一眼カメラ DC-G9M2多彩な映像表現

表現の選択肢を大幅に拡げる一新された記録モード。

V-Log / V-Gamut撮影機能
豊かな階調と柔軟なグレーディングを実現する、Log撮影をサポート

V-Log / V-Gamutを搭載。Log撮影において13+ストップという広いダイナミックレンジを実現し※1、暗部からハイライト部分まできめ細かに描写するダイナミックレンジと豊かな階調、広色域で美しい映像表現を可能にします。さらにV-Log撮影時に、LUT適用後の映像をファインダーやモニターに表示する「V-Logビューアシスト」や「リアルタイムLUT」を搭載しており、仕上がり時のルックを確認することができます。またV-Logに対応したフルサイズのデジタル一眼カメラLUMIX Sシリーズをはじめ、当社製デジタルシネマカメラVARICAMシリーズやV-Log Lに対応したマイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラLUMIX Gシリーズで記録した動画と組み合わせたい場合も、ポストプロダクションにおいて一貫した絵作りの映像で編集を行うことができます。

※1 動画撮影において、60fpsを超える設定(スロー&クイック含む)の場合、ラチチュードは12+ストップとなります。

V-Gamut/広色域

V-Log設定時、V-Gamutによる広⾊域の動画を記録できます。V-Gamutは、原⾊の忠実な再現とITU-R BT.2020を超える広⼤なカラースペースを両⽴し、映像クリエイターから⾼い評価を得ているガマットです。デリケートな⾊をリアルに再現できるほか、表現意図に合わせて演出することも可能。柔軟なカラーグレーディングを実現します。

V-Gamut/広色域

多彩な記録フォーマット
再生方法や編集方法に合わせた、多彩な動画記録モード

オーバー4Kの高解像な5.7K 60p 10bit記録から、映像制作で多く活用されているCinema4K 60p 10bit記録、4K 60p 10bit記録など、プロの多様な映像制作の用途、効率的なポストプロダクションへのニーズに応えるため、幅広い動画記録フォーマットを搭載しました。動画記録形式においても、プロの現場で使用される編集耐性に強いMOVや汎用性が高く手軽なMP4を搭載しています。

G9M2 イメージサークル図

■動画記録モード(抜粋)MOVシステム周波数:59.94Hz(NTSC)

動画画質フレームレートビットレートサンプリング圧縮コーデックオーディオ
5.7K
(5728×3024)
59.94p300Mbps4:2:0, 10bitLongGOPH.265 / HEVCLPCM
47.95p
29.97p200Mbps
23.98p
Cinema 4K
(4096×2160)
119.88p300Mbps
59.94p600Mbps4:2:2, 10bitALL-IntraH.264 / MPEG-4 AVC
47.95p
29.97p400Mbps
23.98p
4K
(3840×2160)
119.88p300Mbps4:2:0, 10bitLongGOPH.265 / HEVC
59.94p600Mbps4:2:2, 10bitALL-IntraH.264 / MPEG-4 AVC
47.95p
29.97p400Mbps
23.98p
  • 記録時間はバッテリーとメモリーカードの容量に依存します。本体温度が上昇した場合、本機の保護のため、自動で撮影が停止する場合があります。

動画撮影時、周囲の温度が高かったり連続で撮影を行った場合、カメラ内の温度が高温になると本機保護のため、自動で撮影が停止します。

■コールドスタート※1からの動画連続記録時間の目安

動画記録設定撮影可能時間※2
23℃40℃
Cinema 4K/4K 120p約15分約3分
Cinema 4K/4K 60p約30分約7分
Cinema 4K/4K 30p約30分約7分
FHD 60p約30分約7分

※1 カメラの電源がOFF、カメラ内部・外部の温度が23℃(または40℃)の状態でカメラの電源をONして、直ちに動画記録をスタートする場合。
※2 使用する環境や条件、カメラの使用状態、動画撮影前の使用状況によっては、上記記録時間より短くなることがあります。

