フルサイズ一眼カメラ/レンズキット DC-S1M2ESLUMIXのカラーサイエンスと豊かな階調が生み出す、美しい映像表現

S1IIEで撮影した動画から切り出した静止画

柔軟な
カラーグレーディングが
可能

14+ストップ V-Log/V-Gamut

14+ストップの広ダイナミックレンジ・広色域のV-Log/V-Gamutに対応。暗部からハイライトまで忠実に記録し、階調豊かなHDR映像制作を実現します。
LUMIX Sシリーズ・Gシリーズ全体で統一されたガンマ特性とルックを採用しており、効率的なポストプロダクションが可能です。

画像:V-Log 特性図
画像:V-Gamut

プロの映像制作
ワークフローに応える
豊富な動画記録モード

オーバー4Kの高解像な6K 30p 10bit記録をはじめ、C4K、4K、3.3K、FHDなど、多彩な動画記録モードを搭載しており、さまざまな創造的ニーズや撮影意図に的確に応えます。

画像:動画記録モード 画像:動画記録モード
  • [動画画質]や[スロー&クイック設定]のフレームレートの設定によっては、以下のクロップ倍率で撮影されます。
    FHD動画 : 約1.22倍(151fps以上)。
  • FHD動画 151‐180 fps(スロー&クイック)時には、センサー記録使用画素数は1632 x 920となります。

 

6K 30p 4:2:0 10bit(3:2)
センサー全域記録

センサー全域を使った6K 30p(3:2)動画記録を実現しました。ポストプロダクションにおいて画質を劣化させずにクロップができるため、さまざまなソーシャルメディアプラットフォームやクライアントの依頼に対応できます。
また、HDMIケーブル経由での動画RAWデータ出力にも対応しています。

Cs4K 60p 4:2:2 10bit ALL-Intra(2.4:1)

編集耐性の高い記録モードが充実。Cs4K 60p 4:2:2 10bit ALL-Intra(2.4:1)は、膨大な情報量とオーバーサンプリングによる解像感を両立し、高品質な動画記録が可能です。また、C4K/4K 60pにおいては「無制限記録」を実現しています。

  • カメラの内部温度が高くなりすぎると、録画は自動的に停止します。

MP4(Lite)

SNSなどへのシェアに最適な動画ファイル形式

ファームウェアVer.1.3では「MP4(Lite)」形式に対応しました。低ビットレートでファイルサイズが小さく、転送をスピーディに行えるため、快適なワークフローを実現します。センサー全域で記録する3.8K 30p(3:2)動画を、写真感覚でお好みのアスペクト比にトリミングして、SNSのショート動画などを手軽に作成・共有することができます。

 

プロキシファイル記録

低ビットレートのプロキシファイル記録も可能です。オリジナルの撮影動画と紐づいたプロキシファイルを同時に記録することで、データ転送や編集などのポストプロダクションの作業効率が大幅に向上します。
LUMIX S1IIEでは、動画RAWデータ出力時も、カメラ本体内部のカードにプロキシ動画を記録できます。

  • カメラ本体での動画記録時には、MP4、C4Kを超える動画画質、4:3または3:2の動画画質、ハイフレームレートの設定では、プロキシ動画記録できません。

動画記録時間の目安について

最新の記録時間の目安についてはサポートサイトをご参照ください。

シネマルックを実現する
フォトスタイル
「シネライクA2」


フォトスタイル「シネライクA2」は、広いダイナミックレンジによる豊かな階調表現を特徴とするシネマティックな仕上がりを実現します。ナチュラルな表現をベースに、色ごとの明度に特徴を持たせることで、深みのあるルックに仕上げています。これによりさまざまな撮影シーンで、映画のような表現を楽しむことができます。
さらに、S1IIEでは動画にも「粒状」「色ノイズ」という効果を加えることが可能なため、動画においても撮って出しという選択肢が広がります。

S1IIE, S 85 F1.8 / 85mm, 1/100sec, F1.8, ISO2500 ©Yusuke Fukahori
  • フォトスタイルによって、調整できる設定が異なります。

RAW動画内部記録による
機動性の向上

ProRes RAW HQ / ProRes RAWを、カメラ本体内部のCFexpress Type Bカードに直接記録できます。外部デバイスやケーブルを使わず、最小限のセットアップで撮影できるため、ワンマンオペレーションや少人数での撮影現場において高い機動力を発揮します。また、ジンバル撮影や狭い場所などで小回りが利くため、撮影のバリエーションが広がります。

画像:RAW動画内部記録による機動性の向上
  • Apple、ProResは、米国Apple Inc.の米国、および各国における商標、または登録商標です。

動画RAWデータ出力にも
対応


センサー全域記録の6K 30p(3:2)動画RAWデータを、HDMIケーブル経由で外部レコーダーに記録することが可能です。ATOMOS社製レコーダーによるApple ProRes RAW記録、およびBlackmagic Design社製レコーダーによるBlackmagic RAW記録は、映像制作のワークフローを効率化し、高品質な映像制作をサポートします。
 

