Chapter1
角層アプローチ編
角層=肌の最表面。
見た目を左右する重要な部分
目で見て手で触れることができる、肌の最も表面にある部分が角層です。ラップフィルム1枚程度のごく薄い部分ですが、見た目の美しさを左右するのはもちろん、外部からの異物や刺激が体内に侵入するのを防ぐという重要な役割も担っています。パナソニックの美肌のための美顔器は、この角層にアプローチします。
角層はどこにある? どんな働きをしている?
肌は、表面に存在する厚さ約0.2 mm程度の表皮と、その奥にある厚さ約2 mm程度の真皮というふたつの層に分けられます。表皮の最表面にあるのが角層で、外部の刺激から肌内部を保護したり、うるおいが逃げるのを防いだりという「バリア機能」を担っています。
角層は、角層細胞という死んだ細胞と、その隙間を埋める細胞間脂質で構成されています。
角層がもつ3つの働きと、それに対する
パナソニック美顔器のアプローチとは?
1 水分を保つ
すこやかな角層には、内側からの水分蒸散を防ぎ、外から与えた水分を抱え込む働きがあります。加齢によって肌が本来もつ水分量は低下していくので、スチーマーなどによって外から与えることも必要です。
2 外部の刺激から肌内部を保護する
角層は細胞間脂質によって高いバリア機能をもち、外からの異物の侵入を防いでいます。そのため、お手入れでうるおいや美容成分を届けるには、美顔器を取り入れるなどの工夫が必要です。
3 ターンオーバーによりすこやかな美しさを保つ
角層細胞は、肌を守るという役目を終えると自然に剥がれ落ちます。このターンオーバーにより、すこやかで見た目にも美しい肌が保たれています。しかし、加齢などにより剥がれにくくなったときは、美顔器などで自然に剥がれ落ちるのをサポートすることも効果的です。
きめ細かく、ふわっと広がる…。
スチームの〝質〟にこだわって、角層に水分をたっぷり抱え込ませる
角層は外的環境によって乾燥しやすいので、日々のお手入れで水分をたっぷり与えることはとても大切です。とはいえ、ただ水を塗るだけではすぐに蒸発してしまいます。パナソニックのスチーマーは、きめ細かく温かいスチームで肌を包み込むように水分を与えることで、角層の水分量を一時的に高めることができます。
スチームの細かさへのこだわり
パナソニックのスチーマーは、スチームのサイズがナノレベルに細かく、高密度。やかんの蒸気と比べると、その細かさがよくわかります。細かく高密度なスチームを浴びると、肌表面がゆるみます。これにより、角層に水分をたっぷり含ませることができます。
【比較方法】
スチーマー ナノケアの温スチーム・やかんの湯気が付着したアクリル板を120倍ズームで撮影。
(当社調べ/効果には個人差があります)
温スチームでディープクレンジングも
スチーマーのふんわりと温かい蒸気は、心地よいだけでなくディープクレンジングのサポートにもなります。温かい蒸気でメイクを浮き上がらせ、しっかりマスカラも落ちやすく※1。
【モデル試験方法】
マスカラを塗布したつけまつげにスチームを約3分間あてた後、クレンジング剤をつけてコットンで5回拭いた場合
スチームが顔全体をやわらかく包み込む設計
スチーマーから出てくるスチームが顔の一部だけにあたって熱さを感じたり、勢いが弱くて肌が冷えてしまうことがないように、スチームの流れの設計にもこだわっています。スチーム吹出口の形状や配置の微調整を重ね、顔全体が温かいスチームにほっこりと包み込まれるような、心地よく広がるスチームを実現しています。
流体解析や高速度カメラを使用してスチームの流れを可視化。吹出口の形状や配置などが、スチームに対してどのような影響があるかを検証しています。
パナソニックの
「スチーマー ナノケア」なら!
