nanocare ULTIMATE
実感の声

髪にはジレンマもあって。自然乾燥しただけでツルツルの子もいるのに、私はうねりが強くて、クセだったり、広がりやすい髪質で、コンプレックスに悩んだ時期もありました。髪には、自分の良さを見つけるとか、良さじゃないところに気づかされるとか、色んなことがある。思春期のそういう葛藤とかとも、髪の毛って結び付きますよね。

髪は、アイデンティティーをまず発揮できるところなのかもしれない。例えば、色を変えてみるとか、前髪を切るとか。高いところで結うのか低いところで結うのかでもイメージが違うし。アニメのキャラクターも、アーティストも、髪型＝アイデンティティですよね。

髪は、自分がこう見られたいというものを相手に伝えるための、いちばん外側にある輪郭なんじゃないかなと思いますね。

乾かした時に感じる髪のポテンシャルみたいなもの。そういうのがすごく自分のメンタルに作用すると思いますね。たとえば何もしてない時の肌がすごく調子がいいと、食べ物とか運動とか色んなもののサイクルがうまくいってるんだなって思ったり。髪の状態も、そう。特に、ツヤっていうのは、最初に感じるサインだなと思います。お風呂から上がって、何も足してない自分の髪を乾かす時、パサついて広がっていくと「あ、“自分の素”っていうのはこの感じなんだな」と思っちゃうんですけど、しっとりしてツヤがあると「今、調子いいんだな」と思えるんです。

このnanocare ULTIMATE EH-NC80は、未来を感じるし、懐かしさもあるし、チャームのあるデザインに感じました。手なじみもいいし、使いやすい。スペシャルなものだなと思います。

パーソナルメニューの中で、私はMOISTが一番しっくりきました。乾かしているだけなのに、しっとりツヤツヤになる。

身体の中でも髪っていうのは、私にとって創作のテーマでもあるんですけど、乾かす時に1日が決まるみたいな、それくらい大切ですね。　

心にとって大事なことって心の外にある場合があって。

自分自身に向き合い過ぎて辛くなってる時には、どんどん言葉を費やして自分について考えていくよりも、外部に目を向けることがすごく大事なんです。

私はずっとヨガをやっていて。ヨガをしてる時っていうのは、ずっと呼吸を意識するんですよね。体をこうしよう、息を動かそうっていう方に意識が向くので、心が休まるんですよ。言葉や思考のほうにエネルギーを使わないというか、その間、ちょっと心が休める。

余談ですけど、病気ですごくつらい人に、「調子はどう？」って聞くよりも「そっちの天気はどう？」とか「風は吹いてる？」とか、そのひとの体のことじゃない、その人の、外にあるものについて話すことがすごく大事だって気付いたんです。自分の体から出ることはできないから、ちょっと離れたところに意識を向けるほうが、心のケアに繋がると思うんです。

心と体の関係は、本当に不思議。誰とも共有できないものを、みんながそれぞれ、思いや記憶とともに、今、確かに生きている。髪に触ったり、思いだすとき、懐かしさと、そんな今を生きるためのしなやかさにふれているような気持ちになります。