【対応レコーダー】

  • ATOMOS社製:NINJA V、NINJA V+、NINJA、NINJA ULTRA、SHOGUN CONNECT、SHOGUN、SHOGUN ULTRA
  • Blackmagic Design社製:Blackmagic Video Assist 12G HDR
画像:動画RAWデータ出力
画像:HDMI動画RAWデータ出力表 画像:HDMI動画RAWデータ出力表
  • Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 5”12G HDR、Blackmagic Video Assist 7”12G HDR。詳細は、Blackmagic Designにお問い合わせください。
  • Blackmagic RAWデータの再生には、DaVinci Resolve, DaVinci Resolve Studioが必要です。また、Blackmagic RAWデータの編集には、DaVinci Resolve Studioが必要です。
  • 対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
  • “ATOMOS”、“ATOMOS NINJA”、“SHOGUN” および“ATOMOS SHOGUN”は、AtomosLimitedの登録商標です。
  • 「Blackmagic Design」は、 Blackmagic Design Pty. Ltd.の登録商標です。
  • 外部レコーダーで記録した動画RAWデータの編集には、対応したソフトウェアが必要です。編集時にV-Log/V-Gamutと色合いを合わせるには、下記サポートサイトからLUT(ルックアップテーブル)をダウンロードし、ソフトウェアに読み込んでください。「Blackmagic Video Assist 12G HDR」で記録した動画RAWデータの編集には、このLUTデータを使用する必要はありません。
    詳細はこちら。

充実の
映像制作サポート機能・
拡張性

フォルスカラーなど、
充実の撮影アシスト機能を搭載

LUMIXでは、波形モニター(WFM)、ベクトルスコープ、スポット輝度メーター、ヒストグラムなどの露出設定ツールが充実しています。さらにS1IIEでは、輝度レベルを色に置き換えて表示できる「フォルスカラー」を採用しており、より安心して撮影に臨むことができます。

画像:フォルスカラーなど、充実の撮影アシスト機能

さまざまな納品アスペクトを
想定
フレーム表示

シネマでは2.39:1や2.35:1、ソーシャルメディアでは1:1や4:5といったように、さまざまなアスペクト比が存在します。S1IIEでは、ポストプロダクションでのクロップを想定したマスク機能を搭載しており、正確にフレーミングしながら撮影することができます。
ファームウェアアップデートにより、選択できるフレーム横縦比は10パターンから17パターンに拡大され、さらに、最大3つのフレームを同時に表示できる機能が追加されました。

S1IIE, S 20-60 F2.8 / 37mm, 1/1000sec, F2.8, ISO160 ©Akihiko Nagumo

撮影中・待機中がわかる
タリーランプ

カメラボディの前面と背面に搭載されたタリーランプにより、被写体側と撮影者側の両方から、録画状態を確認することができます。
リアタリーランプは、カードアクセスランプとしても動作します。フロントタリーランプ、リアタリーランプ、カードアクセスランプは、それぞれの明るさやON/OFFを個別に設定可能です。

画像:タリーランプ

映像制作をアプリで一括管理
スマホアプリ「LUMIX Flow」

絵コンテ作成から効率的な撮影、撮影データの自動整理まで、シナリオ系映像制作のワークフロー全体をサポートするアプリです。さらに、カメラとスマートフォンをUSBもしくはWi-Fiで接続することで、スマートフォンを外部モニターとしても使用できるので、モニターチェックやフレーミングの確認がより便利になります。

画像:LUMIX Flow 画像:LUMIX Flow

音量の変動が大きい録音環境でも安心
32bit フロート録音

別売のマイクロホンアダプター(DMW-XLR2)を使用することで、32bitフロート形式の音声収録が可能になります。
広いダイナミックレンジを持つ32bitフロート形式は、大きな音から小さな音までを高い分解能でカバーできるため、音量の変動が大きい録音環境でも、細かなレベル調整を頻繁に行うことなく、高品質な音源を確保できます。さらに、動画と音声が一つのファイルに記録されるため、編集作業もスムーズに行えます。

画像:32bit フロート録音

リニア録音(16bit / 24bit)

リニア録音(16bit / 32bit)

フロート録音(32bit)

フロート録音(32bit)

シネマ領域での自由度が向上
ARRI LogC3に対応

ファームウェアアップデートで、ARRI社のシネマカメラとのカラーマッチングが可能なARRI LogC3に対応しました。
本機能の実装にあたり、LUMIXのARRI LogC3カーブの映像処理はARRI社の認証を取得しました。豊かな色情報と広いダイナミックレンジを得られるLog撮影の選択肢が、従来のV-Logに加えLogC3まで広がることにより、LUMIXのワークフロー対応力がさらに向上します。

  • LogC3とは、ARRI社が開発したLogエンコード技術。ARRI社製のシネマカメラに搭載。
  • LUMIX S1IIEにおいて、ARRI LogC3はクリエイティブ動画モードの10bitの動画画質で使用可能。
  • ARRI はArnold & Richter Cine Technik GmbH & Co. Betriebs KGの登録商標です。

Bluetooth®経由のタイムコード同期に対応

LUMIXとして初めて、Bluetooth®経由のタイムコード同期に対応しました。
Bluetooth®接続に対応したタイムコードジェネレーターを経由して、複数のカメラのタイムコード初期値を同期させることで、ノンリニア編集時に動画をタイムライン上で揃えることができるので、編集効率が向上します。

  • 当社デジタルカメラにおいて。2025年6月下旬発売。

HLGビューアシスト

「HLGビューアシスト」を使用することで、カメラのモニターやファインダー、さらにHLGに対応していない外付けモニターでも、被写体に合わせて階調・露出を確認することが可能です。S1IIでは、色味のチューニング精度が向上し、より正確に仕上がりをイメージしながら撮影を進めることができます。

特長一覧

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注意事項

  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。