  • 当社測定条件による撮影時
  • 測定条件:環境温度(カメラ周囲温度)23℃、40℃環境
  • カメラ設定:お買い上げ時の設定
  • UHS-Ⅱ対応SDメモリーカード使用

 

■カメラ内温度上昇による停止後の動画記録再開について

カメラ内の温度上昇により動画記録が停止した場合、再度、動画記録を開始するには、カメラ内の温度を下げる必要があります。その場合は、カメラの電源を切って、冷ますことをお勧めします。また、電源ON後、動画連続記録できる時間は、待機時間(カメラの電源を切っていた時間)によって異なります。

●電源OFF後の待機時間と再開後の動画連続記録時間の目安
Cinema 4K/4K 60p 電源OFF後 10分待機→再開後 約10分記録可能※3

※3 23℃環境、当社測定条件による撮影時。

Apple ProRes
高品質・低圧縮のApple ProRes 422 HQ 内部記録

映像業界標準でプロ仕様のコーデック「Apple ProRes 422 HQ / Apple ProRes 422」をFHD(1920✕1080)で、SDカードを使用してカメラ本体へ内部記録することが可能です。高品質・低圧縮であるため、高度なグレーディングやレンダリングに適したノンリニア編集用の中間コーデックであるProResを内部記録することで、撮影機材だけでなく、撮影からポストプロダクションまでの制作ワークフローを効率化することができます。

動画画質システム周波数フレームレートビットレート音声
FHD
(1920×1080)
59.94Hz
(NTSC)
59.94p454Mbps(ProRes 422 HQ)/
302Mbps(ProRes 422)
LPCM
29.97p227Mbps(ProRes 422 HQ)/
151Mbps(ProRes 422)
23.98p181Mbps(ProRes 422 HQ)/
121Mbps(ProRes 422)
24.00Hz
(CINEMA)
24.00p182Mbps(ProRes 422 HQ)/
121Mbps(ProRes 422)

HDMI動画RAWデータ出力
HDMI動画RAWデータ出力が可能

5.7K、C4K、5.8K(4:3)、4.4K(4:3)の12bit動画RAWデータを、ATOMOS社製「NINJA V」「NINJA V+」「NINJA」「NINJA ULTRA」「SHOGUN」「SHOGUN ULTRA」 「SHOGUN CONNECT」※1 および、Blackmagic Design社製レコーダーBlackmagic Video Assist 12G HDRにHDMI経由で出力することが可能になります。 ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAW(ATOMOS社製レコーダー)やBlackmagic RAW(Blackmagic Design社製レコーダー)を記録できるので、ポストプロダクションへの対応力を強化し、映像制作のワークフローを強力にサポートします。

G9PROII×NINJA V、G9PROII×BlackMagic

※画像は、はめ込み合成したものです。

●RAW画質モードの設定方法

「HDMI RAWデータ出力」をONにすると「動画画質」メニューの画質モード(画素数/フレームレート)のリストが、RAW出力可能なリストに入れ替ります。

  • RAWデータ出力ON時の画質モードの初期値は、17:9の4K/59.94p(or 50.00p)です。

●V-Log/V-Gamut変換用のLUT(ルックアップテーブル)を用意

ATOMOS社製 NINJA V/NINJA V+/NINJA/NINJA ULTRA/SHOGUN/SHOGUN ULTRA/SHOGUN CONNECTで記録したApple ProRes RAWデータは、対応した編集ソフトウェアを使用して、カラーグレーディングを行うことができます。さらに、V-Log/V-Gamutと同じ色合いで動画RAWデータをソフトウェアで編集できる、専用のLUT(ルックアップテーブル)を用意しました。慣れ親しんだV-Log/V-Gamutの色合いに変換してカラーグレーディングすることができるので、パナソニック製のシネマカメラVARICAMシリーズや、フルサイズミラーレス一眼カメラLUMIX Sシリーズなどと容易に絵合わせを行うことができます。

