【持ち寄りホームパーティー】簡単なのに喜ばれる!おすすめ料理と手軽に楽しむコツ

持ち寄りホームパーティーについての監修:高橋ひでつう
ライター:UP LIFE編集部
2024年12月10日
食・レシピ

参加者が各自で料理を持ち寄る「持ち寄りホームパーティー」は、気軽に開催できるのが魅力です。今回はそんな持ち寄りパーティーを開催する際に、主催者やゲストがおさえておきたいポイントと、簡単なのにパーティーで喜ばれる料理とコツをご紹介します。

【意識調査】ホームパーティーは手軽さ、ラクさを求める傾向

一般社団法人日本ホームパーティー協会は、2023年から2024年にかけて、ホームパーティーにおける「持ち寄り」や「ケータリング」の意識に関する調査を実施しました。

最初に、「ホームパーティーでの『持ち寄り』についてどう思いますか?」と尋ねたところ、「楽しいからあり」と答えた人の割合は、2023年の80%からは減少傾向にありますが、2024年も60%を超えています。次の「ホームパーティーでケータリングや出張シェフを利用することについてどう思いますか?」という質問に対しては、「予算次第で興味あり」という回答が、2023年では40%を切っていたのに対して、2024年では50%近くまで上昇していることがわかりました。これらの結果から、「手軽にパーティーを楽しみたい」と考える傾向が強まっていることが伺えます。

棒グラフ:ホームパーティーでの「持ち寄り」についてどう思いますか? 「楽しいからあり」 約70~80%(2023年) 約60~70%(2024年) 「衛生的に不安」約0~10%(2023年) 約0~10%(2024年) 「悩むから面倒」約0~10%(2023年) 約10~20%(2024年) 「会費の方が楽」約10~20%(2023年) 約10~20%(2024年) 一般社団法人日本ホームパーティー協会調べ
棒グラフ:ホームパーティーでケータリングや出張シェフを利用することについてどう思いますか? 「おもてなしに集中したいのであり」約20~25%(2023年) 約15~20%(2024年) 「一部ならあり」約15~20%(2023年) 約10~15%(2024年) 「できれば手作りでやりたい」約20~25%(2023年) 約20~25%(2024年) 「予算次第で興味あり」約35~40%(2023年) 約45~50%(2024年)  一般社団法人日本ホームパーティー協会調べ

持ち寄りパーティーの魅力とは

写真:机の上に、料理やグラスが置かれている様子

持ち寄りパーティーは、主催者がすべてを準備するパーティーとは異なり、ゲストも料理を分担して持ち寄ることで、主催者の負担が減り、気負わず集まれるのが特徴です。

それぞれが持参するので、多彩なメニューを味わえるのも魅力です。市販の惣菜やデザートなら、新しいお店の発見につながります。手作り料理の場合は家庭の味を共有し、新しい調理アイデアを得ることができます。

持ち寄りパーティーを手軽に楽しむ4つのコツ

写真:グラスで乾杯をしている様子

気軽に楽しめる持ち寄りパーティーには、どのような料理を用意すればいいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

1.メニューを季節イベントやテーマで決める

写真:机の上に、季節のテーマに合わせた料理が置かれている様子

最初に、「ハロウィンパーティー」「クリスマスパーティー」「お正月パーティー」など、大きなテーマを決めるのもいいでしょう。テーマがあると、何を持っていくべきかイメージしやすくなります。

注意点としては、持ち寄るメニューがかぶらないようにすることです。特に、参加人数が多い場合、何の打ち合わせもしないままパーティーを計画した結果、お肉料理ばかりになったり、ピザやパスタ、お寿司など、炭水化物に偏ったりしてしまうこともあります。「オードブル」「お肉料理」「デザート」など、あらかじめ大まかな分担を決めておきましょう。

2.持ち寄りパーティーに向いている料理

ゲストとしてパーティーに招かれた場合、後片付けがしやすい料理を選ぶと、主催者の後片付けが楽になります。たとえば、料理を保存容器で持っていけば、パーティー後に出るゴミの量が少なくなります。同様に、耐熱皿で調理したものを持ち寄り、パーティーが終わった後にそのまま持ち帰って自宅で洗えば、主催者の後片付けの負担を減らすこともできます。

また、全員が温めなおす必要のある料理を準備した場合、順番にオーブンや電子レンジで再加熱していては、パーティーを始めるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。そのため、冷めたままでもおいしく食べられるものがあるといいでしょう。

