フルサイズ一眼カメラ DC-S1新たな表現を切り拓く
表現者の飽くなき探究心を満たす、多彩な撮影機能。
ハイレゾモード※1
ディテールの描写を追求できる、約96M画素相当の高解像撮影モード
ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)の機構を活かして、センサーをシフトさせながら8回連続で自動撮影を行い、カメラ内で自動合成処理を行うハイレゾモード※1を搭載しました。通常撮影時に比べて4倍の画素数にあたる画像サイズで、最大約96M相当の高解像写真を生成。細かなディテールまで美しく描写し、被写体の持つ精細感や臨場感を最大限に記録することができます。
※1 SILKYPIX®などのソフトウェアでRAW現像する必要があります。
©Todd White ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
被写体に合わせて選択できる2つのモード
撮影条件や表現によって、従来の静止画を自動合成処理を⾏う「MODE1」と、被写体ブレの残像を抑制して合成する「MODE2」が選択できます。
●カメラのブレを抑えるために、三脚を使用してください。
●以下の機能は、通常の写真撮影時と設定できる範囲が異なります。
・最小絞り値:F16
・シャッタースピード:1/8000〜1秒
・ISO感度:最大[ISO3200]
●フラッシュは発光禁止です。
●フォーカスモードの[AFC]は[AFS]となります。
●[シャッター方式]は[電子シャッター]に固定されます。
●機器によっては、[ハイレゾモード]で撮影した画像を再生できない場合があります。
●極端に明るい場所の被写体を撮影したり、蛍光灯やLEDなどの照明下で撮影すると、色合いや明るさが変わったり、画面に横しまが現れたりすることがあります。シャッタースピードを遅くすると横しまが軽減されることがあります。
●[写真画質]は[RAW]で記録されます。撮影したRAW画像は、再生メニューの[RAW現像]では現像できません。ソフトウェア「SILKYPIX Developer Studio」をお使いください。
HLGフォト※1
新しい写真鑑賞スタイル、高ダイナミックレンジの自然な描写
S1では、新機能「HLGフォト※1」を搭載しました。HDRの代表的な規格であるHLG(ハイブリッドログガンマ)に基づいてダイナミックレンジの広いHLG階調で静止画を記録。逆光シーンなどの明るい被写体を含む撮影において、プリントでは表現できない、人間の見た目により近づいた自然な輝度階調と色彩で記録できます。
※1 HLGフォトでは、HLG階調のファイルをHSP形式で記録します。これをHSP形式に対応したHDRテレビやモニターにHDMI出力することにより、HDRでの静止画表示が可能になります。
HLGフォト制作における利便性が向上するプラグインソフトの提供
2つの撮影モード:スタンダード/モノクロ
HLGフォト※1を撮影する際のフォトスタイルは、2つのモードが選択可能。HLG方式のダイナミックレンジの広い写真を撮影する「スタンダード(HLG)」、モノクロを美しく描写するハイライトとシャドウを強調した「モノクローム(HLG)」から選べます。
※1 画像サイズは[Full-Res.][4K-Res.](S1)から選択できます(実際の画像サイズは画像横縦比の設定によって異なります。画像横縦比[65:24][2:1]は設定できません)。
●HLGフォトでは、HLG階調のファイルをHSP形式で記録します。これをHSP形式に対応したHDRテレビやモニターにHDMI出力することで、撮影時に見た光と色彩に近いリアルな画像を鑑賞できます。同時記録したRAW画像、およびそれを現像したJPEG画像は疑似HDR画像として、通常撮影時より暗めに記録されます。
●カメラはHLG方式での表示に対応していません。HLGビューアシストが適用できます。
●撮影した写真はHLG方式に対応したビエラ等のテレビ機器にHDMI出力することで鑑賞できます。また、HSP形式にも対応した機器では、画像を直接再生できます。
●カメラのモニター/ファインダーはHLG方式での表示に対応していません。カスタムメニュー(モニター/表示)の[HLGビューアシスト]で、確認用に変換した映像を、本機のモニター/ファインダーやHDMI接続機器に表示できます。
フォトスタイル
自分好みに設定して、こだわりの写真を撮る
撮影前に、好みの色味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。色味は、鮮やかに色を表現するヴィヴィッドや単色で表現できるモノクロームなど、全12種類を用意しています。色味を設定した後に、好みに合わせてコントラストや彩度などの調整もできます。
さらに、モノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームDを選択時、黄色・オレンジ・赤・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の色をモノトーンで強調し 、印象深い写真を撮影することができます。
新フォトスタイル「フラット」なら、演出を極力抑えた、誇張しない、主張しない表現が可能
新フォトスタイル「フラット」は現⾏の「ナチュラル」よりも更にコントラストと彩度が低く、色や明るさに対する演出を極⼒抑えた、誇張しない、主張のない、風景、ポートレートの撮影等で、彩度・コントラストの低いやわらかい表現を可能にします。
●フォトスタイル一覧
1.スタンダード
標準的な設定
2.ヴィヴィッド
彩度高め、コントラスト高めの鮮やかな効果
3.ナチュラル
コントラスト低めの柔らかな効果
4.フラット
「ナチュラル」より更にコントラスト低めの柔らかな効果
5.風景
青空や緑を鮮やかにし、風景撮影に適した効果
6.人物
健康的できれいな肌色にし、人物撮影に適した効果
7.モノクローム
色味を抜いた単色の効果
8.L.モノクローム
シャープな質感表現を追求し、豊かな階調で被写体を描き出すモノクロの画像効果
9.L.モノクロームD
ハイライトとシャドウをさらに強調させつつ、絶妙にディティールを残したモノクロの画像効果
10.シネライクD
編集時での処理に適したダイナミックレンジ優先のガンマカーブ効果を得られる
11.シネライクV
コントラスト重視のガンマカーブ効果を得られる
12.709ライク
高輝度部分を圧縮し、白飛びを抑えて撮影できる
13.MY PHOTO STYLE 1〜10※1
あらかじめ登録している設定を使用
14.スタンダード(HLG)※2
HLGフォトを撮影するための設定
15.モノクローム(HLG)※2
HLGフォトをモノクロームで撮影するための設定
※1 初期設定では「MY PHOTO STYLE 4」までが表示されています。「フォトスタイル設定」の「フォトスタイル表示の制限」で、メニューに表示する項目を設定できます。
※2 HLGフォト設定時のみ選択できます。
特設ページ「LUMIXの色・フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!
アスペクト設定(画像横縦比設定)
さまざまな構図を楽しめる、6つのアスペクト比
[4:3][3:2][16:9]※1[1:1]※1に加え、[65:24]※2[2:1]※2にも対応。写真を鑑賞するデバイスや表現の意図に合った横縦比を、柔軟に選択できます。フルサイズCMOSセンサーの潤沢な画素数を活かし、どの横縦比を選択しても精細な高画質が得られます。
※1 6Kフォト、フォーカスセレクト([6K 18M]設定時)使用中は設定できません。
※2 [iA]モードや連写、HLGフォトなど、一部の機能とは併用ができません。また、APS-C用レンズ装着時は設定できません。
©Lachlan Gardiner ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
その他の特長
注意事項
●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。