●動画RAWデータ出力時のビューアシスト対応

出力された動画RAWデータを確認するために、モニターやファインダーに、V-Log撮影時に相当する映像を表示します。また、「V-Logビューアシスト」をONにすると、プリセットのVlog_709を適用した「LUTビューアシスト(モニター)」が使用できます。

※1 すべて、最新のファームへの更新をお願いします。最新のファームウェアの状況につきまして、ATOMOS社へお問い合わせください。

※対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
※「NINJA V」「NINJA」「SHOGUN」は、一部の動画RAWデータに対応していません。
※記録した動画Apple ProRes RAWデータの編集には、Apple ProRes RAWに対応したソフトウェアが必要です。
※「ATOMOS」、「ATOMOS NINJA」、「SHOGUN」 および 「ATOMOS SHOGUN」 は、Atomos Limited の登録商標です。
※C4K 120p/100p、および 5.7K 60p/50p の場合、 Blackmagic Design社製レコーダーのコーデック品質をSSDでは固定ビットレート 5:1以下、SDカードでは固定ビットレート 8:1以下に設定することをおすすめします。
※Blackmagic RAWデータの再生には、 DaVinci Resolve, DaVinci Resolve Studioが必要です。また、Blackmagic RAWデータの編集には、 DaVinci Resolve Studioが必要です。
※「Blackmagic Design」、「Blackmagic RAW」、「DaVinci Resolve」は、 Blackmagic Design Pty. Ltd. の登録商標です。

■動画RAWデータ出力対応モード

センサーフォーマット解像度フレームレートアスペクトHDMI出力
マイクロ
フォーサーズ
5.7K
(5728×3024)
59.94p / 50.00p17:912bit
29.97p / 25.00p / 23.98p
Cinema4K
(4096×2160)
119.88p / 100.00p
59.94p / 50.00p / 29.97p / 25.00p / 23.98p
5.8K
(5760×4320)
29.97p4:3
25.00p / 23.98p
4.4K
(4352×3264)
59.94p / 50.00p

ALL-Intra/LongGOP
目的や編集環境に合わせて選択できる圧縮方式

ALL-Intra圧縮方式では、C4K/4K/FHD記録時に最大800Mpbsでの高ビットレート記録※1を実現。1フレーム単位で圧縮していくイントラフレーム方式の圧縮形式なので、1フレーム単位でデコード/エンコードを行え、カット編集や映像切り出しなどのノンリニア編集に最適です。プロレベルの高度な要望にも十分に応えられる、最適な圧縮方式になっています。一方のLongGOPは、良好な画質と高い圧縮率を両立。データが軽量で扱いやすく、⻑時間の収録にも適しています。

※1 800Mbpsの動画画質、S&QモードのALL-Intra記録は外付けSSDが必要です。

外付けSSD※1
外付けSSD※1への動画記録に対応

市販の大容量外付けSSD※1に、USBケーブル(Type-Cなど)経由で写真や動画を記録・再生することができます。動画記録においては、高品質・低圧縮のApple ProRes 422 HQ※2や4:2:2 10bit All-Intra(最大800Mbps)の高ビットレートでファイルサイズが大きい動画データを、最大2TBの外付けSSD※1へG9PROIIからダイレクトに記録することができます。また、記録した写真や動画は、USBケーブル経由で、外付けSSD※1からパソコンへデータ転送することができるので、撮影後のバックアップやポストプロダクションの効率化を図ることも可能です。

※1 本機はSuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)に対応しています。当社にて動作確認済みの外付けSSDのご使用をお勧めします。すべての製品の動作を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。データ容量が2TBを超える外付けSSDへの記録には対応しません。
※2 画質設定[FHD]では、カメラ本体内のSDメモリーカードへ記録することが可能です。

外付けSSD記録時にSDカードとの同時記録はできません。

[USB-SSD]を[ON]に設定したときは、以下の機能は使用できません。

– カードへの記録、カードに記録された写真・動画の再生
– [画像コピー]
– [ダブルスロット機能]
– [USB]
– [バージョン表示]の[ファームウェアアップデート]

