空気清浄機の選び方

空気清浄機は、お部屋の広さ、花粉対策、設置性、加湿機能の有無、お手入れ、電気代で選ぶことができます。
くらしに合った最適な空気清浄機を使いましょう。
ここでは、空気清浄機の選び方をポイントごとに解説します。

CHECK 1お部屋の広さ(畳数)で選ぶ

部屋の広さと適用床面積の考え方

空気清浄機は、どの製品にも「適用床面積」が記載されています。
適用床面積とは、日本電機工業会規格(JEM1467)で定められた基準により、「30分できれいにできるお部屋の広さ」を表しています。

CHECK 2花粉除去性能、フィルター性能で選ぶ

フィルターをチェック

空気清浄機の内部では、さまざまな高性能なエアフィルターが微細な粒子をキャッチしてお部屋の空気をキレイにします。

空気清浄機内部の高性能エアフィルターの概略図です(プレフィルター、集じんフィルター、脱臭フィルター)。 空気清浄機内部の高性能エアフィルターの概略図です(プレフィルター、集じんフィルター、脱臭フィルター)。

プレフィルター

目の大きめなフィルターで、ペットの毛や繊維など比較的大きな汚れを取り除きます。

集じんフィルター

静電HEPAフィルター※1などの素材を用いて、細かな汚れを取り除きます。

脱臭フィルター

活性炭などの素材を用いて、ニオイの元を吸着し、ニオイを取り除きます。

吸引性能(気流)をチェック

空気清浄機にとって大切なのは、部屋の空気をどれだけ効率よく漏れなく吸い込めるかという点です。
特に花粉は比較的大きく重いため、床付近に落ちやすい性質があります。
花粉をしっかり除去するには、床付近まで吸い込める気流設計かどうかを確認しましょう。

空気中の汚れの大きさと重さを表した図です(たばこの煙 0.1㎛、粉砕されたアレル物質 1㎛、PM2.5 2.5㎛、フケ 垢 ホコリ カビ 10㎛、花粉30㎛)。 空気中の汚れの大きさと重さを表した図です(たばこの煙 0.1㎛、粉砕されたアレル物質 1㎛、PM2.5 2.5㎛、フケ 垢 ホコリ カビ 10㎛、花粉30㎛)。

CHECK 3設置性(置きやすさ)・置き場所で選ぶ 

最大限の効果を発揮させるためには、置き場所にも注意が必要です。
お使いになるお部屋に空気清浄機を置けるスペースがあるかどうか、事前にチェックしておきましょう。

設置性(置きやすさ)を左右するポイント

空気清浄機は、周囲の空気を吸い込んでキレイにする家電のため、本体まわりに障害物がないほどその効果を発揮します。置きたい場所に空気清浄機を置くには、吸い込み口の位置や、本体周囲に空けておくべきスペースを確認することが大切です。
それぞれ機種によって異なるため、しっかりとチェックしましょう。


空気清浄機本体の周辺にスペースを確保することを表すイラストです。

CHECK 4加湿機能で選ぶ

加湿機能の有無をチェック

空気清浄機は、加湿機能が付いた一体型(加湿空気清浄機)と、空気清浄機能のみの単独型(空気清浄機)に大きく分けられます。
加湿空気清浄機と空気清浄機には、それぞれにメリット・デメリットがあるため、お部屋の環境や使用目的に合わせて選ぶことが大切です。

加湿空気清浄機のメリット/デメリット

メリット
・季節を問わず年間を通じて活躍
・別で加湿器を設置する必要がない分、お部屋のスペースを有効活用できる

デメリット
・水を使う製品のため、タンクの水補給や加湿フィルターのお手入れが面倒
・空気清浄機に比べて重量や設置スペースがかさむことが多い

空気清浄機のメリット/デメリット

メリット
・給水や加湿フィルターのお手入れが不要で、管理がラク
・コンパクトで比較的設置しやすい

デメリット
・乾燥シーズンは別途対策が必要
・加湿器と併用する場合、新たに設置スペースや電源が必要になる

加湿空気清浄機を選ぶときのポイント

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加湿機能の適用床面積をチェック

加湿一体型空気清浄機の適用床面積は、空気清浄機能より加湿機能のほうが小さいケースが多いです。お部屋の広さに対してどちらの機能も十分な性能を発揮できるか、しっかりと確認しましょう。

