「ひとり時間」の実態調査vol.4 「ひとり時間」のゴールデンタイムはいつ? 朝・昼・夜の時間帯から紐解く過ごし方
ライター:UP LIFE編集部
2025年9月10日
家事・くらし
パナソニックが実施した【「ひとり時間」の実態調査】についてご紹介している本シリーズ記事。Vol.1からVol.3にかけては、「自分で自由に決めて自分のために使う時間(=ひとり時間)」が人生の満足度に影響を与える要素であることや、「ひとり時間」を充実させるためには「没頭」と「リラックス」が重要なキーワードであることをお伝えしてきました。
ところで、みなさんは1日のどのタイミングで「ひとり時間」を過ごしているのでしょうか? Vol.4となる本記事では、調査結果から「ひとり時間」の“ゴールデンタイム”を探るとともに、時間帯ごとの実態をご紹介します。
「ひとり時間」のゴールデンタイムは、ライフスタイルによって異なる
本調査において「あなたの『ひとり時間』のゴールデンタイムは?」とお聞きしたところ、全体としては「夜」や「寝る前」をゴールデンタイムだと考えている人が多いことがわかりました。
ライフスタイル別に紐解いてみると、一人暮らしの人は仕事が終わった夕方以降をゴールデンタイムとする割合が高い一方、同居家族がいる人は昼に「ひとり時間」を持つ人も同程度存在しています。「ひとり時間」をいつ確保するかは、仕事の有無や家族といつ一緒に過ごすかによって、それぞれ異なっているようです。
次に時間帯別の満足度を比較してみると、朝~昼をゴールデンタイムにする人のほうが満足度が高い傾向が見られました。とはいえ、時間帯による満足度の差はそこまで大きくはありません。
では、それぞれの時間帯に、みなさんはどんな過ごし方をしているのでしょうか? ここからは調査によせられたフリーアンサーから、過ごし方の傾向を探っていきます。
【朝派のひとり時間】頭が冴える朝は、ヨガ・運動・勉強などアクティブな活動が人気
まず、早朝~朝をゴールデンタイムだと捉えている人の過ごし方を見てみると、「運動」や「勉強」など1日をスタートさせるアクティブな過ごし方が目立ちました。
朝に「ひとり時間」を過ごす理由としては、まだ家族が就寝していることによる静かさや、朝ならではのすっきりとした空気感を好む回答が多く見られました。
「朝起きてヨガやストレッチをすることが好きです。その後、陽をあびてごはんをゆっくり食べます」(18~29才女性)
「ピラティスをしてコーヒーをのむ」(30代女性)
「朝起きて柔軟体操、ウォーキング、ジョギングを行う」(18~29才女性)
「朝起きてすぐに勉強するとスイッチが入る」(40代女性)
「朝食が済んだら『朝練』と称して30分くらいピアノ練習」(70代女性)
「朝、家族が出かけた後は静かで集中しやすい」(50代女性)
「頭と感性が冴えている」(70代男性)
「何か頭を使うようなときは朝が適しており、動画鑑賞したりリラックスしたいときは寝る前」(18~29才男性)
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【昼派のひとり時間】午前中に家事を終わらせ、ガーデニングなどの趣味に打ち込む
続いて、昼を「ひとり時間」のゴールデンタイムにしている人たちの過ごし方を見ていきます。
フリーアンサーで目立ったのは、趣味性が高い活動に打ち込んでいる人や、ガーデニングなどの屋外活動を楽しんでいる人です。この時間帯をゴールデンタイムに選んでいる人は男女ともに60~70代が多く、その内容からも、仕事や子育てがひと段落して仕事の時間に余裕のある人が多いことがうかがえました。
「雨が降っていなければ庭仕事に没頭しています。雨の日は台所でお菓子等を作って楽しんでいます」(60代女性)
「お昼までに家事を済ませて、午後は踊ったり動画を見たり好きなことを夕方までできるから」(60代女性)
「家事が一段落したあと、天気の良い日に庭の掃除を一通りして、花や樹木が風に揺れて生き生きと見えるときに癒される」(70代女性)
また、「お昼にひとり時間を楽しむために、午前中に家事や仕事をすべて終わらせてしまう」「同居家族が仕事や学校に行くタイミングを自分のひとり時間にしている」といった回答もあり、時間を自由に使うための工夫も垣間見られました。
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【夜派のひとり時間】没頭解放感の中、番組鑑賞や読書など好きなことに没頭
ここからは、仕事終わり~夜~深夜をゴールデンタイムにしている人たちの「ひとり時間」を紹介していきます。
この時間帯は、スマートフォンやテレビでデジタルコンテンツを鑑賞したり、読書をしたりと、リラックスしながら何かに没頭して過ごしている人が多く見られました。
「夫が寝た後にリビングのテレビを独占して、撮り溜めた番組を缶チューハイやワインを飲みながら楽しむ」(40代女性)
