一眼カメラ DC-G9M2決定的瞬間を撮り逃さない高速性能と機動力
撮影基本性能の進化が、被写体への集中をもたらす。
進化したAF性能
像面位相差AFを採用し、高精度なAF性能を実現する進化したリアルタイム認識AF
撮影シーンに応じて最適なAFモードの組み合わせが可能なリアルタイム認識AF。新たに搭載した像面位相差AF(779点測距)と従来のコントラストAF(315点測距)、進化した認識AFにより幅広いフォーカス領域をカバーしながら、写真・動画撮影の両方で柔軟なピント合わせが可能になります。
779点 像面位相差AF
新搭載の像面位相差AFは、像面位相差センサーにより、被写体までの距離を高速・高精度に算出し、779点の測距でダイナミックに動く被写体をとらえるだけでなく、自動認識AFとの組み合わせで、逆光や低照度撮影での被写体が判別しにくいシーンや、複数の人が交差するシーン、より小さな被写体においても、優れたAF追従性能を発揮します。
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 92mm(35mm換算), 1/80sec, F8.0, ISO400
像面位相差AFによるフォーカス精度向上が分かる6つのシーン
●被写体が向かってくるシーン
G9PROII, LEICA DG 35-100 F2.8 / 140mm(35mm換算), 1/5000sec, F8.0, ISO1600
●イルミネーションなどの点光源を含むシーン
G9PROII, LEICA DG 12-35 F2.8 / 32mm(35mm換算), 1/100sec, F5.6, ISO1600
●夕暮れなどの逆光シーン
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 40mm(35mm換算), 1/2000sec, F11, ISO800
●暗がりなどの低照度シーン
G9PROII, LEICA DG 25 F1.4 II / 50mm(35mm換算), 1/20sec, F3.5, ISO4000
●商品レビューをするシーン
G9PROII, LUMIX G 45-150 F4.0-5.6 / 98mm(35mm換算), 1/100sec, F6.3, ISO1600
●複数の被写体が存在するシーン
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 40mm(35mm換算), 1/160sec, F6.3, ISO3200
コントラストAF+DFDテクノロジー(空間認識AF)
空間認識AFとは、パナソニック独自の「DFDテクノロジー(空間認識技術)」によって、ピント位置の異なる複数のライブ画像から空間を認識して、被写体までの距離情報を瞬時に算出、一気に合焦領域までピント合わせを行うAF制御です。
撮影した画像そのものから、DFDテクノロジーにより被写体までの距離を、コントラストAFにより被写体のエッジ強度を同時に算出する為、従来のコントラストAFに比べて、高速性と高精度の両立を可能にしています。
進化した認識AF
ディープラーニング技術を用いた認識AIを、新たに開発することで、従来からの「人物認識」「動物認識」においてもより小さな被写体を、高速かつ正確に認識できるようになりました。また従来の認識対象に加え「車認識」「バイク認識」「動物瞳認識」を新搭載。距離情報を組み合わせることで、静止画・動画撮影で高精度なフォーカス性能を実現します。
人物認識
ディープラーニング技術の進化と認識処理の高速化により、人物の「瞳・顔・体」をそれぞれを認識し、ポートレートや複数人の人物撮影をサポートします。近くの人物の「瞳・顔」を高速に認識し、被写体が動いている場合も確実にとらえ続けます。
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 50mm(35mm換算), 1/160sec, F6.3, ISO3200
G9PROII, LEICA DG 45 F2.8 / 90mm(35mm換算), 1/320sec, F3.5, ISO800
さらに遠くの小さい人物は「体」を認識して、フォーカスし続けます。
従来に比べ被写体の上半身・胴体のみを認識し、複数人を同時に認識する精度も向上しました。
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 50mm(35mm換算), 1/125sec, F8.0, ISO800
動物認識
「動物認識」は、鳥、イヌ科(オオカミなどを含む)、ネコ科(ライオンなどを含む)に対応します。
G9PROII, LEICA DG 100-400 F4-6.3II / 282mm(35mm換算), 1/1600sec, F5.0, ISO400
G9PROII, LEICA DG 35-100 F2.8 / 170mm(35mm換算), 1/4000sec, F8.0, ISO1600
動物瞳認識
従来の「動物+人物認識」から「動物認識」を独立しながら、さらに動物の瞳を認識し、フォーカス追従する「動物瞳認識」を新搭載。被写体の部位を「体」または「瞳・体」から選択できるので、さらに動物の認識精度が向上しています。
