フルサイズ一眼カメラ/レンズキット DC-S1M2瞬間を鮮やかに切り取る写真性能

S1II, S PRO 50 F1.4 / 50mm, 1/320sec, F3.2, ISO1600 ©Masaki Hirooka

約2,410万画素、
瞬間をとらえる描写力

LUMIX初※1
新開発の部分積層型
CMOSイメージセンサーを採用

LUMIXの絵作り思想「生命力・生命美」に基づく独自のカラーサイエンスと、約2,410万画素の部分積層型CMOSイメージセンサーにより、写真も動画も、表現の可能性が大きく広がります。
新開発の部分積層型CMOSイメージセンサーは、画素領域の上下に高速処理回路を積層して配置することで、さらなる高画質と高機能を同時に実現します。従来比で約3.5倍※2の読み出し速度向上により、ローリングシャッター歪みを抑えた忠実な描写、高フレームレートでの滑らかな動画記録、そして約1.6倍※3の合焦速度を誇るオートフォーカスを可能にしました。
さらに、ライカとパナソニックが共同開発したL2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)を採用した、高速かつ高性能な演算処理能力を誇るエンジンを搭載。新開発イメージセンサーと画像処理エンジンにより、高い解像性能と広いダイナミックレンジで、被写体を美しく精緻に描写します。

写真:新開発の部分積層型CMOSイメージセンサーを採用
  1. 当社デジタルカメラにおいて。2025年6月下旬発売。
  2. 当社デジタルカメラDC-S5M2との比較において。写真の単写撮影、電子シャッター使用時。
  3. LVF表示速度「120fps」設定時。当社デジタルカメラDC-S5M2との比較において。

イメージセンサー性能を最大限に引き出す画像処理エンジン

新開発イメージセンサーから出力される画像情報を高速処理しながら、高精細かつ自然な質感描写を実現します。さらに、高い解像感と立体描写を実現する新インテリジェントディテール処理やノイズリダクションにより、高画質・高感度・色再現に優れた処理性能を発揮します。
また、センサー全域を使った6K 30p(3:2)と 5.1K 60p(3:2)動画、C4K/4K 120pやFHD 240pのハイフレームレート動画なども高速に処理します。 

画像:イメージセンサー性能を最大限に引き出す画像処理エンジン
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 381mm, 1/1600sec, F9, ISO2000
©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/500sec, F8, ISO100
©Wataru Tamura

14bit RAW 対応で、より階調性能を高めた描写が可能

新開発イメージセンサーの高速読み出しにより、すべての連写モードで14bit RAWで記録できます
12bitが4,096階調であるのに対し、14bitは16,384階調と4倍の階調を含んでおり、RAW現像時の強い補正によって発生することがあるグラデーションの階調⾶び(トーンジャンプ)や⽩トビ・黒つぶれを抑えて、豊かなダイナミックレンジを持つ美しい写真表現が可能になります。

※ SH連写モード速度優先設定時は12bitで記録されます。

15ストップV-Log/V-Gamut

LUMIX最大となる15ストップの広ダイナミックレンジ・広⾊域のV-Log/V-Gamut動画記録を実現しました。屋内の間接光と屋外の太陽光が映り込む明暗差の大きなシーンなどでも、白トビや黒つぶれを抑えた階調の広い動画を記録できます。

  • ダイナミックレンジブーストON時:15ストップ、ダイナミックレンジブーストOFF時:14+ストップ。

デュアルネイティブISOテクノロジー

パナソニックの独自技術「デュアルネイティブISOテクノロジー」を搭載。
⼀般的なイメージセンサーは、単⼀の感度・ゲイン回路構成を有していることから、⾼感度になるほどノイズも同時に増幅されてしまうという課題がありました。1画素ごとに専⽤回路を2系統備えたデュアルネイティブISOテクノロジーは、「低ISO感度回路」と「低ノイズ・⾼ISO感度回路」の2系統を自動的に切り換えることで、⾼感度時もノイズを抑えた、より⾃然で美しい絵作りを可能にします。
ファームウェアVer.1.2では、デュアルネイティブISO AUTO設定時に、画面上でベースISO感度が確認できるようになりました。低感度領域と高感度領域が、カラーバーで表示されます

デュアルネイティブISOテクノロジー

こだわり抜いた
LUMIXの色表現

フォトスタイル

LUMIXの絵作り思想「生命力・生命美」の基準となるのは、フォトスタイルの「スタンダード」。
記憶色と忠実再現の絶妙なバランスで、被写体のありのままの魅力を描き出します。さらに、「ヴィヴィッド」「ナチュラル」といった標準的なフォトスタイルから、LUMIX独自のモノクローム表現まで、撮影シーンや表現意図に合わせて選択できます。コントラストや彩度などを自分好みにチューニングすることも可能です。

【左:ナチュラル】S1II, S PRO 50 F1.4 / 50mm, 1/125sec, F1.4, ISO250 ©Masaki Hirooka
【右:ヴィヴィッド】S1II, S PRO 24-70 F2.8 / 70mm, 1/200sec, F5, ISO800 ©Akihiko Nagumo

LEICAモノクローム

ライカがその長い歴史の中で積み上げてきた絵作り思想をL2 Technology協業の中で学び取り入れ再現した「LEICAモノクローム」は、ハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現で、深い黒と白のコントラストが特徴です。

S1II, S PRO 50 F1.4 / 50mm, 1/60sec, F1.4, ISO1600 ©Akihiko Nagumo

LUMIX初
HEIF形式記録対応

従来のJPEGとRAWに加えて、新たに4:2:0 10bitのHEIF記録が可能になりました。
HEIFはJPEGと比べて高い圧縮率でありながら、10bitの豊かな階調表現を両立したファイルフォーマットで、HLGフォトにも対応しています。高輝度HDRディスプレイで再生することで、プリントでは表現できない、人間の見た目により近づいた自然な輝度階調と色彩を楽しむことができます。

