部屋干し対決! 衣類乾燥除湿機 vs 扇風機


部屋干しって、なかなか乾かなくて気分までどんより…。衣類乾燥除湿機も気になってるけど、どれだけ効果があるか分からないし、風を当てるなら扇風機で十分かなって…。
衣類乾燥除湿機を使って部屋干しするのって、扇風機で風を当てて乾かすのと、どう違うんだろう?

衣類乾燥除湿機 vs 扇風機「部屋干しスピード対決」を実験!
衣類乾燥除湿機と扇風機の「部屋干し対決」を実施! 部屋干しの快適さにどれだけ違いが出るのか、実験してみました。
衣類乾燥除湿機
幅広く、しっかり風を届けるワイド送風で、洗濯物を一気に乾かします!

扇風機
高原に吹くような優しい風で、部屋干しのお部屋も快適に!?

実際の実験の様子


①衣類乾燥除湿機を使った場合、②扇風機を使った場合に、それぞれ洗濯物が乾くスピードと、室内の湿度変化にどのような違いが生まれるのか実験。※1 1年のうち、最も降水量が多いのは実は9月。実験室を初期温度20℃、湿度70%に設定して、 「秋の雨の日の室内環境」を再現しました。
Q:部屋干しのお悩みは?
部屋干しの一番のお悩みは、「洗濯物の乾きが悪い(乾くまでに時間がかかる)」こと。「部屋干し臭が気になる」や、「洗濯物が邪魔になる」といった悩みに加えて、4人に1人の割合で「部屋がジメジメする」ことを気にしています。


果たして、部屋干しのお悩みをカラッと解決できる家電はどちらなのか!?


気になる「部屋干し対決」の結果は・・・
今回乾かす洗濯物は約4kg。大人1日1人分の洗濯物はおよそ1.5kgなので、大人2人分より少し多いくらいの量です。カラッと乾かすには、結構時間がかかりそうですが…。
乾燥スピードは「衣類乾燥除湿機」がダントツ!
衣類乾燥除湿機を使った場合は、2時間経った時点で半分以上、4時間後にはあともう一息、というところまで乾き、 6時間後にはカラッと乾いているのを確認!
一方、扇風機を使った場合は、少しずつ乾いてはいたのですが、10時間経っても乾ききっていませんでした・・・。

■洗濯物の残水量(残水量/スタート時の水分量)


衣類乾燥除湿機を使うと、扇風機を使うよりも断然速く乾くんだ! これなら、夜干したのに翌朝になっても乾いてない、なんてこともなさそう!
っていうか、扇風機を使っても自然乾燥とあんまり変わらないなん

衣類乾燥除湿機なら、部屋干し中の部屋の湿度も調節!
扇風機では、部屋の湿度がスタート時と比べて最大で約20%高くなり、10時間経っても湿度が10%以上高くなったまま!
対して、衣類乾燥除湿機を使った場合は運転開始から4時間を超えたあたりから、適切な湿度(40~60%)になりました。

■室内の湿度(%)


※衣類乾燥除湿機は、パナソニック独自の「カラッとキープ」モードにて運転。
室内に放出される水分量は、2リットル以上!
約4kgの衣類の洗濯前の重量と、脱水7分後の重量を比較すると、脱水後は約2.1kg重く、2リットル=500mlペットボトル4本分以上の水分を含んでいることがわかりました。洗濯物が乾くと、この水分がすべて室内に放出されることになります。

2リットルも湿気が放出されてたなんて!! 自然乾燥や扇風機だと、この水分がまるまるお部屋に…って衝撃!
でも除湿機があれば、部屋の湿気も回収してくれるから、カビや結

気になる部屋のジメジメ…。そもそも快適な湿度って?
湿度40%以下は乾燥しすぎ、ウイルスが活発になる危険ゾーン。湿度60%以上は湿度が上がるほど、カビやダニが発生しやすい危険ゾーンに。
梅雨や秋雨の時期など雨の日が続く時期は、洗濯物を干さなくても湿度60%を超えることがしばしば。そのような環境で部屋干しをすると、洗濯物が乾かないだけでなく、室内の湿度も上がり、カビやダニが発生しやすい環境を長時間保つことになってしまいます。


部屋干しには衣類乾燥除湿機を活用!
省エネ・快適・健康に配慮した住宅づくりを研究されている吉野博東北大学名誉教授の論文では、以下のことが指摘されています。
吉野 博 名誉教授によるチェックポイント
・洗濯物は、リビングの結露やカビの発生リスクになっている。
・常時換気を行ったとしても、洗濯物からの湿気の発生量に対して、換気量が不足している。
・人体に悪影響のあるカビの発生を防ぐため、洗濯物を部屋干しする際には、除湿機を積極的に使用することが望ましい。
出典:吉野博、北澤幸絵、長谷川兼一(2014)「住宅における結露・カビの発生要因に関する調査研究」 『日本建築学会環境系論文集』pp.365-371
パナソニック独自の「カラッとセンサー」でお部屋も快適に!
乾燥開始から、定期的に温度・湿度とその変化度合いをチェック。乾燥完了を見極めて自動停止します。
さらに、「カラッとキープ」モードなら、乾燥完了後、自動でお部屋を除湿。衣類への湿気戻りとお部屋の湿度上昇を抑えます。
●「カラッとキープ」モードは、予約設定操作が必要です。
●「カラッとキープ」モードは、カラッとセンサーで自動停止後、除湿おまかせモードに切り替わるため、その分電力を消費します。
衣類乾燥除湿機で、カラッと気持ちよく、快適に部屋干ししましょう!


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ライオンのお洗濯マイスターと、パナソニックの部屋干しマイスターがアドバイス!「ダメ干し」にオサラバしたいあなたに、汚れをしっかり落とす「正しい洗濯」・カラッと乾かす「正しい部屋干し」の仕方をご紹介します。
●衣類乾燥除湿機にはお部屋を冷やす機能はありません。むしろ運転中は熱を発生しますので温度が上がります。
※1.【実験条件】1.洗濯物は約4kg(バスタオル3枚、タオル2枚、靴下3組、トランクス2枚、Yシャツ2枚、Tシャツ2枚、トレーナー1枚、ジーンズ1枚、綿パンツ1枚、パジャマ2組)。2.脱水時間は7分。3.干し方は1列、洗濯物の間は5㎝程度の間隔を空ける。4.干す空間の初期温度は20℃、湿度は70%に設定 ※秋の雨の日の室内空間を想定。5.干す空間は6畳空間で、換気回数は0.5回/h ※24時間換気の空間を想定。6.いずれの手法でも10時間乾燥させる。7.使用機材と使い方 扇風機:当社製 F-CS339:最大風量、横首振りで送風する。衣類乾燥除湿機 当社製 F-YHSX120:運転モード「衣類乾燥 速乾(カラッとキープ)」、送風範囲ワイド、スイングは上固定。
※2:当社基準に基づく。室温20℃、湿度70%、部屋の広さ6畳相当の場合。1日1人分の洗濯物量(約1.5kg)の目安はこちら。