3.手軽なフィンガーフードで作る「オードブル」もおすすめ

写真:フィンガーフード

持ち寄りパーティーには手軽に食べられるフィンガーフードがおすすめです。小さくて手でつまめるので、食事をしながらでも会話が続けやすく、カジュアルな雰囲気にぴったりです。さまざまなバリエーションを揃えることでテーブルが華やかになり、パーティーの盛り上がりにもつながります。

4. 取り分けて楽しめる「スイーツ」は種類があると良い

写真:机の上に、さまざまな種類の小さいデザートが置いてある様子

パーティーの最後には、デザートが欠かせません。大きなデザートを用意して、みんなで切り分けてもいいですし、小さいものを何種類か用意するのも、フィンガーフードと同様に、パーティーに華を添えるのでおすすめです。プチケーキ、プリン、チョコレートなど、さまざまなデザートを用意して、スイーツビュッフェのように楽しんでもいいでしょう。

パーティーの主催者側は何を準備する? 用意するものとテーブルが華やかになる料理

写真:テーブルセッティング

持ち寄りパーティーを主催することになったら、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここでは、主催者が用意しておきたいものと、パーティーをワンランクアップさせる、料理の盛り付けのコツなどをお伝えします。

パーティーの主催者側が用意するもの

写真:カトラリー

持ち寄りパーティーを自宅で開く際、必要なものは、1.食器やカトラリーといったテーブルコーディネートに関するもの、2.ドリンク、3.ゴミ袋やウェットティッシュなどが挙げられます。

パーティーのテーマが「ハロウィン」「クリスマス」など決まっているのであれば、テーマを意識した食器などを準備すると雰囲気が出ます。それ以外にも、ドリンク(アルコールが飲めない人のために、ノンアルコールドリンクやお茶、水など)も用意するようにしましょう。
また、後片付けのことを考えて、ゴミ袋やウェットティッシュも用意しておきます。ウェットティッシュは多めに準備しておくと、フィンガーフードなどで指が汚れた際にも便利です。

テーマに沿ったメニューで料理の見栄えを重視する

写真:クリスマスチキン

クリスマスなら「チキン」というように、テーマに沿ったメニューのほか、スペアリブやビーフシチューといった豪華なお肉料理も華やかさ添えることができます。盛り付けも、大皿に盛ったり、彩りのいい野菜を添えたりしてテーブルの中心に配膳すれば、より楽しい雰囲気を演出できます。

パーティーメニュー作りに大活躍!手間なく時短になる便利な調理家電

準備をする時間がない方や、手料理パーティーなのにあまり料理が得意ではないという方は、調理家電に頼ってみることもおすすめです。時間が有意義に使えたり、火加減いらずでおいしい料理がつくれたりと、持ち寄りパーティーの料理作りに大いに役立ちます。ここでは、持ち寄りパーティーメニューに活躍する、パナソニックのオートクッカー ビストロと、スチームオーブンレンジの魅力についてご紹介します。

おまかせでおいしく!オートクッカー ビストロ

オートクッカー ビストロ
NF-AC700

「オートクッカー ビストロ」は、煮込む・炒める・蒸すなど、さまざまな調理ができる自動調理鍋です。

肉じゃが 煮汁の出汁が染み渡る。 炒飯 一粒一粒ムラなく火が通る。 カルボナーラ ソースがしっかり絡み合う。 大学いも 甘みをまるごとコーティング。

調理の際の焦げ付きや、混ぜムラについても心配はいりません。鍋底をさらうように羽根を回転させ、具材をひっくり返しながら、しっかりかき混ぜてくれます。メニューに応じて、羽根を動かす速さや向きを変えるため、やわらかい具材も崩れにくく、炒め物や煮詰めまでおまかせで料理ができます。
材料をいれたら、あとはオートクッカーにおまかせ。あいた時間を身支度やパーティーの準備に充てることも可能です。

  • 一部メニューでは自動調理の途中に作業が必要なものがあります

高火力の両面グリルが、食材を裏返さずに焼き上げ!スチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジ ビストロ
NE-UBS10C

スチームオーブンレンジ ビストロの「おまかせグリル」機能を使えば、冷凍ストック品や冷蔵・常温の食材も、ヒートグリル皿に並べるだけで調理ができます。裏返しも、焼き網も不要なので、手軽に調理可能です。

