お部屋のカビ対策

「お部屋のカビ対策」ページのメインビジュアルです。 「お部屋のカビ対策」ページのメインビジュアルです。

ジメジメしたところに発生しやすいイメージのあるカビですが、一度生えてしまうと、除去するのが難しいのがカビの難点。
目に見えない胞子で繁殖するため、生えていないときこそ予防や対策が大切です。
カビの生えにくいお部屋環境の作り方や対策のコツを解説します。

その悩み、実はカビの仕業かも・・・

押入れやクローゼットに収納した布団や服、靴にカビが生えないか心配

クローゼットに服が掛かっている画像です。

「クローゼットにしまっていた鞄や、下駄箱に入れていた革靴などに、いつの間にかカビが生えていた」、「大事にしまっていたつもりなのに、カビのせいで台無しに……」なんて経験はありませんか?

密閉されたクローゼットや押入れは、意外と湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすい場所なのです。

エアコンやお部屋、部屋干しの洗濯物・タオルなどがカビくさい

屋内で洗濯物を干している画像です。

エアコンのつけはじめに、イヤなニオイが吹き出してきたことはありませんか? 実は、それもカビの仕業かも。エアコン内部に溜まったホコリや汚れをエサにして、カビが繁殖すると、イヤなニオイが発生することがあります。

また、部屋干しの洗濯物や、洗濯機からするイヤなニオイも、カビや菌の繁殖が原因の場合があります。

エアコン内部にカビが生えてしまった場合、カビの胞子が、風に乗って放出されてしまうことがあります。

そのような「カビ風(エアコンの風に乗って放出されたカビが空間へ広がる動き)」を高感度カメラの撮影により可視化しました。普段なかなか意識しないカビの浮遊ですが、冷暖房の風によってこのように空間を漂ってしまうことが分かります。

●本動画は目に見えにくいカビの飛散の様子を、実験的に可視化したものです。
●カビの飛散防止を検証するものではございません。

お部屋やおうちの中で、カビを生えにくくするためには?

梅雨や秋雨の時期など、ジメジメした季節には特に気になるカビ。カビが発生する条件や対策について、パナソニックで技術開発に携わるスペシャリストが解説します。

小村 泰浩

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社
くらしプロダクトイノベーション本部
コアテクノロジー開発センター
機能デバイス開発部 第二課

ウイルスやカビなど微生物のスペシャリスト。社内外専門家と連携して、ナノイーXデバイスでどのような効果を発揮できるか作用の検証実験を担当。

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 くらしプロダクトイノベーション本部 コアテクノロジー開発センター 機能デバイス開発部 第二課 小村 泰浩さんの画像です

お部屋やおうちの中で、悪影響をもたらしうる主要なカビは、5種類

小村:
おうちの中でカビが生えやすい場所は、特に次の3ヶ所です。(1)浴室、キッチン、トイレ、洗濯機などの水回り、(2)押入れやクローゼットなどの気流が滞りやすい空間、(3)エアコン内部、家具の裏、壁と天井の境などの掃除がしにくい場所。

それぞれの場所で主なカビの種類が異なり、これらのカビすべてに対応できる対策が必要です。(1)はクロカビやアカカビ。 (2)はクロカビ、アオカビの他にコウジカビも。 (3)はクロカビ、ススカビ、コウジカビ、アオカビなどが主なカビの種類です。

さらに、ダニはカビを栄養にしているので、室内にカビが増えるとダニの繁殖も促進されることもあります。

カビの生えやすい条件や環境は? 生えにくくするための対策は?

カビが生える条件のイラストです。温度20~30℃、湿度60%以上、栄養 ホコリや食べかす・人間の皮脂など

小村:
カビが生える条件は、主に“温度”、“湿度”、“栄養”の3つが挙げられ、これらの条件が揃うとカビが増殖します。室内で発生するカビについては、温度20〜30℃、湿度60%以上の環境がカビにとっては好条件です。

室内の空気が滞り、湿度が高くなるところがカビが生えやすい場所です。使用後のお風呂場や洗面室、使用直後の結露が発生しているエアコンの内部は特にカビが生えやすい場所と言えます。

カビを生えにくくする環境づくり。対策のポイントは?

小村:
カビは目に見えない胞子によって広がるため、いま発生していないからといって、お部屋に存在していないわけではありません。一度目に見えるほど生えてしまうと、完全に取り除くことが難しくなるため、カビが生えてしまうまでの「予防」が大切です。