「仕事終わりは必ず1人でぼーっとしながら帰る。家族が寝静まった頃に好きな事をしたり、1人でスマホを見ながらゴロゴロする」(30代女性)
「やるべき事を終えた解放感の中でゲームや漫画に没頭すると嫌な事も忘れます」(40代男性)
フリーアンサーでは「仕事や義務から解放される」「忙しかった時間から離れて自分の癒しに集中できる」といった声が多く聞かれ、「解放感」というキーワードがこの時間帯の「ひとり時間」を強く特徴づけています。
また、深夜派のフリーアンサーでは「クリエイティブな発想が浮かぶ」という声もあり、真夜中に集中して創作活動に勤しむ人もいるようです。
「睡眠と覚醒の推移の時間にクリエイティブな発想を得ることが多い」(70代男性)
「ラジオを流しながら、創作活動をしている。適度に集中も出来るし、リラックス出来る」(50代女性)
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【お風呂&寝る前派のひとり時間】寝落ちするまでの自分を労わるリラックスタイム
最後に紹介するのは、お風呂や寝る前の時間の「ひとり時間」です。
1日を終えて眠りにつくまでのこの時間帯は、やはり「リラックス」を重視した時間を過ごしているという回答が多く見られました。
「お風呂に入り、いつでも寝られる用意をしてからテレビ・ビデオ鑑賞や読書をする」(70代女性)
「解放された気持ち。お風呂はデトックスできる、最高のリラックスタイム。寝落ちするまでの自由な時間を贅沢に感じます」(40代女性)
「お風呂から上がり、ぼーっとYouTubeを見てそのまま寝落ちすることが幸せ」
「仕事がある日は入浴後、ストレッチやお肌の手入れをゆっくり落ち着いてする。これらの時間が唯一のリラックスタイム」
こうした回答から、この時間帯の「ひとり時間」は“一日の終わりのご褒美タイム”になっていることが伝わってきます。また、「寝落ち」へと誘われる、ゆるやかな時間の過ごし方が好まれていることもわかりました。
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あなたにとってのゴールデンタイムを見つけよう
こうして時間帯別に「ひとり時間」の過ごし方を見ていくと、同じ「没頭」でも早朝の「生産的な没頭」(勉強、運動など)と夜間の「娯楽的な没頭」(ゲーム、動画、読書など)があることが見えてきました。また、一言で「リラックス」と言っても、朝は「目覚めのリラックス」、夜は「体を休めるリラックス」が求められていることがわかり、興味深い結果になりました。これから「ひとり時間」をもっと楽しもうと思っている方は、こうした傾向をヒントに、やりたいことから逆算してゴールデンタイムを決めてもよいかもしれません。
さらに今回の調査では、「ひとり時間」を確保するために「落ち着ける時間帯を選ぶ」「スケジュールやルーティンに組み込む」といったさまざまな工夫がなされていることも明らかになりました。
自分自身のライフスタイルと、理想の過ごし方。その両面を考慮しながら、無理のない形で「ひとり時間」をルーティンに組み込み、ぜひ自分らしいひとときを送ってください。
心地よい暮らしを送るクリエイターの「ひとり時間」とは?
ライフスタイル誌「&Premium」「クロワッサン」のウェブマガジンにおいて、自分らしくポジティブに「ひとり時間」を過ごしている方々のインタビューを掲載中です。ぜひご覧いただき、ご自身の「ひとり時間」のヒントにしてください。
「&Premium」(2025年9月号)
雑誌や広告で活躍するインテリアスタイリストの大谷優依さんに、紅茶と焼きたてパンの香りに包まれて過ごす「朝のひとり時間」についてお聞きしました。無理をせず、自分で自分の機嫌を取る、朝の大切なひとときです。
「クロワッサン」(2025年9月10日売号)
創作活動のための“インプット時間”として、「ひとり時間」を過ごすイラストレーターの松尾たいこさん。ネックスピーカーを活用して映画やオーディオブック鑑賞、さらに語学学習にも励む毎日を取材しました。
<調査概要>
- 調査期間:2024年12月20日(金)~12月23日(月)
- 調査地域:全国
- 調査方法:インターネット調査
- 調査会社:株式会社クロス・マーケティング
- 調査対象:下記2つの対象に分けて調査
(1)5,200人(現状「ひとり時間」が取れている方/現状「ひとり時間」が取れていない方/学生および無職の方は除く/18~79才の男女)
(2)2,400人(現状「ひとり時間」が取れている方/学生および無職の方は除く/18~29才・30代・40代・50代・60代・70代の男女各200名)
※調査結果を引用いただく際は、「パナソニック調べ」の記載をお願いします。
2025年9月10日 家事・くらし
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