ムラヨシマサユキさんの「リュスティック&シフォンケーキ」のレシピも。パナソニック ビストロのオーブンをお試し
ムラヨシ マサユキさんをナビゲーターに、パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」の最新機種を体験するイベントが開催されました。参加したのは、パンやお菓子の教室を主宰している5名の講師のみなさん。ビストロのおいしさの語り手「ビストロ・テイストテラー」どうしで、ビストロのよさを語り合います。
INDEX
ムラヨシ マサユキさん
料理研究家。製菓学校卒業後、パティスリーやカフェ、レストラン勤務を経て、パンとお菓子の教室を主宰。「家で作るからおいしい!」をコンセプトにした再現性の高いレシピ、作り手に寄り添った分量の配合や作り方を日々探求中。著書多数。
お菓子・パン講師のみなさん
後列左から 平沼亜由美さん、本山ゆうこさん、宇田川有里さん、三好麻里子さん、森山まゆこさん
本格的な配合のパンもお菓子も、ビストロならきれいに焼ける
5月某日、コトラボ阿佐ヶ谷で「パナソニックのスチームオーブンレンジ ビストロ体験会 ムラヨシ マサユキさんとパンとお菓子を楽しむ会」が開催されました。パン・お菓子に造詣が深い5人の講師のみなさんが「ビストロ・テイストテラー」として、ビストロの最新機種でリュスティックとシフォンケーキを焼き、味わいます。
「ビストロ・テイストテラーのみなさんは料理教室の講師のかたがた。僕と同業じゃないですか! 簡単すぎてもおもしろくないだろうし、今回作っていただくレシピは悩みましたよ(笑)」とムラヨシさん。
ふだん雑誌や書籍ではだれもが作りやすい、失敗しにくい配合を提案してくれていますが、今回はちょっぴりむずかしい配合にチャレンジ。リュスティックは粉と水が同量の扱いにくい生地。シフォンケーキもレモンとヨーグルト入りで、ふくらみにくい配合にしたといいます。
「ビストロの最新機種をひと足早く使ってみました。オーブンは火力が強すぎると焦げやすいイメージがありますが、熱の回りがよく、火当たりがやわらかい! リュスティックを2段で焼いても、大きな型でシフォンを焼いても、焦げや焼きムラを抑えて、きれいに焼けました。みなさんにもぜひ体験してほしいです!」
最新機種
NE-UBS10Cについて
レシピ公開
リュスティックの成形とビストロの操作に挑戦
ビストロ・テイストテラーのみなさんにも実際にパン作りをしてもらいました。まずはリュスティック生地の成形にチャレンジ。枝豆とチーズを混ぜ込みます。
チーズは好きなものを使ってOK。粉チーズでもいいですよ。具をいっぱい入れられるのが自宅で作るメリットだけど、あまり入れすぎるとリュスティックの気泡がなくなるから注意して
そろそろ予熱を……ということで、ビストロのパネル操作も体験。
タッチパネルの反応が早い!
予熱の予定時間が出るんですね。すばらしい!
予熱ができたら、2段に天板をセットしてスタート
スチーム時間は30分以内で設定可能。設定した後も、いったん解除してまた入れなおすことができます。
オーブンの設定を切らずにそのままスチーム機能を入れられるのはすごくいいですね!
30分まで設定できるのはありがたい!いろいろなオーブン料理にも使えそうです
ビストロなら、焼きムラ対策の苦労は必要なし
パンの発酵や焼き上がりを待つ間、ビストロ・テイストテラーのみなさんとムラヨシさんは、ふだん使っているオーブンの悩みや、日ごろのレッスンの話題で盛り上がりました。
私はガスオーブンなんです。焼き目をつけたくない白パンを焼きたいときも、火が強くて片側だけ焼けてしまって。途中で天板の向きを変えたり、アルミホイルを入れたり……いろいろ工夫が必要です
わかります! 私もレッスンではたくさん生徒さんがいるなかで焼き上がりに差が出るとがっかりされるので、神経をつかいます。同じ焼き上がりにするのが大変ですよね
パンは1段でしか焼けないと思っていました。生徒さんからよく「2段焼きできますか?」ときかれますが、焼きムラが出るのでおすすめしてなくて……
そうこうしているうちに、リュスティックが焼き上がりました。
「すごーーーい!!!」「途中で上下も左右も天板を入れ替えていないのに、焼きムラが気にならない」「上段も下段もきれいな焼き色」と口々に盛り上がるビストロ・テイストテラーのみなさん、拍手喝采!