タンクの給水イメージの画像です。

タンク容量をチェック

タンクの容量は、大きいほうが給水頻度は少なくなりますが、本体が大きくなり、給水時の重さも重くなります。

タンクのお手入れイメージの画像です。

お手入れのしやすさをチェック

口が大きいタイプのタンクは、手がすっぽり入り奥まで洗えるので、日々のお手入れがしやすくなります。

CHECK 5掃除・お手入れのしやすさで選ぶ

空気清浄機を長く清潔に利用するために、定期的にメンテナンスをすることが重要です。
パナソニックの空気清浄機は、お手入れや部品交換などメンテナンスのしやすさにもこだわっています。

フィルターのお手入れイメージの画像です。

フィルターのお手入れのしやすさ

お手入れはすべて前面から。本体を動かさずにフィルターのお掃除がスムーズに行えます。加湿フィルターは月1回の押し洗いで短時間でお手入れできます。

対象機種:F-VXW90 / F-VXW70 / F-VXW55 / F-PX70C / F-PX60C
●F-PX70CとF-PX60Cには加湿フィルターはついていません。

空気清浄機内のフィルターのイメージ画像です。

フィルターの寿命

パナソニックの空気清浄機は約10年フィルター交換が不要。交換の頻度が低いから、手間とコストを抑えられます。

対象機種:F-VXW90 / F-VXW70 / F-VXW55 / F-PX60C
●「フュージョン」素材採用加湿フィルターは、旭化成株式会社との共同開発により完成した、当社独自のフィルターです。「FUSION/フュージョン」は旭化成株式会社の登録商標です。

ナノイーXの発生装置の画像です。

ナノイーXの発生装置は交換不要

電極を包む水がバリアのような役割を果たし、汚れや電圧の刺激から守るから、発生装置は交換も日頃のお手入れも不要です。

対象機種:F-VXW90 / F-VXW70 / F-VXW55 / F-PX70C / F-PX60C
●故障の際は交換が必要となります。

CHECK 6電気代で選ぶ

つけっぱなしにすることも多い空気清浄機は、電気代やランニングコストを抑えることが家計にとって不可欠です。
パナソニックの空気清浄機は、電気代や交換部品のコストパフォーマンスなど経済性の高さも大切にしています。

空気清浄機の1時間あたりの電気代計算方法(目安)

空気清浄機の一時間当たりの電気代計算方法(目安)です。1時間当たりの電気代(円)×消費電力(W)×電気代単価(31円/kwh)÷1000 空気清浄機の一時間当たりの電気代計算方法(目安)です。1時間当たりの電気代(円)×消費電力(W)×電気代単価(31円/kwh)÷1000

電気代の目安※3(50Hz/60Hz)

加湿空気清浄機 F-VXW90

2.8円/h(空気清浄運転時)
=88W×31円/kwh÷1000

2.1円/h
(加湿空気清浄運転時)
=65W×31円/kwh÷1000

F-VXW90の画像です。

空気清浄機 F-PX70C

1.8円/h(空気清浄運転時)
=57W×31円/kwh÷1000

F-PX70Cの画像です。

●こちらは一例としての参考情報です。

※3:「強」モード時。電気代は電力料金目安単価31円/kWh(税込)〔2022年7月改定〕で計算したものです。

各ポイントを比較検討することで、自分の生活に合った空気清浄機を見つけましょう。

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※1:JIS Z 8122:2000による規定。定格流量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルター。