米をおどらせ、旨みを引き出す。「おどり炊き」


圧力IHの元祖※1、
パナソニックがこだわり続ける「おどり炊き」とは

かまど炊きのごはんがおいしいのは、大火力による激しい沸騰で一粒一粒までしっかり熱を伝えるから。芯までしっかり加熱することで、ふっくらした甘みのあるごはんに炊き上がります。
かまど炊きのような大火力と吹きこぼれるほどの沸騰を炊飯器で実現させたのが、独自の圧力コントロールによる炊き技「おどり炊き」です。
独自の技術で、爆発的な沸騰を生み出す
おどり炊きの仕組み

加圧状態から一気に減圧することで、爆発的な沸騰を生み出します。沸騰でお米がおどることにより、泡の通り道ができるので、一粒一粒にムラなく熱が伝わります。
おどり炊きの沸騰の様子
ただ圧力をかけるだけではできない沸騰を引き起こし、釜の中全体を均一にムラなく加熱します。
圧力の調節でふっくらしたごはんに
おいしいごはんを炊くコツは、炊飯の工程に合わせて火加減を調整することです。
おどり炊きなら、工程に合わせて加圧・減圧の強さやスピードをコントロールします。
炊飯工程に合わせて減圧速度を調節
―炊き上げ(前半)
炊き上げ工程の強火で炊く際には、一気に勢いよく減圧し、お米をしっかりおどらせます。
―炊き上げ(後半)
ゆっくり減圧し、ごはんの摩擦をなくすことで、食感を損なわずふっくらと粒立ちの良いごはんになります。
おどり炊きならごはんの食感も、甘みもアップ

―おどり炊き非搭載の圧力炊飯
お米が圧力によって全体的につぶされてしまい、炊き上がりにもムラが出てしまいます。

―おどり炊き搭載なら
釜底からの激しい沸騰泡で、米と米のあいだに隙間をつくることにより、ムラなく熱を伝えます。一粒一粒が立ち、しっかりふくらんだ、おいしいごはんに仕上がります。
おどり炊き有無比較※3


おどり炊きで炊いたごはんは、粘りも甘みも非搭載機種より高くなっています。おどり炊きにより一粒にしっかり熱を伝えることで、お米の旨みを芯から引き出します。
ぜひご家庭で、おどり炊きで炊いたごはんを味わってください。


おどり炊き搭載機種 ラインアップ
●医療用ペースメーカー等をお使いの方は、医師とご相談ください。
●圧力式炊飯器は内部が高圧になるため、取り扱いを誤ると危険です。取扱説明書をお読みのうえ、正しくお使いください。
※1:初号機ECJ-IH10。1992年発売。(当社調べ)
※2:炊き上がり直後の炊飯釜を島津製作所製 マイクロフォーカスX線CTシステム inspeXio SMX-225CT FPD HR にて撮影。
※3:当社従来品SR-R10B(2024年発売)と新製品SR-N310Dで比較。(1)粘り:株式会社山電製クリープメーターによる一粒法により圧縮率80%にてごはんの付着性を測定。SR-R10B:78.39N/m2、SR-N310D:81.58N/m(当社調べ)(2)甘み:ごはん1g無水物換算でHPLCによるブドウ糖総量の測定。SR-R10B:0.61mg/g(無水物換算)、SR-N310D:0.70mg/g(無水物換算)(日本食品分析センター調べ)