ムラヨシさんのとっておきのレシピ
枝豆とチーズのリュスティック
レシピ公開
レモン風味のシフォンケーキもふんわり焼けた
リュスティックの発酵待ち時間を利用して、もう1品。ムラヨシさんのデモンストレーションでシフォンケーキを焼きました。使ったのは17cmのシフォン型。
トップが焦げてしまうので大きな型は使いにくいのですが、ビストロは火の回りが良くやさしいから大丈夫なんです。今回はレモンとヨーグルトの酸味でメレンゲがつぶれやすい生地。それでもビストロの火力で初めからしっかり加熱するから、ちゃんとふくらむんですよ
シフォンが焼き上がりました!
トップが花びらのようにきれいに割れているのが、ちゃんとふくらんだ証拠。焼き目、全然かたよっていません。大成功です!
火力が強すぎると表面が焦げやすいイメージがありますが、熱の回りが良く火当たりがやわらかいから、こんなにきれいに焼けるんですよね。マドレーヌなどの小さなお菓子も、焼けたものから取り出して……という作業をしなくても均一に火が入りそう。シュークリームの生地もきれいに焼けると思いますよ
ヨーグルトが入っているからしっとり。生クリームなしで、さっぱりと味わえます。時間がたってもふわふわでした。
ムラヨシさんのとっておきレシピ
レモンヨーグルトシフォンケーキ
プロの講師も自信を持ってオススメしたいビストロ
本山ゆうこさん
「スチーム機能がすごくよかったです。オーブンの設定を切らなくても、そのまま入れられるのが使い勝手がいいですね。ハード系のパンはもちろん、白パンもきれいに焼けそうで楽しみです」
三好麻里子さん
「スチームつきのオーブンがあると全然違うってことを生徒さんにもお伝えしたい! オーブンの発酵機能を使ってパンを作るかたも多いので、発酵が終わってから予熱に時間がかかると生地が冷えてしまうのが気になってるんです。そういう意味でも立ち上がりが早いのはいいですね」
森山まゆこさん
「ビストロなら熱の立ち上がりが早く感じました。2段焼きなら一度にたくさん焼けるから、同じ生地で具材を替えてアレンジを楽しめそう」
宇田川有里さん
「今使っているオーブンは、焼き終わった後の冷却音が大きくて耳ざわりだと感じるのですが、これは静かなところもいいなと思いました」
平沼亜由美さん
「天井がフラットで、でこぼこしていないからお手入れもラクにできそう。マカロンをきれいに焼いてみたいです。ビストロはお料理に向いているイメージがあったんですが、リュスティックがこんなにきれいに焼けるなんてイメージが変わりました!」
「今日はみなさんにビストロのよさを体験してもらえてよかったです。ちなみに、オーブンを買い替えたときは、まず天板いっぱいに生地を広げるロールケーキ生地を焼くと、どこが強いのか、オーブンのくせがわかります。クッキーや、パンなら小さいものを多めに並べて焼くのもいいですよ」
火の回りがよく、焼きムラの少ないビストロのパワーをおうちでもぜひ実感してください。
ビストロ・テイストテラー実感の声と美しい焼き上がりは動画でもチェック
プロも驚く
ビストロ「NE-UBS10C」3つのすごさ
その①
フラットヒート設計
庫内天井がフラット※なので食材までの距離が均等で、熱風を全体に均一に循環させることができます。
また、天井前側の形状の工夫により、熱風の方向が変化して、熱が届きにくい前側にも熱風が届くため、上下段・前後での焼きムラを抑えて焼き上げます。
- フラットとは丸みを帯びない直線的な形状であること。
その②
300℃まで上がるハイパワー
250℃以上も、10℃単位で小刻みに温度設定ができます。
その③
入れたいときにスチームプラス
オーブン調理中、手動で好きなタイミングで好きな時間(30分まで)、たっぷりのスチームを入れられます。
ビストロのオーブンは、開発段階で実調理の試験を何度も繰り返していて、出来栄えが合格レベルになるまで設計を見直しているそうですよ。ものづくりのこだわりのたまものですね
対象機種
スチームオーブンレンジ ビストロ
NE-UBS10C
料理/ムラヨシ マサユキ 撮影/佐々木美果 スタイリング/阿部まゆこ 取材・文/高丸昌子 動画制作/DONATURE