外付けSSD取付イメージ

●外付けSSD※1の取り外し

1. [USB-SSD]を[OFF]にする
2. 画面のUSB-SSDのアイコンがカードのアイコンに変わったことを確認し、USB接続ケーブルをカメラから抜く

  • 外付けSSDの取り外し時は、必ず上記の手順をお守りください。手順どおりに行わないと、外付けSSDや撮影データが壊れたりするおそれがあります。

AF追従スロー&クイック
印象的なスローやクイックモーションを手軽に撮影

モードダイヤルS&Qからすばやくアクセスし、スローやクイックモーションの世界を手軽に撮影できます。本機ではAF追従しながら、最大5倍スローから60倍クイックの4K動画、FHD動画※1が記録できます。

※1 AFでは、最大5倍スロー(120fps)、MFでは、最大12.5倍スロー(300fps)の記録が可能。

AF追従スロー&クイックボタン

インターバル撮影
多彩な映像表現

設定した時間間隔で自動的に撮影するインターバル撮影機能により、流れていく雲や天体の動く様子をダイナミックに表現できます。露出平滑化を行い、なめらかな露出変化による美しいタイムラプス動画を生成。撮影間隔は、1秒から99分59秒の間で(撮影感覚設定をOFFにすることも可能)、1秒刻みに任意に設定できます。撮影後は専⽤のソフトを使わずに、本体内で4K 60pのインターバル動画を作成することが可能です。

フォトスタイル
露出や色合いを調整、好みの風合いで映像制作が可能

撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。[シネライクD2]、[シネライクV2]、[リアルタイムLUT]などを⽤意しています。

●シネライクD2/V2

映像を即時活用したいときやV-Log撮影を必要としない撮影でも、映画のように暖かなスキントーン、印象的な陰影の表現が可能な[シネライク]ガンマをフォトスタイルに搭載。ダイナミックレンジを優先した[シネライクD2]、コントラストを重視した[シネライクV2]を選択することにより、カラーグレーディングを行わなくても、VARICAMシリーズの絵作り思想を反映したルックを容易に再現できるので、独自の感性を活かした映像作品を必要最小限の編集で制作できます。

●リアルタイムLUT

LUMIX独自のフォトスタイルに加え、カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映できる「リアルタイムLUT」を搭載しました。これにより色設定の自由度が上がり、撮影後に色味の補正を行わなくても撮影データのまま編集へ移行できるので、ワークフローの効率化も図れます。適用するLUTは「.CUBE」と「.VLT」に対応します。

リアルタイムLUT

G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0    /   96mm(35mm換算),  1/40sec,  F4.5,  ISO1600

LUMIX Color Lab

クリエイターとLUMIXがコラボして色表現を探求するプロジェクト。オリジナルLUT/プリセットの無償DLサービスやクリエイターのレビュー記事を掲載。

VARICAM LUTライブラリを使用可能

リアルタイムLUTでVARICAM LUTライブラリを使う場合、NLEソフトでポストプロダクションを行わず直接テレビ等で再生する場合は「.VLT」を、NLEソフトで編集、レンダリングまたは、写真に使用する場合は「E-E.CUBE」をご使用ください。

進化したE.I.S.
ジンバル撮影のように歩き撮りができる進化した電子手ブレ補正

新たに動画周辺歪み補正を搭載し、広角レンズ使用時における周辺歪みを低減します。動画撮影に有効な「アクティブ I.S.」と組み合わせることで、ジンバル撮影のような、大きなブレに対する歩き撮りのブレと周辺歪みを抑えた撮影が可能です※1。補正モードも「標準」に加え「強」を追加し、より大きなブレにも対応します。

  • 標準:焦点距離が約1.10倍
  • 強:焦点距離が約1.25倍

■動画周辺歪み補正
1コマずつリアルタイムに画像周辺の歪み※2を補正します。

※1 フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。
※2 主に広角レンズで撮影した映像において、カメラのブレ(とブレ補正)に伴う画面周辺の不自然な歪みを低減する技術。フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。