ドリア 冷蔵 ベーコン・チーズ・パン粉 常温 パックごはん・野菜・ホワイトソース → おまかせで焼ける

また、オーブン機能では、メニューに適した予熱と最適な焼き時間でおいしく焼き上げます。

パン 210℃で約9分予熱 → 180℃で約13分焼き上げ クッキー 160℃で約4分30秒予熱 → 160℃で約15分焼き上げ

さらに、庫内の天井がフラット※1なフラットヒート設計で、天井と食材との距離が均等に。庫内全体に熱風を循環させ、上下段の食材に均一に熱があたります。そのため、包み込むようにムラを抑えて焼き上げます。

フラットヒート設計 庫内天井がフラット※1で、天井と食材の距離が均等

クリスマスの持ち寄りパーティーにおすすめ!簡単&絶品メニュー

先述した調理家電を使えば、どんなパーティーメニューができるでしょうか。ここからは、オートクッカー ビストロ NF-AC700とスチームオーブンレンジ ビストロNE-UBS10Cを使って作る、手軽でおいしいクリスマスにぴったりのメニューをご紹介します。

手軽に持っていける!オードブル

さまざまな種類のオードブルがあれば、パーティーの雰囲気がぱっと明るくなります。少量をちょっとずつ用意してもいいでしょう。

オードブルのおすすめメニューのひとつが、キッシュです。大きく焼いて切り分けて食べても、小さめに焼いてフィンガーフードのようにしても楽しめます。
箸休めとして、さっぱりとしたサラダチキンなどを用意するのもおすすめです。

持っていくと喜ばれる!冷めてもおいしい、メインディッシュ

ゲストとしてパーティーに参加することになったら、冷めてもおいしく食べられるメインディッシュを用意するのはいかがでしょうか。食卓が華やぐごちそうの定番のローストビーフのほか、スパイシーな香りが食欲をそそるタンドリーチキンも、調理家電で作ることができます。また、冷凍しているハンバーグのタネがあれば、それを使って煮込み料理を調理してもいいでしょう。

パーティーの主催者側で用意したい!簡単なのに豪華に見える、絶品メインディッシュ

パーティーの主催者になったら、集まってくれるゲストに感謝の気持ちを込めて、少しリッチなメインディッシュをつくってみましょう。
クリスマスのメインにぴったりなのが、ビーフシチューです。調理家電を使えば簡単に調理ができますが、まるで何時間もかけてじっくり煮込んだような味わいになるので、ゲストの方々はきっと喜んでくれることでしょう。
親しい仲間内なら、豪快に食べたくなるジューシーなスペアリブもおすすめです。

持ち寄ると楽しい!スイーツ

パーティーのフィナーレに、12月らしいお菓子はいかがでしょうか。スチームオーブンレンジがあれば、一見、焼き上げるのが難しそうなシュトーレンも、簡単に作ることができます。
また、プリンやラスクといった小さなお菓子をたくさん用意して、味付けにバリエーションを加えて楽しさを演出してもいいでしょう。特にオートクッカーで作る生ラスクは、あまった食パンで簡単に作れるのでおすすめです。

まとめ

持ち寄りパーティーの魅力は、手軽さと楽さ、そして色々な味を楽しめることにありそうです。持ち寄る料理は、気負わず手軽に、喜ばれるものを準備して、主催者もゲストも負担が少なくなる料理を選ぶといいでしょう。この記事を参考に料理を準備し、持ち寄りパーティーの素敵な時間を演出してみてはいかがでしょうか。特に時間がない場合や凝った料理に苦手意識がある場合などは、おまかせ調理や火加減なしで調理できる便利な調理家電に頼るのも良いでしょう。オートクッカー ビストロ NF-AC700、スチームオーブンレンジ ビストロNE-UBS10Cは強い味方になってくれます。料理は家電にまかせて、参加者の方々とパーティーの時間をより楽しむことに集中して持ち寄りパーティーを充実させてみませんか。

持ち寄りホームパーティーについての監修

写真:高橋ひでつう さん

高橋ひでつう

一般社団法人日本ホームパーティー協会会長、ホームパーティー研究家、元京都精華大学特任准教授
ホームパーティー研究家として商品開発やマーケティングを通し「ホームパーティーが生む楽しいコミュニケーション」を研究しメディアへの出演多数。ホームパーティー検定®︎監修。「ホームパーティーをアウトドアへ」と、ピクニック研究家としても活動中。ホテルなどの開発やプロデュース業務も行っている。

[調査概要]
調査:一般社団法人日本ホームパーティー協会 https://hpaj.org/
調査対象:20代から50代の女性
調査期間:2023年11月、2024年8月
有効回答数:100名
調査ボード:当協会のインスタグラム(1万フォロワー)などを活用

  1. フラットとは丸みを帯びない直線的な形状であること。

2024年12月10日 食・レシピ

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