現しています。 これまで撮影が難しかった暗がりなどでの撮影をより一層サポートし、機動力溢れる撮影が可能となり、表現の幅がさらに広がります。

5軸6.5段※2 Dual I.S. 2

「Dual I.S. 2」は、高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御。中望遠~望遠域までシャッター速度6.5段分※2の補正効果を実現しました。
5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)の連動制御により、ブレの少ない高品位な画像・映像を求める撮影者を強力にサポート。さまざまなシーンでの撮影中の手ブレを心配せずにアグレッシブな撮影ができます。

※1 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離f=60mm、(交換レンズS-R2060使用時)。
※2 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離f=200mm(交換レンズS-E70200使用時)。

アクティブ I.S.

アクティブ I.S.

動画撮影時の手待ち撮影を強力にサポートする「アクティブ I.S.」を搭載。カメラのブレ補正の状態を適切に判断し、ブレ補正ユニットの能力を最大限発揮させることで、大きな手ブレ※1を補正することが可能です。従来ではブレ補正しきれなかったダイナミックな撮影を、より強力にサポートします。

※1 DC-S5比 焦点距離20mmにおいて、最大で約200%の大きなブレまで補正可能(交換レンズS-R2060使用時)。

進化したE.I.S.

動画周辺歪み補正が搭載されているため、広角レンズ使用時における周辺歪みを低減します。動画撮影に有効な「アクティブ I.S.」と組み合わせることで、ジンバル撮影のような、大きなブレに対する歩き撮りのブレと周辺歪みを抑えた撮影が可能です※1。補正モードも「標準」に加え「強」を追加し、より大きなブレにも対応します。

  • 標準:焦点距離が約1.10倍
  • 強:焦点距離が約1.43倍

動画周辺歪み補正

1コマずつリアルタイムに画像周辺の歪み※2を補正します。

※1 フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。

※2 主に広角レンズで撮影した映像において、カメラのブレ(とブレ補正)に伴う画面周辺の不自然な歪みを低減する技術。フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。

※この動画はLUMIX S9で撮影したものです。

クロップズーム・ハイブリッドズーム

クロップズームは画像の中央部を切り出して、画質を劣化させずに望遠効果を高めます。
ハイブリッドズームは光学ズームとクロップズームを組み合わせて、ワイド端の焦点距離を変えずにズームリング操作のみで高倍率のズームができるので、簡単にズーム撮影を楽しむことができます。
静止画・動画撮影において最大撮影倍率約3倍※1のズームが可能で、Kキット付属レンズ(20-60mm)テレ端60mmの場合、最大187mmの望遠ズーム撮影ができるので、キットレンズ1本でさまざまな撮影シーンに対応します。

※1 写真は画像サイズがXSになります。動画はFHD30p設定時。

LUMIX独自の世界を表現する絵作り設定

フォトスタイル

撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)に調整ができるフォトスタイルを搭載。[L.クラシックネオ]、[L.モノクロームS]、[フラット]などを⽤意しています。[モノクローム]や[L.モノクローム]、[L.モノクロームD]、 [L.モノクロームS]、[LEICAモノクローム]を選択時、⻩⾊・オレンジ・⾚・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の⾊をモノトーンで強調し、印象深い写真を撮影することができます。

●L.クラシックネオ

カラーフィルム風の、ノスタルジックで優しい風合い

L.クラシックネオ

S9,  S 28-200 F4-7.1   /    42mm,  1/60sec,  F20,  ISO100 ©森脇彰彦

●フラット

演出を極力抑えた、誇張しない、主張しない表現

フラット

S9,  S 28-200 F4-7.1   /    42mm,  1/60sec,  F20,  ISO100 ©森脇彰彦

LUMIX独自のモノクローム表現

従来のモノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームD、L.モノクロームSに加えLEICAのモノクロームを踏襲した、深い黒と白のコントラストが特長の「LEICAモノクローム」を搭載。LUMIXならではの豊富なモノクローム表現を楽しめます。

●LEICAモノクローム

ライカがその長い歴史の中で積み上げてきた絵作り思想をL² Technology協業の中で学び取り入れ再現した「LEICAモノクローム」は、ハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現で、深い黒と白のコントラストが特徴

L .モノクロームS

S9,  S 28-200 F4-7.1   /    42mm,  1/60sec,  F20,  ISO100 ©森脇彰彦

●L.モノクロームS

軟調で柔らかな印象のモノクローム

 

LEICAモノクローム

S9,  S 28-200 F4-7.1   /    42mm,  1/60sec,  F20,  ISO100 ©森脇彰彦

フォトスタイル-モノクロ表現イメージ図 フォトスタイル-モノクロ表現イメージ図

特設ページ「LUMIXの色・フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!

その他の特長

小さくても本格的に撮れる フルサイズ一眼

優れた基本性能

かんたんクリエイティブ

多様な機能・操作性

レンズキット・対応アクセサリー

各部名称

注意事項
  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。