動画周辺歪み補正 動画周辺歪み補正

※この動画はLUMIX G9PROIIで撮影したものです。

4chオーディオ収録※1
XLRマイクと内蔵マイクを活用した24bitハイレゾ対応4chオーディオ収録

XLRマイクロホンアダプター(別売)と、内蔵マイクや外部マイクを使って24bitの4チャンネル音声収録が可能。XLRマイクの音声はCH1とCH2に、内蔵マイクや外部マイクの音声はCH3とCH4に記録され、インタビューの音声と環境音の同録やバックアップ収録など幅広い用途で活躍します。

4chオーディオ収録

XLRマイクロホンアダプター(別売)でさらに高音質な音声収録が可能

DMW-XLR1(別売)

別売のXLRマイクロホンアダプターを使用すれば、高性能なXLRマイクを装着することができ、高品位なステレオ音質で動画の音声を収録することが可能。映像遅延を気にすることなく、リップシンクの合った音声・動画記録ができます。
また、オーディオレベルダイヤルに加え、ゲイン・ローカット・オートレベル制御(ALC)のスイッチも備えているので、使用環境に合わせた設定調整を簡単に実施することができます。さらに、ハイレゾ音声(96kHz/24bit)収録※2による動画記録にも対応。LINE/MIC/MIC+48Vの入力切替を備えており、ファンタム電源が必要なマイクロホンの使用も可能です。

※1 XLRマイクロホンアダプター(別売)装着時。MOV/ProRes記録時に対応。
※2 MOV/ProRes記録時に対応。

XLRマイクロホン

DMW-XLR2(別売)

別売のXLRマイクロホンアダプターDMW-XLR2を使用すれば、IN PUT1とIN PUT2に、XLRケーブル経由でマイクを装着することができ、高品位なステレオ音質で動画の音声を収録することが可能です。また、オーディオレベルダイヤルに加え、ゲイン・ローカット・リミッタ制御(LMT)のスイッチも備えているので、使用環境に合わせた設定調整を簡単に行うことができます。INE/MIC/+48Vの入力切替を備えており、ファンタム電源が必要なマイクロホンの使用も可能です。マイクホルダーも装備しており、より自由度の高いセットアップを実現します。

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撮影をアシストする充実の撮影機能
さまざまな撮影環境で、カメラ操作を⽀える多彩なサポート機能

V-Logビューアシスト機能

V-Log撮影時やRAWデータ出力時に、LUT適用後の映像をファインダーやモニターに表示し、納品時のルックを確認することができます。HDMI出力映像に対してもビューアシストを適用できるので、外部モニターでのルックの確認が可能。プリセットのLUT(Vlog_709)だけでなく、カスタムLUTを読み込んで適用できるので、さまざまな納品イメージに対応できます。

V-Logビューアシスト選択画面

V-Logビューアシスト

V-Logビューアシスト機能

G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0    /   96mm(35mm換算),  1/40sec,  F4.5,  ISO1600

VARICAM LUTライブラリを使用可能

VARICAM LUTライブラリは、複数の機器間で色を正確に共有できるよう、3つの異なるフォーマットで提供されています。
G9PROIIに読み込む際は、「.VLT」をご使用ください。

  • LUTを正しく適用しないと、画像を正しく表示できない可能性があります。

LUMIX Color Lab

クリエイターとLUMIXがコラボして色表現を探求するプロジェクト。オリジナルLUT/プリセットの無償DLサービスやクリエイターのレビュー記事を掲載。

動画記録中の赤枠表示

動画記録中に画面全体に赤枠を表示することで、撮影ミスを防ぐことが可能です。赤枠表示は、ON/OFF選択できます。

動画撮影中の赤枠表示

※画像は、はめ込み合成したものです。

フレーム表示

撮影時にさまざまなアスペクトのフレームを画面表示できます。例えば、16:9での撮影後にシネマスコープで納品する際に、納品時の画角を確認しながらの撮影ができます。アナモフィック撮影を含む全ての撮影モードに適用でき、撮影環境に合わせてフレームの色やフレームマスクの透過度を変更することも可能です。
カスタム機能で任意のサイズとアスペクトに調整することも可能です。「被写体のサイズに合わせてフレームを設定し、構図内の所定位置で被写体を捉え続ける」や「少し余白を取ったフレームを表示する」など、撮影の意図に合わせた柔軟なフレーム表示ができます。

フレーム表示

※画像は、はめ込み合成したものです。

録音レベル表示

撮影画⾯に録音レベルメーターを表示。レベルによって4色カラーで表示するので、⾳割れが気になる範囲をよりきめ細かくチェックできます。音声入力の状態を確認しながら撮影できるため、直感的な録⾳レベル管理が可能です。

録音レベル表示

※画像は、はめ込み合成したものです。

タイムコード

動画編集作業で必要なタイムコード記録にも対応(MOV/ProResの動画記録時)。動画記録中だけカウントアップするレックランに加えて、記録停止中(電源OFF中)もカウントアップするフリーランも可能です。

タイムコード表示

※画像は、はめ込み合成したものです。

明るさを数値化・視覚化する「波形モニター(WFM)」表示

映像の白飛びを確認しながら撮影できる「波形モニター」表示機能を搭載。ファインダー・モニターに表示し、撮影中に映像の白飛びを確認することができます。

明るさを数値化・視覚化する「波形モニター(WFM)」表示

※画像は、はめ込み合成したものです。

ゼブラパターン

閾値の異なる[ゼブラ1]、[ゼブラ2]の同時表示に対応しました。例えば「すでに白飛びしている部分」と「白飛びしそうな部分」を同じ画面で確認できます。さらに、輝度の上限と下限を設定してその範囲内をゼブラパターン表示できるので、スキントーンの測定や、V-Log時の18%標準反射板を使用した露出設定などに有効です。

①=80%以上、②=100%以上の設定例

輝度レベル設定

8bit輝度レベルにおいて、動画の基準である「16-235」・「16-255」階調だけでなく、写真と同じ「0-255」階調での動画撮影が可能。写真と動画を組み合わせた映像を作成する際、輝度レベルの合った編集が可能になります。10bit記録モードでは、「0-1023」「64-940」「64-1023」が選択可能です。

スポット輝度メーター

被写体のごく一部の範囲の輝度を測定する機能を搭載。測定枠は移動が可能なため、構図を決めた後に任意の位置の明るさを測ることができます。通常撮影時は-7~109%(IRE)の範囲を測定、%で表示。露出補正やISO設定を行うとリアルタイムで測定値に反映されます。さらにV-Log設定時はストップ単位に換算して表示。18%標準反射板を測りながら[0 STOP]に調整することで、正確な標準露出が得られます。

スポット輝度メーター V-Log時

V-Log時

スポット輝度メーター スタンダード時

スタンダード時

※画像は、はめ込み合成したものです。

ピーキング

MF時およびAF+MFのMF時、設定でAFS時の半押し中に、ピントのピーク位置が⾊つきで表⽰されるピーキング機能を搭載。被写体のどの部分にピントが合っているのかひと⽬で確認できます。ピーキング表⽰は、検出レベルに関係なく10種類の⾊から選択でき、分かりやすい表⽰を実現しています。

ピーキング

※画像は、はめ込み合成したものです。

アナモフィック動画
シネマスコープサイズの映像作品を制作できるアナモフィック撮影に対応

アナモフィックレンズに対応した、アナモフィック動画記録が可能です。撮影中、アナモフィックデスクイーズ表⽰機能を使えば、シネマスコープサイズ相当に引き伸ばした状態をモニターにシミュレーション表⽰できるので、編集後の仕上がりをイメージしながら構図決めやセッティングを⾏うことができます。

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。