G9PROII, LEICA DG 35-100 F2.8 / 100mm(35mm換算), 1/1000sec, F8.0, ISO2000
G9PROII, LEICA DG 100-400 F4-6.3II / 600mm(35mm換算), 1/400sec, F7.1, ISO400
車認識・バイク認識
モータースポーツの撮影に適した「車認識」「バイク認識」を新搭載。被写体を高い精度で認識し続けるので、フレーミングの自由度が上がり、モータースポーツの高度な撮影をアシストします。
G9PROII, LEICA DG 100-400 F4-6.3II / 200mm(35mm換算), 1/2500sec, F7.1, ISO800
G9PROII, LEICA DG 100-400 F4-6.3II / 500mm(35mm換算), 1/2500sec, F8.0, ISO2000
- 設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。
- 動物以外の被写体に対して動物認識する場合があります。
撮影をサポートする多彩なフォーカス機能
多彩なフォーカス機能で、さまざまな撮影環境をバックアップ
天候や撮影環境の変化、さまざまな被写体の撮影において、多彩なフォーカス機能が活躍。撮影シーンや被写体に合わせて最適なAF機能を選べるので、撮影に集中でき、こだわりの作品を残せます。自動認識AFは、さまざまなAFモードを組み合わせることで、自由度が高まり、撮影シーンに応じた最適な組み合わせの選択が可能です。さらに、縦・横・斜めの8方向操作に対応したジョイスティックで、スピーディなAF操作ができます。
フォーカス機能
■AFモード
追尾/フルエリア/ゾーン(横・縦)/ゾーン/1点+補助/1点/ピンポイント
■フォーカス設定
・ピンポイントAF
・AFカスタム設定
・フォーカスリミッター
遠くの被写体を拡大して確認できる、AFポイントスコープ機能
狙った被写体にフォーカスを合わせると、フォーカスが合った部分を拡大表示できる「AFポイントスコープ機能」を搭載。ライブビューファインダーの強みを活かし、被写体を拡大表示してピントを確認したり、望遠鏡のように被写体の観察などができます。
※画像は、はめ込み合成したものです。
フル画素高速連写
フル画素の高速連写 約60コマ/秒AF追従超高速連写で狙った瞬間をとらえる
25.2M フル画素での秒間60コマの高速連写を実現。SHモードによる電子シャッターでRAWとJPEGを記録し、動く被写体に追従(AFC)しながら鮮明にとらえる高画質な連写撮影が可能です。メカシャッターでは、10コマ/秒※1のAFC高速連写も可能です。
※1 連写撮影速度は、使用レンズ、絞り、シャッター速度などの諸条件によって、低下することがあります。
超高速電子シャッター連写機能(フル画素 25.2M画素)
超高速 約60コマ/秒 AF追従連写(電子シャッター)
超高速 約75コマ/秒 AF固定連写(電子シャッター)
高速メカシャッター連写機能(フル画素 25.2M画素)
高速 約10コマ/秒AF追従連写(メカシャッター)
高速 約14コマ/秒AF固定連写(メカシャッター)
バッファメモリの強化
撮影現場を止めないバッファメモリの強化
バッファメモリの強化により、RAW+JPEG連写において最大撮影コマ数が大幅に向上。
連写撮影中にバッファメモリがフルになることで、継続して連写撮影ができない、などのお困りごとを改善し、スポーツ・動物などの動きモノの撮影時には、決定的瞬間を逃さず撮影が可能です。ポートレート撮影時などでも、テンポよく撮影を続けることができます。
プリ連写機能
カメラを構えた瞬間から記録を開始し、決定的瞬間を確実に残せる
連写撮影前から連写記録を行うことができる「SHプリ連写」を搭載。高速連写(SH75 PRE / SH60 PRE / SH20 PRE)に設定時、連写撮影を始める際に行われるシャッターボタン半押しの動作から、連写記録を事前に開始。シャッターボタン全押し(連写撮影開始)までの間をさかのぼって記録することができます。プリ記録時間は0.5秒/1.0秒/1.5秒から選択可能で、1.5秒設定でAFS/MF設定時は約113コマ、AFC設定時は約90コマのプリ連写撮影ができます。
素早く動く被写体の貴重な一瞬を人の反応遅延やレリーズタイムラグなどで逃してしまっても、その瞬間をカメラが自動的に連写記録を行うため、従来に比べて決定的瞬間を撮り逃しません。
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 56mm(35mm換算), 1/1250sec, F5.6, ISO3200
- 周囲の温度が高かったり連続でプリ連写撮影を行った場合は、温度上昇から本機を保護するため、半押ししても、プリ連写が使用できない場合があります。本機の温度が下がるまでお待ちください。
- SDメモリーカードの空き容量が少ない場合、半押ししても、プリ連写が使用できない場合があります。
手ブレ補正システム B.I.S./Dual I.S. 2/アクティブ I.S.
手持ち撮影をサポートする進化した手ブレ補正システム
5軸8段※1ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)
カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)は、「超高精度ジャイロセンサー」の信号に加えて、「撮像センサー」「加速度センサー」から得られる情報をもとに、超高精度ジャイロセンサーを活かし切る最新アルゴリズムを搭載。その結果、従来機(DC-G9:シャッター速度6.5段分)よりもさらに強力な、シャッター速度8段分※1の手ブレ補正性能を実現しました。これにより、撮影が難しかった暗所、長秒露光などでの撮影をより一層サポート。機動力溢れる撮影が可能となり、表現の幅がさらに広がります。動画撮影においても、最新の動画用手ブレ補正アルゴリズム「アクティブ I.S.」を搭載し、映像撮影時に自然で違和感のない手ブレ補正を行います。
※1 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=60mm(35mm換算 f=120mm)、H-ES12060 使用時。
5軸7.5段※2Dual I.S. 2
「Dual I.S. 2」は、超高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御。B.I.S.のみでは補正効果が弱まる中望遠~望遠域でもシャッター速度7.5段分※2の補正効果を実現したことにより、ブレの少ない高品位な画像・映像を求める撮影者を強力にサポート。さまざまなシーンで撮影中の手ブレを心配せずに撮影ができます。
※2 CIPA規格準拠。Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=140mm(35mm換算 f=280mm)、H-FSA14140 使用時。
アクティブ I.S.
従来の優れた手ブレ補正システムに加え、動画撮影時での手持ち撮影を強力にサポートする「アクティブ I.S.」を搭載。カメラのブレ補正の状態を適切に判断し、ブレ補正ユニットの能力を最大限発揮させることで、従来よりも大きな手ブレ※3を補正することが可能となりました。従来ではブレ補正しきれなかったダイナミックな撮影を、より強力にサポートします。
※3 従来機種DC-G9比 焦点距離12mm(35mm換算)において、最大で約200%の大きなブレまで補正可能(交換レンズH-ES12060使用時)。
進化したE.I.S.
電子手ブレ補正(E.I.S.)がさらに進化し、「動画周辺歪み補正※4」を搭載。広角レンズ使用時における周辺歪みを低減します。また新たに強モードを搭載し、ジンバル撮影のような、大きなブレに対する歩き撮り撮影も可能となりました。
※4 主に広角レンズで撮影した映像において、カメラのブレ(とブレ補正)に伴う画面周辺の不自然な歪みを低減する技術。フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。
豊富なレンズラインアップ
LUMIX Gシリーズレンズによる軽量で機動力の高いカメラシステム
広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、超望遠ズームレンズ、単焦点レンズなど描写力・操作性にこだわった豊富なLUMIX Gシリーズのレンズラインアップ。軽量で手にしっくり馴染むフォルム、撮影意欲を刺激する堅牢にして高品位なデザイン。機動性を活かしてさまざまな撮影シーンで活躍し、表現の幅を広げます。
マイクロフォーサーズレンズならではの小型・軽量仕様で、描写性能に加え、機動力と高速性能に優れたリニューアルレンズ
その他の特長
注意事項
- 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。