微細なスチームが顔全体を包み込み、角層に水分をたっぷり抱え込ませます。それにより、肌のうるおいやなめらかさ、ハリ感など、うれしい美肌効果を引き出すことができます。
美容成分の中には、手塗りで浸透しにくいものも。
効かせるには〝届ける工夫〟をすることが大切
角層には細胞と細胞の隙間を埋める細胞間脂質があります。水分と油分がミルフィーユ状に何層も重なった〝ラメラ構造〟をしており、異物の侵入を防ぐ役割をしています。この構造があるため、スキンケア化粧品に含まれる分子の大きな美容成分を角層へ浸透させるためには、ただ手で塗布するだけではない、工夫が必要です。
ヒアルロン酸など分子の大きい成分は、ただ塗っても浸透しにくい
スキンケア化粧品に含まれる美容成分には、さまざまなサイズのものがあります。ヒアルロン酸やコラーゲンなど一般的に高分子のものは、ラメラ機能に阻まれて浸透しにくいという特徴があります。もちろん表面に留まってうるおいを保持するという働きもありますが、角層へ浸透させることができれば、よりうるおいを保持しやすくなります。
ラメラ構造に浸透ルートを作り、美容成分の浸透を促す
パナソニックがラメラ構造に着目して開発した、美容成分の角層への浸透を促す「イオンブースト」。ラメラ構造へ一時的に浸透ルートを作ることで、手で塗るだけでは浸透しにくいヒアルロン酸やコラーゲンなど分子の大きい美容成分を、角層に浸透させることができます。お手入れ後のラメラ構造は自然と元に戻り、安全性にも配慮しています。
電極の力で、プラスやマイナスに帯電した美容成分を角層に浸透させる
美容成分の中には、プラスやマイナスの電荷を帯びたものもあります。たとえばナイアシンアミドはプラスの電荷を帯びており、ビタミンCやコウジ酸はマイナスの電荷を帯びています。この電荷の反発を利用することで、角層へ効率的に美容成分を浸透させることが可能です。
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約3秒で角層に美容成分の通り道を作り、分子の大きな保湿成分を角層にしっかり浸透させることができます。また、電荷の反発を利用して、美容成分を角層に浸透させる働きも。いつものスキンケアの頼もしい味方となる一台です。
〝光〟のパワーに着目。
本格的な光ケアを自宅で手軽に
肌を守る役目を終えた古い角質がいつまでも表面に留まっていると、そこに含まれるメラニンによるくすみや、表面のゴワつきなどの一因となります。古い角質が剥がれやすくなるように美顔器でアプローチすることで、キメが整った透明感あふれる肌へ。
角層をケアする光について、長年にわたり研究
パナソニックでは2008年から長年にわたり、IPLという、美容クリニックでも使われる波長の長い光について研究を重ねています。2009年に初めてIPL搭載美容機器を開発。そこから、高い効果と安全性を両立する光搭載美容機器について、試行錯誤を繰り返してきました。
美容クリニックに学び、高出力赤色LEDとIPLを同時に照射
美容クリニックの施術を参考に研究した結果、エネルギーをまんべんなく届ける高出力赤色LEDと、肌へ瞬間的に強いパワーを届けるIPLを同時に照射することで、メラニンが蓄積した古い角質に効率よくアプローチできることを発見。さらに、2種類の光を集めて効率的に肌へ届ける「ハイブリットパワーライト」技術も開発しました(特許出願中)。もちろん、家庭用として安全性に配慮し、ダウンタイムなしでお使いいただけるように、という点にもこだわりました。
メラニンが溜まった古い角質によるくすみにアプローチ
高出力赤色LEDとIPLを組み合わせた光を肌にあてることで、メラニンが蓄積した古い角質を剥がれやすくします。これにより、キメが整って明るく透明感のある肌へと導きます。
パナソニックの
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高出力赤色LEDとIPLを組み合わせたフォトテクノロジーにより、メラニンが溜まった古い角質を剥がれやすくし、明るく透明感※9 のある肌へ。さらに角層トリートメント※10で、ハリ、ツヤ、うるおい、毛穴の目立ちにくさなどの総合的な美肌ケアを叶えます。
※1 クレンジング剤、メイクの種類によっては落ちにくい場合があります
※2 分子量 ヒアルロン酸10,000、高機能ペプチド6,215、コラーゲン5,000、ビタミンC 176、グリセリン92、水分子18の場合
※3 ヒアルロン酸分子量5,000~10,000を使用した浸透試験を実施
※4 ヒアルロン酸水溶液で浸透試験を実施。BOOSTモード使用後にMOISTモードで塗布した場合と、手で塗布した場合の比較(当社調べ)
※5 コラーゲン水溶液で浸透試験を実施。BOOSTモード使用後にMOISTモードで塗布した場合と、手で塗布した場合の比較(当社調べ)
※6 角層まで
※7 グリセリン水溶液で浸透試験を実施。MOISTモードで塗布した場合と手で塗布した場合の比較(当社調べ)
※8ビタミンC水溶液とグリセリン水溶液で浸透試験を実施。BRIGHT UPモードで塗布した場合と、手で塗布した場合の比較(当社調べ)
※9 キメが整うことによる肌の見え方
※10 角質を剥がしやすくし、キメを整えること
- 効果・刺激の感じ方には個人差があります。
- 商品の使用写真はイメージです