窓を開ける人のイラストです。

お部屋の風通しをよくする

カビにとって乾燥は最も効果的。風通しをよくすることで簡単に対処できます。

左から、扇風機、除湿機のイラストです。

扇風機や除湿機を活用する

風通しをよくしても湿気を取り除きにくい場所や季節には、家電を活用することでカビ対策を強化できます。

左から、雑巾、バケツ、スプレーボトルのイラストです。

こまめに掃除をする

特にカビの生えやすい場所は、こまめに掃除をすることで「予防」することを意識しましょう。

ここから先は、ナノイー・ナノイーX技術に関する説明です。
ナノイー・ナノイーX搭載商品の効果については、各商品サイトをご覧ください。

●掲載している効果時間については、ナノイー・ナノイーXのデバイスとしての試験結果です。
●実際の効果は、お部屋の状況やご使用方法によって異なります。

気になるくらしのカビ対策を、家電で強力サポート

エアコンのイラストです。

エアコン

自動でエアコン内部のカビを対策。さらに、冷暖房しながら「換気」や「空気清浄」ができる機種があります。

衣類乾燥除湿機のイラストです。

衣類乾燥除湿機

住まいの湿気をしっかりケア。
カビの生えやすいジメジメした季節も、部屋干しの洗濯物をカラッと乾かします。

ナノイーX技術は、くらしの主要なカビ8種類の抑制※1を検証済です

自力でできる対策には限界がある、カビの増殖をできるだけラクして抑えたい・・・・・・。
そんなあなたに、ナノイーXがカビを抑制※1する力でサポートします。

(約6畳の密閉試験室内において)
浮遊したカビ菌:60分後※2、付着したカビ菌:8時間※3で抑制効果を確認

●数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。
●ハウスダス卜に含まれる主な力ビ Cladosporium (クロ力ビ)、Aspergillus (コウジ力ビ)、 Penicillium (アオカビ)、 Alternaria (スス力ビ)、Fusarium (ア力力ビ)、Eurotium (力ワキコウジ力ビ)に加え、土壌から大気を介して居住環境へ力ビが侵入すること※4も考慮し、土壌に存在する Mucor (ケ力ビ)、および、風呂場に分布している Stachybotrys (黒色力ビ※5) を含む、計8種の力ビに対し、ナノイーを曝露することで、力ビの成長を抑える効果があることを確認しました。

水から生まれたナノイーXは、パナソニック独自のクリーンテクノロジー。
空気中に放出されたナノイーXがカビに届き、抑制※1します。

ナノイーXがカビを抑制する※1仕組み

微細な粒子のナノイーXが、染み付いたニオイに的確に届く様子のイメージ画像です。

1.ナノイーXが、カビに的確に届きます。

ナノイーXに含まれるOHラジカルがニオイの原因物質を分解するイメージ画像です。

2.OHラジカルがカビのタンパク質を変性させます。

ナノイーXで、ニオイを脱臭するイメージ画像です。

3.カビが抑制されます※1。反応したOHラジカルは水(H2O)に戻ります。

ナノイーXは、すべてのグレードで「デバイス交換不要」。面倒な部品交換を気にせず使えます。

各製品に搭載されているナノイーXデバイスは、
電極が摩耗せず汚れもつきにくいから、交換時期を気にしたり、
定期的なお手入れの手間もなく、長くお使いいただけます。

●故障の際は交換が必要となります。

ナノイーX(48兆)デバイス(ラウンドリーダ放電)の画像です。ナノイーX搭載商品は、デバイス交換不要です。 ナノイーX(48兆)デバイス(ラウンドリーダ放電)の画像です。ナノイーX搭載商品は、デバイス交換不要です。

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ナノイーXの効果

花粉をはじめとするアレル物質や、空気中のさまざまな有害物質を抑制するナノイーXの7つの効果をご紹介。 

テクノロジーページのイメージ画像です。

ナノイーXは、なぜすごい?

確かな効果を支える技術や、開発に携わるスペシャリストたちの想い。

搭載商品 一覧のバナー画像です。

搭載商品 一覧

エアコン、空気清浄機、ドラム式洗濯機などに搭載されています。

ナノイーXが選ばれる理由のイメージ画像です。

ナノイーXが選ばれる理由

ナノイー・ナノイーXの「選ばれる理由」の一部を、納入先のみなさまのお声をもとに、ご紹介します。

※1:ハウスダス卜に含まれる主な力ビ Cladosporium (クロ力ビ)、Aspergillus (コウジ力ビ)、 Penicillium (アオカビ)、 Alternaria (スス力ビ)、Fusarium (ア力力ビ)、Eurotium (力ワキコウジ力ビ)に加え、土壌から大気を介して居住環境へ力ビが侵入すること※4も考慮し、土壌に存在する Mucor (ケ力ビ)、および、風呂場に分布している Stachybotrys (黒色力ビ※5) を含む、計8種の力ビに対し、ナノイーを曝露することで、力ビの成長を抑える効果があることを確認しました。
※2:【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター【試験方法】約6畳の実験室においてカビ菌数の変化を測定 【除菌の方法】ナノイーを放出 【対象】浮遊したカビ菌 【試験結果】60分で99%以上抑制(第205061541-001号) 試験報告書発行日:2005年7月6日
※3:【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター【試験方法】試験室(約6畳)において布に付着カビ菌の発育を確認【抑制の方法】ナノイーを放出 【対象】付着したカビ菌(クロカビ、コウジカビ、アオカビ、ススカビ、アカカビ、カワキコウジカビ、ケカビ、黒色カビ)【試験結果】8時間で抑制効果を確認(クロカビ:第17145307001-0201号、コウジカビ:第17145307001-0101号、アオカビ:第17145307001-0601号、ススカビ:第13044083002-01号、アカカビ:第17145307001-0401号、カワキコウジカビ:第17145307001-0301号、ケカビ:第17145307001-0501号、黒色カビ:第17145307001-0701号) 試験報告書発行日:2013年6月14日(ススカビ)、 2018年1月30日(その他)
※4:高鳥浩介、2002年「かび検査マニュアルカラー図譜」 p.44、45 (株)テクノシステム
※5:高鳥浩介、2002年「かび検査マニュアルカラー図譜」 p.382 (株)テクノシステム