※ 当社デジタルカメラにおいて。2025年6月下旬発売。

9,600万画素
ハイレゾモード

手持ちハイレゾ撮影に対応

ハイレゾモードでは、ボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)を活かして、イメージセンサーをシフトさせながら連続撮影を行い、カメラ内で自動合成処理することによって、9,600万画素相当の写真を生成します。
RAWおよびJPEG記録に対応しているほか、カメラ内RAW現像にも対応しており、LUMIXならではの忠実な描写力で、被写体を細やかに表現します。これにより、壮大な自然風景や緻密な芸術作品をさらに細部まで捉えることができます。また、手持ちでのハイレゾ撮影も可能です。

S1II, S PRO 70-200 F2.8 / 108mm, 1/125sec, F8, ISO800

撮って出しで
自分らしい色表現ができる

リアルタイムLUT

リアルタイムLUTにより、カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映することができます。また、2つのLUTを重ね合わせて自分だけの色表現を作り出したり、新たに自分でLUTを作成することもできるため、リアルタイムLUTは「無限のフォトスタイルを作れる」機能とも言えます。
憧れのクリエイターがLUMIX Labアプリやオンラインで提供しているLUTをカメラに取り込んで、写真や動画の撮影に活用することも可能です。対応しているLUTファイルフォーマットは「.VLT」と「.CUBE」です。

【左:オリジナルカラー 右:リアルタイムLUT】
S1II, S PRO 50 F1.4 / 50mm, 1/30sec, F1.4, ISO800 ©Akihiko Nagumo

スマホアプリ「LUMIX Lab」

「LUMIX Lab」 は、LUMIXとスマートフォンをワイヤレスで連携・操作することができる、iOS/AndroidTM 機器向けのアプリです。カメラで撮影したデータをスマートフォンに転送して、アプリ側でLUTを適用したり、アプリの色調整機能を利用して、オリジナルのLUTを作成することも可能です。

S1II, S 24-60 F2.8 / 44mm, 1/2500sec, F2.8, ISO200 ©Kyle Camarillo

・AndroidおよびGoogle PlayはGoogle LLC.の商標または登録商標です。

LUMIX Sシリーズ最速※1
約70コマ/秒 AF追従連写※2
(電子シャッター)

新開発の部分積層型CMOSイメージセンサーの搭載により、電子シャッターで約70コマ/秒※2を実現しました。一瞬ごとにめまぐるしく展開するアーバンスポーツ、野生動物や車・列車の撮影でも、決定的瞬間を逃しません。
ファインダーやモニターがブラックアウトすることなく、ポストビューでフレーミングを確認しながら集中して撮影することができます。

S1II, S 24-60 F2.8 / 47mm, 1/1300sec, F2.8, ISO500 ©Kyle Camarillo
  1. 2025年5月現在。
  2. 連写モード(SH)速度優先設定時。

約10コマ/秒 AF追従連写(H+)
(メカシャッター)

被写体をライブビューで確認しながら撮影する従来の設定に加えて、 AFC設定時に連写速度を優先する「連写モード(H+)」を搭載しました。メカシャッターでも約10コマ/秒のAF追従高速連写が可能なので、決定的瞬間を鮮明に記録できます。
ファインダーやモニターがブラックアウトすることなく、ポストビューでフレーミングを確認しながら集中して撮影することができます。

画像:約10コマ/秒 AF追従連写 画像:約10コマ/秒 AF追従連写
画像:電子シャッター連写表 画像:電子シャッター連写表
  1. 12bitで記録されます。
  2. ファームウェアVer.1.2へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
画像:メカシャッター電子先幕 連写表 画像:メカシャッター電子先幕 連写表

時間をさかのぼって
記録する

プリ連写

シャッターボタンを全押する前から連写記録を開始する「SHプリ連写」を搭載しました。
LUMIX S1IIのプリ連写は、0.5秒、1秒、1.5秒から時間設定が可能。スポーツ選手の巧みな動きや、水鳥が水面を叩く一瞬など、予測が困難な決定的瞬間を捉えることができます。

S1II, S PRO 70-200 F2.8 / 73mm, 1/1000sec, F2.8, ISO640 ©Kyle Camarillo

幻想的な写真表現が可能

多重露出

1枚の画像に複数回の露光を重ね合わせて、幻想的な世界や、ユニークな構図を、手軽に表現することができます。

AIによる
ホワイトバランス調整

AI-AWB

カメラ本体でのRAW現像時に、AIによるホワイトバランス調整が可能になりました。AI技術を用いて光源を推定し、被写体ごとのホワイトバランスゲインを算出、最適化。光源が混在するシチュエーションで撮影した画像でも、最適な結果を得ることができます。

手前から奥まで
ピントの合った高精細な
画像を手軽に合成

深度合成※1

フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し※2、ピントの合った範囲を広げた写真を作成することができます。
マクロレンズなどを使用して被写体を大きく写しつつ、被写界深度の深い写真を撮影したい場合や、風景の前景から後景までピントの合った写真を撮影したい場合に便利です。

S1II, S 100 F2.8 / 100mm, 1/125sec, F5.6, ISO500
  1. ファームウェアVer.1.1以上へのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
  2. 撮影後に合成を行います。撮影環境や撮影枚数によっては、画像の合成に時間がかかることがあります。

特長一覧

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こちらから

注意事項

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  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。