新生活に睡眠トラブルはつきもの?! みんなの睡眠のお悩みを調査


ライター:UP LIFE編集部
2025年2月20日
健康
心身の健康にとって重要な「睡眠」ですが、それゆえに寝つきの悪さ睡眠の質の低さなど、悩みもつきないもの。新生活など環境が変わる時期には、特に気になってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではパナソニックが実施したみなさまの睡眠の悩みやセルフケアの方法に関してのアンケートをご紹介、ぜひ新生活の参考にしてください。
睡眠の悩みを抱える人は約8割?! 新生活の緊張やストレスも要因に

パナソニック株式会社は、20~60代の睡眠不足を感じたことがある&新生活シーズンに環境が変わった経験(進学、就職、転職、引っ越しなど)がある男女800名を対象に睡眠に関する調査を実施。その結果からみなさんの睡眠のお悩みなどをみていきましょう。
まずは、睡眠の悩みを感じているかどうかについて。定期的に寝つきの悪さや睡眠の質の低さを感じるかを聞いたところ、「かなり感じている(31.1%)」「少し感じている(47.5%)」を合算すると78.6%となり、約8割の人が寝つきや睡眠の質について悩みを持っていることがわかります。

年代別にみると、30代女性では「かなり感じている」と回答した人が、属性の中で最多の41.7%にのぼり、特に睡眠の質の低さを感じていることがわかります

新生活の緊張やストレスで6割が睡眠不足を経験
これからの時期、特に睡眠への影響が気になるのは新生活による環境の変化やストレス。そこで、新学期や新生活(新たな環境)の緊張やストレスで睡眠不足を感じることはあるかについても聞いたところ、「かなり感じる」「少し感じる」を合わせると65.9%となり、半数以上の人が新生活の緊張やストレスで睡眠不足を経験していることがわかりました。

多くの人が寝る前のセルフケアを意識
次に寝つきをよくするために重要なものを聞いたところ、1位は63.5%の人が回答した「リラックスをすること」で、2位は「身体をあたためる」で52.1%の人が回答。また、「身体をあたためる」ためにやっていることを聞いたところ、1位は「入浴時間を長くする」で47.3%、次いで「ストレッチ」で46.9%、「マッサージ」で32.6%という結果に。


同じく寝つきをよくするために寝る前にやっていることについては、29.9%の「特にない」が最も多いものの、次いで「ストレッチ(25.9%)」が多く、ストレッチやマッサージを特に行う箇所を聞いたところ1位が「ふくらはぎ(59.4%)」、2位が「肩(43.7%)」と多くの人が疲れやすい部位などを意識しているようです。


また、寝つきをよくするために特に丁寧にケアする体のパーツはどこかを聞いたところ、1位は「目」で37.2%と最も多いものの、次いで「脚」が32.4%となりました。年代別・性別でみると、20代男性は特に「目」を特に意識し(54.3%)、40代女性は「脚」のケアを重視(44.6%)する傾向がみられました。

副交感神経を優位にしてリラックスしたり、ストレッチやマッサージで血流を改善したりすることは睡眠の質を高めるために重要といわれているため、みなさんもセルフケアを重視しているのでしょう。
睡眠のメカニズムや足のストレッチついて詳しくは下記の記事をご参考ください
睡眠で気になるのは「手足の冷たさ」、多くの人が寝つきに影響していると感じている
さらに細かい睡眠の悩み、とくに入眠時の気になる部位や体の状態についてもみていきましょう。
アンケートでは、気になると眠れなくなってしまう体の状態を聞いたところ、1位の「手足が冷たい(46.1%)」が圧倒的に多く、2位の「肩がこる(24.1%)」以下と比べても大きく引き離しています。

さらに、脚の疲れなどで(冷たい・重い・だるいなど)で寝付けないと感じたことがあるかを聞いたところ、「かなりある」「少しある」を合わせると60.5%と半数以上の人が脚の疲れで寝つけない経験をしていることがわかり、上記の「手足が冷たい」が多いことをあわせると、多くの人が脚まわりを気にしていることがわかります。

また、寝る前に脚の疲れや冷たさを感じたとき、睡眠にどのような影響があるかを聞いたところ、1位が「入眠しにくい(48.4%)」、次いで「眠りが浅くなる(30.1%)」となり、年代別・性別でみると、「入眠しにくい」と感じる割合が女性はどの年代も50%を超えていることから、特に女性の方が寝る前に脚の疲れや冷たさの睡眠への影響を感じているようです。


下記の記事では、入眠前の足のストレッチについても解説しているのでご参考ください
「寝る時に靴下」はダメ? 履かずに寝たいと思う人が約7割も
睡眠時の足の冷たさが気になる人は、「靴下を履いて寝る」という人も多いのではないでしょうか。今回の調査でも寝る時に靴下を履いて寝ることはあるかを聞いたところ、「かなりある」「少しある」を合わせると37.5%と約4割の人が靴下を履いて寝ているという結果に。
また、靴下を履くことで脚の状態が改善され寝つきが良くなったと感じることがあるかを聞いたところ、「かなり感じる」「少し感じる」を合わせると76.1%の人が寝つきの改善を感じている結果となりました。

一方、できれば靴下を履かずに裸足で寝たいと思っているかを聞いたところ、「かなり思う」「少し思う」を合わせると74%に。効果を実感つつも、靴下を履いて寝ることへの抵抗があるようです。

実際、寝る時に靴下を履くと深部体温の低下に重要な足からの放熱を妨げて眠気が高まりにくくなるともいわれているため、寝る時に靴下を履いている人はレッグウォーマーなどで足の冷たさを対策してもよいかもしれません。
靴下と睡眠の関係や就寝時の習慣について詳しくは下記の記事をご参考ください
セルフケアに面倒さを感じる人は手軽なケアグッズの活用も
ここまでみてきたように、多くの人が寝つきや睡眠の質に悩みを感じており寝る前のリラックスや疲れの解消にセルフケアを重要視しつつも、どうしても面倒に感じがち。実際に、セルフケアの上位にきていたストレッチやマッサージを行うことを面倒だと思うことはあるかを聞くと、「かなり思う」「少し思う」を合わせると83.9%の人が「面倒」と感じており、ハードルの高さがうかがえます。

また、新学期や新生活に向けて購入したいと思うアイテムを聞いたところ、1位が「リラックスしたり身体を整えるセルフケアグッズ」で45.7%と圧倒的に多い結果となっており、ストレッチなどのセルフケアを意識しつつもセルフケアグッズやストレスを解消するようなアイテムの活用も検討しているようです。みなさんも無理せず、セルフケアグッズやサポートグッズを活用して、良い新生活を迎えてください。

UP LIFEでは、すでに紹介した記事以外にも睡眠の質を高める習慣やトラブルの解決方法などをご紹介しています。詳しくは下記の記事をご参考ください
[調査概要]
- エリア:一都三県
- 調査対象:20代~60代 男女 計800人
- 【睡眠不足を感じたことがある&新生活シーズンに環境が変わった経験(進学、就職、転職、引っ越しなど)がある方】
- 調査期間:2025年1月10日~1月14日
- 調査方法:インターネット調査
2025年2月20日 健康
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