方式や除湿性能、機能で比較衣類乾燥除湿機の選び方
いざお店に行ってもどの除湿機を選べばいいのか分からない…とお悩みのみなさんのために、
「方式の違い」「除湿能力・サイズ」「電気代」「便利な機能」「お手入れのしやすさ」など、
あなたのライフスタイルにぴったりの除湿機を選ぶためのチェックポイントを解説します。
CHECK 1方式で選ぶ
除湿機には、様々な方式があります。
それぞれの除湿方式の仕組みや、メリット・デメリットを参考に、使い方をイメージして選びましょう。
★1:F-YEX120Bと当社従来品F-YHVX120における衣類乾燥・速乾モードの消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなります。※1べ)
エコ・ハイブリッド方式 とは
エコ・ハイブリッド方式は、省エネ★1性に優れたパナソニック独自★2の方式。2つの冷却機構(コンプレッサー方式と空冷除湿方式)で除湿する仕組みです。消費電力を約69%削減★1します。
メリット
・省エネ性が高い★1
・1年中除湿できる
デメリット
・気温が低い季節は、
ハイブリッド方式と比べると除湿能力が少し低下する
★1:F-YEX120Bと当社従来品F-YHVX120における衣類乾燥・速乾モードの消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなります。※1
★2:家庭用の衣類乾燥除湿機において。2つの冷却機構で除湿する方式。2025年4月1日現在(当社調べ)
ハイブリッド方式 とは
ハイブリッド方式は、2種類の方式(コンプレッサー方式とデシカント方式)を組み合わせ、一年中パワフルに除湿が可能な方式です。
メリット
・気温の影響を受けにくく、1年中パワフルに除湿できる
デメリット
・ヒーターを使うので消費電力は大きくなる
・本体のサイズが大きめになる傾向がある
デシカント方式 とは
デジカント方式は、「デシカント素子」という乾燥剤のフィルターに湿気を吸着させて除湿する方式です。
メリット
・冬場に強く、1年を通して使える
・コンプレッサーがない分、軽量・コンパクト
デメリット
・消費電力が大きい

CHECK 2除湿能力で選ぶ
「除湿能力」は、除湿機選びの基本。1日あたりに除去できる水の量で表します。毎日の洗濯物の量や、使用する部屋の大きさによって、必要な除湿能力は変わります。ライフスタイルに応じた、最適な除湿能力を知りましょう。
部屋干し用なら
「洗濯物の量」を参考に
乾かしたい洗濯物の量から除湿機を選ぶことができます。以下を参考にして考えてみましょう。
・たくさんの洗濯物をしっかり乾かしたい
・家族が4人以上
除湿能力の高いモデルで、すばやく洗濯物を乾かすことをおすすめします。
・一度に乾かす洗濯物は少なめ
・省スペースで乾かしたい
除湿能力にこだわりすぎず、本体サイズや重さ、各種モードなど他の機能もチェックして選びましょう。
●洗濯物の量(1回)1日1人分の洗濯物量の目安は約1.5kg※3
お部屋の除湿用なら
「畳数」をチェック
住宅の種類によって、めやすとなる除湿能力が変わります。お部屋の除湿用なら、お部屋の広さ(畳数)を参考にしましょう。すばやく除湿したい場合は、使用環境より除湿能力が高いものを選ぶと安心です。
お部屋の広さに適した除湿能力のめやす
1日当たりの除湿量 | 木造住宅 | 鉄筋住宅 |
---|---|---|
4.5~6.3L | 6~8畳未満 | 13~16畳未満 |
6.3~8.0L | 8~10畳未満 | 16~20畳未満 |
8.0L~11.0L | 10~14畳未満 | 20~28畳未満 |
11.0~18.0L | 14~23畳未満 | 28~45畳未満 |
CHECK 3サイズで選ぶ
軽量コンパクトモデルなら、
色々な場所に持ち運んで除湿できる
クローゼットの前や、浴室・脱衣所まわりなど、おうちの中のさまざまな場所に置いて除湿したい場合。例えば、「1階の下駄箱でも2階の寝室でも使いたい」といったように、階をまたいで使用したい場合は、軽量コンパクトモデルがおすすめです。

リビング・お部屋

玄関・下駄箱まわり

お風呂・脱衣所まわり

クローゼット・押入れまわり
パナソニック衣類乾燥除湿機の
軽量コンパクトモデル
電源コードの長さも、要チェック
意外と大切なのが、電源コードの長さ。しっかり長さがあると、浴室の前など、コンセントがすぐ近くにはないような場所で使いたいときも余裕をもって設置可能です。
パナソニックは全機種共通でコード長 約2.1m。F-YHX200B、F-YEX120Bには本体背面にコードを固定できるバンドが付いていて、F-YZXJ60Bは、本体後ろ側の収納エリアにコードをすっきりしまえます。

CHECK 4電気代で選ぶ
つけっぱなしにすることもある除湿機だから、電気代は気になるところ。購入の際の確認ポイントを紹介します。
エコ・ハイブリッド方式は、省エネ★1性に優れたパナソニック独自★2の方式。2つの冷却機構(コンプレッサー方式と空冷除湿方式)で除湿する仕組みです。
ハイブリッド方式とデシカント方式は、ヒーターを使うので消費電力が大きくなります。
★1:F-YEX120Bと当社従来品F-YHVX120における衣類乾燥・速乾モードの消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなります。※1
★2:家庭用の衣類乾燥除湿機において。2つの冷却機構で除湿する方式。2025年4月1日現在(当社調べ)
パナソニック衣類乾燥除湿機の電気代のめやす(速乾モード/60Hzの場合)

便利な機能が付いた衣類乾燥除湿機で、無駄な送風を抑える
洗濯物が乾いたら自動で運転停止したり、タイマー機能が搭載されている機種もあります。
自動停止機能

外出時や、おやすみ前の部屋干しでも、洗濯物が乾いたあとのつけっぱなしを気にせず使える機能も重要です。
洗濯物の量やお部屋の環境を感知して、無駄な送風を抑える機能に注目してみましょう。

パナソニックのエコナビは、洗濯物の量を自動で判断。定期的に温度・湿度と変化度合いをチェックして、洗濯物が乾いたら自動で停止します。
また、カラッとセンサーが搭載されているから、乾き具合を予測して停止するので、生乾きのまま放置することなく安心です。
●自動停止までの運転時間の目安は、各機種によって異なります。各機種の商品ページをご確認ください。
●実使用時の運転時間や消費電力量は、環境や衣類の種類・量・干し方、部屋の広さにより異なります。
●最長約13時間で停止します。
タイマー機能

部屋干しをする時間が決まったライフスタイルの方には、タイマー機能がおすすめ。
パナソニックの衣類乾燥除湿機は切タイマー搭載で、時間の経過とともに本体のランプが切り替わり、残り時間の目安を表示します。
●写真はF-YEX120Bです。
CHECK 5部屋干しに役立つ便利な機能で選ぶ
多くの除湿機が、部屋干しの洗濯物を乾かすための衣類乾燥機能を搭載しています。洗濯物をすばやく乾かすための送風機能や、部屋干しのニオイを抑える脱臭機能がついた除湿機がおすすめです。
送風機能
ワイドな送風幅で、
しっかり風を行きわたらせる

送風幅が広ければ、洗濯物の端まで風がしっかり届いて、早く乾かせます。
パナソニック衣類乾燥除湿機は、ワイド送風で大量の衣類を一気に乾かします。
*吹出口より高さ50cmにおいて。
●パナソニック衣類乾燥除湿機F-YHX200B・F-YEX120Bに搭載
ルーバーが2枚に分かれていれば、
乾きムラを減らしやすい

左右独立したルーバーがあれば、洗濯物を揺らして風をしっかり送りやすくなります。
パナソニック衣類乾燥除湿機のツインルーバーなら、大量の洗濯物を詰めて干しても、風を洗濯物のすき間に送り込んで乾きムラを減らせます。
●パナソニック衣類乾燥除湿機F-YHX200B・F-YEX120Bに搭載
風向設定や自動スイングで、
効率よく衣類乾燥

