LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
S5II, S 24-105 F4 / 35mm, 1/2sec, F11, ISO320 ©相原正明
幅広い撮影領域に対応し、マクロ撮影も可能 Sレンズ 24-105mm 標準ズームレンズ
デジタル一眼カメラ用交換レンズ(標準ズームレンズ) S-R24105
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S-R24105
メーカー希望小売価格 176,000円(税込)
Sシリーズレンズ ファームウェアアップデートのお知らせ(2021年11月9日更新)
多彩な撮影シーンをカバーする広角~中望遠ズームレンズ。最新の光学設計により、ズーム全域で最短撮影距離0.3mを実現。さらに、EDレンズ4枚(うち2枚は非球面)、非球面レンズ2枚、UEDレンズ1枚を採用することで諸収差を補正し、ズーム全域で高い描写性能を発揮します。さまざまな撮影環境で求められる機能・性能をバランスよく搭載し、機動性にも優れたスタンダードレンズです。
■レンズ構成図
■MTFチャート
色収差に強いUED(特殊超低分散)レンズを採用し、高い解像度を実現
一般的に、焦点距離が長くなるほど色収差が大きくなり、コントラストの低下や色の滲みが発生しやすくなります。 この問題点を克服するために、EDレンズに比べて分散性が小さいUED(Ultra Extra-Low Dispersion/特殊低分散)レンズを本レンズに採用。蛍石に近い性能により、プリズムの色分散作用を抑えて軸上色収差を良好に補正することで、撮影領域全域において画面隅々まで鮮鋭性に優れた撮影ができます。
最新の光学設計により、ズーム全域で最短撮影距離0.3mを実現。マクロ領域への切り替え無しに、望遠側で最大撮影倍率0.5倍のマクロ撮影が可能です。
さらに、高速・高精度AFとSシリーズボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と連動して制御する手ブレ補正機能Dual I.S.2により、手持ちでのマクロ撮影をサポートします。
S5II, S 24-105 F4 / 98mm, 1/800sec, F4.0, ISO400 ©相原正明
野外での幅広いシーンに対応できる防塵・防滴仕様※で、機動力のある撮影が可能。天候に左右されることなくシャッターチャンスを捉えることができ、水滴やほこりなどから大切なレンズを守ります。
※当社製防塵・防滴対応カメラボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
マイナス10℃の耐低温設計
雪山やゲレンデなどの寒冷地でも撮影可能な、マイナス10℃の耐低温設計を実現。雪や氷の美しく幻想的な世界も、新たな作品として残せます。
毎秒480回のAF制御とコントラスト検出方式による高精度なフォーカシングという利点を高めつつ、高速化も達成。瞬時にコントラストのピークを検出、移動方向と合焦位置を算出。さらにボディとレンズ間の通信制御も高速化を図ることで、精度と速度を両立しました。
超音波アシスト
フォーカスレンズはレンズを保持するフレームがガイド軸に沿ってリニアモーターにより駆動する構成です。これまでにない高精度なオートフォーカスを目指すとき、従来方式ではガイド軸との間に生じるわずかな摩擦が障壁となり、フォーカスレンズの停止精度の低下を招く可能性がありました。そこで超音波振動子によりガイド軸を超音波振動させ、フレームとの摩擦を低減することで、この懸念を解消。高精度なフォーカシングを実現します。
高精細な動画撮影に対応した光学設計と、鏡筒内部構造の最適化により、動画撮影中のフォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージングを抑制。
さらに輝度変化が大きいシーンでも、絞りマイクロステップ制御によりF値変化をなめらかに制御することで、急激な露出変化を抑制。また、動画撮影中のパンニング時も安定した露出制御をサポートします。
フォーカスリングにおいてリニア/ノンリニア設定の切替が可能で、ノンリニア方式ではフォーカスリング操作の回転速度に対して移動量可変でピントが移動し、俊敏なフォーカス合わせが可能。リニア方式ではフォーカスリングの回転量に対して移動量固定でピント移動し、さらに撮影シーンに応じて回転量の設定も可能で、動画撮影時に撮影者の意図に沿った、メカニカルのような直感的で精緻なフォーカシングが可能。
また、手ブレ補正効果を高める「手ブレ補正ブースト」にも対応。
ズーム時の高いAFトラッキング性能
ズーム時のオートフォーカス性能のさらなる高速化を実現し、ピントを合わせ続けることが可能。素早い動きの被写体を動画撮影する時などに有効に機能し、シャッターチャンスを逃しません。
手ブレ補正機能「Dual I.S.2」に対応し、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動させて、制御することで7.5段★※1という高い手ブレ補正効果を発揮。 上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)・回転方向のブレ(Roll)・上下左右の並進ブレ(X/Y)を補正する5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)を補正する2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させる手ブレ補正方式により、あらゆる撮影シーンで発生する手ブレを強力に補正して排除します。
★ 「Dual I.S.2」手ブレ補正7.5段の使用には、ファームウェアVer.1.2以降のアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
※1 CIPA規格準拠(S1R/S1/S1H使用時、Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=105mm)
●技術解説
通常は焦点距離が延びるにつれて、補正角が大幅に減少してきますが、「Dual I.S.」で補正することにより、中望遠域はもちろん、補正効果が難しい望遠域でも手ブレを補正することが可能です。
※補正範囲は一例であり、装着するレンズにより変化します。
光学式手ブレ補正「O.I.S.」を搭載
鏡筒内部のジャイロセンサーが、ブレを検知して補正する「O.I.S.」を搭載。毎秒4000回のブレ検知を行うことで、高周波域(早く小刻みな手ブレ)だけでなく、低周波域(大きくゆっくりとした手ブレ)の手ブレも検知して補正します。
これにより、Dual I.S.非搭載のカメラや他社製カメラに装着した時でも、ズーム撮影や手持ちでの夜景撮影など手ブレしやすい場面でも、手ブレをしっかり抑制してキレイに撮ることが可能です。
使い慣れた道具のように、手にしっくり馴染むフォルム。レンズからファインダーへ向かう光の道筋を表現したグラフィックライン、操作性とデザイン性のバランスをとった縦スリットローレット、質実剛健なプロダクトをさりげなく主張する「S」の刻印。Sシリーズのボディと共通した艶やかな黒さを備え、そのボディラインの優美さや高品位な質感がそのまま撮影への意欲を刺激し、所有する歓びをもたらします。
注意事項
●画像・イラストは、効果を説明するためのイメージです。
●L-Mountはライカカメラ社の登録商標です。
掲載商品の価格には、配送・設置調整費、工事費、使用済み商品の引き取り費等は含まれておりません。