衣類の量や干し方に応じて、風向きやスイングの設定を変えられるものが便利です。
パナソニック衣類乾燥除湿機は、上下×左右の風向きを組み合わせることで効率よく乾かすことができます。

パナソニックの衣類乾燥除湿機は、部屋干しに役立つ機能が充実
脱臭機能
部屋干し臭対策には、洗濯物を早く乾かすことも重要ですが、部屋干し臭の脱臭に効果のあるイオンを搭載した除湿機なら、さらにニオイ対策を強化できます。
ナノイーX


ナノイーX搭載の衣類乾燥除湿機なら、スピード脱臭★3※4と、原因菌の除菌★4で、気になるニオイをダブルで抑制します。
★3: ナノイーX(48兆)3分で臭気強度1.0低減と、ナノイーX(4.8兆)12分で臭気強度1.0低減との比較。対象機種:F-YHX200B・F-YEX120B・F-YHX90B(当社調べ)。※4
★4:約6畳空間(吹出口から40㎝の位置)での約7時間後の効果です。※5
CHECK 6お手入れのしやすさで選ぶ
タンクの水の捨てやすさ・連続排水機能
毎回の排水がスムーズにおこなえるかどうかも重要なチェックポイントのひとつです。本体から取り出したり、持ち運んだりしやすいように工夫した設計のタンクが搭載されているか、連続排水機能があるかなどを確認してみましょう。

パナソニックの衣類乾燥除湿機は取り出しやすく、持ち運びにも便利なハンドル付き。さらに、水が捨てやすい排水口を設け、面倒な排水がカンタンに行えます。
●写真はF-YHX200B。各機種によりタンク形状は異なります。

F-YEX120Bには連続排水機能を搭載。本体に市販のホースをつないで、水を捨てるタイミングを気にせず長時間使えます。
●連続排水中、タンクは取り外さないでください。
●市販のホース(内径15㎜)が必要です。
内部乾燥
除湿機は内部に水を貯めるため、適切にお手入れをしないと、カビやぬめりが発生してしまうことがあります。
パナソニックの衣類乾燥除湿機は内部乾燥機能を搭載。運転後や長時間お使いにならないときには、内部乾燥をおすすめします。
●F-YHX200B・F-YEX120B・F-YHX90Bの機能です。
※1:〈除湿性能〉JIS基準による除湿量12.5L/日の消費電力、F-YEX120B(225W)と当社従来品F-YHVX120(715W)との比較。〈衣類乾燥性能〉JEMA自主基準[JEMA-HD090:2017](60Hz20℃・衣類量約2kg)における消費電力量と乾燥時間、F-YEX120B(312Wh・約90分)と当社従来品F-YHVX120(885Wh・約75分)との比較。なお、実使用時の乾燥時間は、設置環境や衣類の種類・量・干し方により異なります。
※2:当社基準に基づく。室温20℃、湿度70%、部屋の広さ6畳相当の場合。
※3:当社調べ。Yシャツ1枚(約200g)、長袖肌着1枚(約130g)、トランクス1枚(約80g)、綿パンツ1本(約400g)、タオル2枚(約70g)、靴下1足(約50g)、パジャマ1組(約500g)。各衣類の重さの目安は、(一財)日本電機工業会の自主基準によるものです。
※4:【試験機関】パナソニック ホールディングス(株)プロダクト解析センター【試験方法】6段階臭気強度表示法により検証【脱臭の方法】ナノイー放出(衣類乾燥・速乾モード)【対象】生乾き臭(トリエチルアミン)【試験結果】ナノイーX(48兆):3分・ナノイーX(4.8兆):12分・ナノイー:120分で臭気強度1.0低減 ナノイーX(48兆):R21HM007-0、ナノイーX(4.8兆):No.1V332-170424-K01、ナノイー:No.1V332-171004-K02)。
※5:【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】6畳の実験室において、吹出口から40cmの位置で、布に付着させた菌数を測定【除菌の方法】ナノイー放出と衣類乾燥運転(衣類乾燥・音ひかえめモード)【対象】布に付着させた菌【試験結果】7時間で99%以上抑制 北生発21_0290_2号。